2024年8月18日(木)~9月10日(土)の期間中に開催された、春季の海外で学ぶ分野別短期研修。
その「アイルランドで学ぶコミュニケーションと文化 (Communications and Culture in Dublin) 」プログラムに参加された中山 ひなたさんからレポートが届きました!
今回プログラム参加を決めた理由は何ですか?
初海外を安心できるサポート体制のもとで楽しみたかったというのがこのプログラムへ参加した理由です。
海外経験がなかったのでこの時期にどうしても留学をしたいと思い、大学の留学フェアに行ってこのプログラムを見つけました。
行き先は他にもスペインとオーストラリアがありましたが、プログラムで連れて行ってくれるなら自分で行かなそうな国がいい!という理由でアイルランドを選びました。
現地到着後のオリエンテーションの内容や雰囲気を教えてください
到着後すぐに全体でランチに行き、そこで2週間の予定の案内を簡単にしてもらい、予定が書かれているカレンダーをもらいました。
また、スタッフの方たちを含めたLINEグループの作成や緊急連絡先の登録も行いました。
翌日の授業前に健康と安全についてのオリエンテージョンがあり、こちらは講義形式でしっかりと行われました。
現地でプログラム中のサポートは十分にありましたか?
サポートは十分でした!
緊急時の連絡先をもらっていたので安心でしたし、平日はプログラムでいろんなところへ連れていってもらえたのでアイルランドを十分に楽しめたと思います。
土日やフリーの時間の過ごし方についても現地のスタッフの方からおすすめスポットをたくさん教えてもらえるので、困ることはありません!
工場見学などで係員さんのお話を長く聞く際にも、日本人のスタッフの方が所々日本語で解説してくれたので語学の面でも安心です。
プログラム中、一番楽しかった・印象に残ったアクティビティ・イベントは何ですか?また、それはなぜですか?
Causey Farmに行ったのが楽しかったです!
牧場で色々な動物と触れ合ったり、パン作りを体験したり、伝統的なダンスを教えてもらったりとイベント盛りだくさんでした。
そして何よりBog Jumpingが楽しかったです!YouTubeで調べてみてほしいのですが、泥(植物の化石らしい)の中にダイブするアクティビティで、参加は任意ですがチャンスがあったらぜひやってみてほしいです。服は捨てることになるのでいらない長袖長ズボンで参加することをお勧めします。美肌効果もあるとか。
また、プログラムには入っていませんでしたが、有志で行ったハイキングで崖沿いを2時間半歩いた後に見た2重の虹は一生忘れられないほど綺麗でした。
プログラム中、一番楽しかった・印象に残ったフィールドスタディー(会社見学など)は何ですか?
Guinnes Storehouseの見学です。
超オシャレな内装の見学施設で超有名な黒ビールのギネスの作り方やこだわりを知ることができます。演出がとにかくオシャレなので美的感覚も鍛えられそうです。
そしてツアー後は入口でもらったチケットを使ってギネスビールを実際に飲むことができます!
注ぎたてのギネスは缶で飲むよりクリーミーで美味しいです。
ただ、一杯1pint(=568ml)で提供されるのでなかなか多いです…ハーフパイントで注文することをお勧めします。
お酒を飲まない人はもちろんジュースなども選べますよ!
プログラム中、印象に残ったゲストレクチャー(ゲストスピーカーを招いての講義)は何でしたか?それはなぜですか?
アイリッシュミュージックの講義が印象に残りました。ミュージシャンの方が実際に目の前で演奏してくれて、体験もできます。
ギターと、タンバリンのような見た目の太鼓のバウロン、袋から空気を送る縦笛のグレート・ハイランド・バグパイプ、小さな縦笛のティンホイッスルの演奏を聞くことができます。
ティンホイッスルはダブリンの街中の楽器屋さんやお土産屋さんで手頃な価格で購入できるのでお土産にもおすすめです!
英語でディスカッションまた会話する機会は多くありましたか?
授業でグループで話し合う時間が少しあるのと、アクティビティや日常生活などで現地の人や現地スタッフの方と話す機会がありました。
サポートが充実している上に一緒に留学に行っている日本人が周りにたくさんいるので全然話さないということもできてしまいます。
道を聞いたり、おすすめのものを聞いたりして自分から人に話しかけるかどうかで英語を話す機会の量は大きく変わると思いました!
最終発表(プレゼンテーション)の内容を簡単に教えてください
アイルランド人に向けた日本のPRまたは日本人に向けたアイルランドのPRです。
3〜4人のグループに分かれて英語でプレゼンをします。だいたい一人2分半〜3分ほど話すようにと言われました。
自由行動の日(土日)はどのように過ごしましたか?
前日にチケットを取ってトリニティカレッジのケルズの書を見に行ったり、入場無料の美術館に行ったり、お買い物をしたりしました。また、夜にはパブに行きました。
私はダブリンの徒歩で行ける範囲で行動していましたが、バスや電車で遠出をしたり、動物園に行ったりしている人もいました。
滞在先での生活はいかがでしたか?(設備や、自炊をどのようにしていたかなど)
泊まったアパートメントホテルはとても綺麗で快適でした!
日本のホテルに当たり前にある設備(シャンプーやティッシュなど)がないので持ち物には注意が必要です。
自炊は日本から持って行った材料や現地の安いスーパーで買った食材を使って簡単に行なっていました。
鍋やカトラリー類はたくさんあるのでかなり快適に料理ができます。友達と部屋に集まってパーティーをするのも楽しいと思います!
外食で出される一人前の量がとても多いので、外でランチをする日の夜ご飯は部屋で軽く自炊をする程度で十分かなと思いました。
現地に持って行ってよかったと思うものはありますか?また、持っていけばよかったと思うものがあれば教えてください
アイルランドは思ったより寒い!ので日本の秋に着るような服を持っていくことをお勧めします。
防寒できてフード付きの上着(防水だとなお良い)は毎日のように着ていました。天気が1日の中でコロコロ変わり、風が強くて雨が降っても10分ほどで止むので多少の雨はフードや帽子でしのぎます。
食べ物は日本人の口に合うものばかりですが、野菜不足になりがちなのでビタミン剤などがあってもいいかもしれないです。
2週間という短い期間でしたが、今回の留学先国で気づきや発見はありましたか?(文化の違いなど)
また、その国の魅力を教えてください
アイルランドと日本は細かな違いがたくさんありました。
特に歩行者用の信号が日本と違って慣れるまで大変でした。赤青黄の3色あるのですが、黄色の時間の方が青色の時間より長いのです。青が一瞬で終わるので焦ってしまいます。また、押しボタン式信号ですが押してもなかなか変わらないので無視して渡っていく人が多いです。
ダブリンの街並みはThe・ヨーロッパという感じでついてすぐの頃はひたすら写真を撮っていました。
お店の外壁が花で飾り付けてあったり扉の色がカラフルだったりと歩いているだけでテンションが上がります。
二段のバスは降り逃しそうになりますがとても景色がいいです!
また、治安も良く店員さんもフレンドリーで優しいので安心して留学できる国だと思います!
現地でお気に入りのお店や場所はありましたか?
ホテルの近くにあったThe Christchurch Innというパブのクラムチャウダーがとっても美味しかったです。
滞在の終盤で行ったので一度しか行けませんでしたがアイルランドにもう一度行く時にはぜひ訪れたいです。
現地のスタッフから、リーダーとして何か任されたこと、依頼されたことはありましたか?
またはご自身でリーダーとして何か行動されたことはありましたか?それはどのようなことでしたか?
出発前のZoomオリエンテーションの際にLINEグループを作ったことと飛行機が到着したらメールを送ることくらいでした。プログラム中は特にリーダーとしての仕事はありませんでした。
自主的には、出発前に作成したLINEグループで改めて自己紹介をを呼びかけたり、プログラム中にお店などの情報共有を呼びかけたりしました。
今回のプログラム参加経験は、ご自身に何か影響を与えましたか?
海外への興味や英語学習の意欲が高まりました。
最後に、分野別短期研修への参加を考えている方にメッセージ(お勧めポイントなど)をお願いします!
海外へ行くことに不安があっても2週間ならなんとかなりますし、サポートやプログラムが充実しているので短い期間でも大満足な留学ができます!
留学したいなと思った時にすぐ申し込んでみてください!