2024年秋、日本女子大学からニュージーランドのオタゴ大学へ留学中の木村さん。
留学生活が始まって約半年。最初の学期の振り返りや、現地での生活の様子を聞いてみました。

授業がある日の平均的な一日のスケジュールを簡単に教えてください
月ー木
9:00ー11:00 授業
12:00-15:00 授業
Unipoと呼ばれる大学が運営するジムに週2,3で友達といったり、大きめのAssignmentがある日は図書館で勉強します。
金曜日は授業が12:00に終わるため、ランチ後ジムに行き、図書館やFlatに移ってからは食材の買い出しに行きます。
また、学校近くにカフェが集まっている通りがあるため、カフェ巡りをします。

今期おもしろかった授業や、苦手だった授業があったら教えてください
English for Otagoのコースでは、Essay・Group Workの授業が面白く、Debateの授業が一番苦戦した印象にあります。
Essayを40分ほどで書いて添削し合う授業があり、定期的に自分のWriting Skillを確認できる良い機会になっています。
Group Workの授業では、質問紙を作り、街中で配りました。日本では卒論以外になかなかこのような機会がなく、とても楽しかったです。
Debateの授業は一回しかありませんでしたが、相手の意見に合わせて即興で話すことが難しく、印象に残っています。
授業の雰囲気はどうでしたか?日本の大学と異なる点はありましたか?
English for Otago授業は常に質問がしやすい雰囲気で、3つのEssayの構成の違いについてやBibliographyの書き方など、大学の授業や課題のための授業といった印象で、本当に取ってよかったと思います。
また、大学の授業にはTutrialという講義とは別でDiscussionや質問するための授業があり、日本の大学と特に違う部分だなとかんじました。
わかる範囲で結構ですので、今期の学生さんの国籍の比率を教えてください
中国籍の子が6人、タイ国籍の子が2人、ロシア、インドネシア、ベトナム、チベットからきている子が1人ずつ、日本人が4人の計16人です。
今期、授業外で何か参加されたアクティビティ(Movie night等)はありますか?
Movie night と Christmas partyがあり、ピザやケーキなど様々な軽食が提供されました。
他のコースの人も参加しており、新しい友人を作る良い機会になると思います。
Holiday中はQueenstownに同じクラスの友人たちと旅行に行き、スカイダイビングに挑戦しました。
同じクラスの友人たちとは休暇中も頻繁にあっており、Christmas PartyやNew Year’s Countdownにも参加しました。

留学先大学にはどんな施設がありましたか?よく利用した施設があったら教えてください
Unipoと呼ばれる複合型ジムがあります。
そこではバスケットボールやバドミントン、workoutが学生ならば無料でできます。workoutのための器具がたくさん種類があり、とても楽しいです。
図書館にはダニーデンだけでも4つあり、それぞれGroup Workingスペースがあったり、カフェテリアや購買があったり、かなり充実していました。
キャンパス内にはキッチンカーがたくさんあり、そこでコーヒーやお昼を買うこともできます。
大学内に食堂(カフェテリア)はありましたか?あった場合、その料金設定はどうでしたか?
カフェテリアは数種類ありますが、どれも少し高めに感じました。
クロワッサンが6NZD、Sushi Roll Bentoと呼ばれる小さめのものが10NZDくらいだったと思います。
また、基本的に飲み物はマグで渡され、持ち歩きようのコップはないです。
マグは同じビル内なら持ち歩けるのですが、移動が多い場合はボトルを持ち歩いてそこに入れてもらったほうがいいです。
滞在先から大学までの通学はどうでしたか?交通機関等は利用しましたか?
homestayから大学まではバス20分・徒歩20分という感じでした。
クラスメイトと比べ少し遠いかなという印象です。
(2学期目からの)Flatから大学までは5分くらいですが、友人より少し近めかなという印象です。
洗濯設備はどうでしたか?
Homestay先では無料で使えたので、週2ぐらいで行い外に干していました。
Stay先によっては洗濯をすべてやってもらえることもあったようです。
Flatでは乾燥機がついており、洗剤を買ってそれを無料で利用しています。
Flatによっては外に干すこともできます。
洗濯ネットは支給されないため、自分で用意していったほうがいいと思います。
また、外干しの場合は風に飛ばされたり、急に雨が降って干し直しになったりします。
ダニーデンはすごく天気が変わりやすいです。
滞在先についての良かった点や悪かった点があれば、それぞれ教えてください
Homestay先では服や食材をどこで買えばいいかを詳しく教えてもらえるため、基本的な生活の知識が身につくためよかったです。
また、各家庭の生活スタイルを体験できるところがとてもよかったです。
ただ、食事の支給方法や内容などは家庭によりかなり異なります。
Flatは自分で食材の調達、調理などすべてやらなければならず、私のFlatは食洗器がないため少し不便に感じました。
ですが、Flatmateとはほぼ毎日1時間以上話しているので、とても楽しいです。
街の雰囲気はどうでしたか?また、治安はどうでしたか?
街の雰囲気は静かで、郊外という印象が強いです。ホームレスの人たちは頻繁に見かけますが、治安自体はかなり良いと思います。
Homestay先では窓を開けて出かけてもなにも起きないぐらい治安が良いです。
多くのお店が5時くらいまでには締まってしまうのも理由の一つだと思います。

交通の便はどうでしたか?
Beecardと呼ばれるバス専用のカードを使って、基本的に往復4NZDでいろいろな所にいけるため、良いと思います。
電車は使わず、みんなバスか車、自転車を使っており、正直車か自転車を持っていると便利でよいと思います。
休日はどのように過ごしていましたか?
友人とMallにいって買い物したり、Farmer’s Marketと呼ばれる土曜日限定の市場のようなものによく行っています。
花や野菜、pastryに肉やチーズなど、さまざまなものが売っています。
Potluck(持ち寄りパーティ)を行うことも多く、食材をお互いの家に持ち寄って料理したり、ピザなどを買って持っていきゲームしたり話したりして過ごします。
滞在先や大学の周囲にお気に入りのお店や場所があれば教えてください
Central libraryの近くにlead balloonと呼ばれるカフェがあり、そこのサンドウィッチが絶品でした。
同じ通り沿いにはカフェやアイスクリームショップが集まっており、Rob Roy やPattie’s cream dinerは現地の人も良く利用しています。
同図書館内の勉強スペースもお洒落で集中しやすくていいです。
Flatの周辺には人懐こい野良猫がおり、1日に1回は見て癒されてます。

留学開始から少し経ち、「意外」に感じたこと(留学前にイメージしていたのと違うこと)があれば教えてください
ニュージーランドは羊や海産物が有名で、現地のスーパーで買うとそこそこ高くて驚きました。
また、インスタントでもカフェでもコーヒーが予想以上に高く、驚きました。
ニュージーランドは冬が厳しかったため、夏は同じように暑さが厳しいと思っていたのですが、実際は一日の寒暖差が厳しく、1月でも20度を超える日は少なく、夏が思った以上に短くて驚きました。
留学を始めてから身についた習慣や癖のようなものはありますか?
元々わからない単語はすぐに調べるようにしてましたが、留学後はより習慣化してきたように思います。
また、ノートをとる際に最初は日本語交じりの英語でメモしていたのに対し、現在は英語で自然とノートをとる癖がついたように思います。
人前で自然体で過ごすようになったように思います。ニュージーランドの人たちは良い意味で”人前で良く見せよう”という感じがなく、私も徐々にその雰囲気に染まってきたように思います。

第2回のレポートをありがとうございます!
勉強も、現地での生活もゆったり楽しんでいるようですね。
3回目のレポートも楽しみにしています!

木村 美桜乃
こんにちは! オタゴ大学に留学中の木村美桜乃です。
大学では心理学を学んでおり、留学後は大学院に進む予定です。
食べ歩きや美味しいパンが好きで、よくカフェ巡りをしています。
NZもカフェがたくさんあり、ダニーデンのおすすめカフェ制覇に挑戦してます!