2023年2月19日(日)~3月5日(日)の期間中に開催された、春季の海外で学ぶ分野別短期研修。
その「アイルランドで学ぶコミュニケーションと文化 (Communications and Culture in Dublin) 」プログラムに参加された岩城 裕大さんからレポートが届きました!
今回プログラム参加を決めた理由は何ですか?
もう一つ選択肢にシドニーがあったが、オーストラリアは自分でもいけるだろうと思いこのような機会でしかいけなさそうなダブリンへの渡航を選択した。
現地到着後のオリエンテーションの内容や雰囲気を教えてください
オリエンテーションは元々それ用の時間が設けられていたが、実際渡航前のセッションや説明資料に十分書いてあった上こちらも着いたばかりでまだ何かを質問できる程現地についてわかっていなかったため、希望者のみのzoomガイダンスのみという形になったが、実際誰も参加はしていなかった。
現地でプログラム中のサポートは十分にありましたか?
現地のコーディネーターはとても親切であり、平日休日共に連絡もまめにくれていたため常に安心の下行動することができた。
また、日本人通訳さんには言語の面でのサポートだけでなく私たちのメンタルヘルスの面でも十分にサポートしていただきとても助かった。(とても親切に、そして気さくに接していただき、友達のような感覚でお話しすることができ、本当に楽しい時間を過ごすことができた)
オリエンテーションや現地でのサポート等について、もっとこんな内容があればよかったなど改善できる点があれば教えてください
体調を崩した時にすぐに相談できる日本人スタッフがいると心強いと感じた。
病院への行き方もわからない中自分の症状を英語で上手く説明することすら不安を感じてしまう状態だとかなり苦しいと思う。
プログラム中、一番楽しかった・印象に残ったアクティビティ・イベントは何ですか?また、それはなぜですか?
causy farmへのワンデイトリップは現地の名物であるソーダブレッドを実際に自分の手で作るという本当にそこでしかできない経験ができたためとても印象に残っている。
また、動物にも多く触れることができた上農場のガイドさんがとても陽気な人で、一日で二日分くらいの満足感を得ることができた。
プログラム中、一番楽しかった・印象に残ったフィールドスタディー(会社見学など)は何ですか?
ダブリン城でのツアーはそれ自体の荘厳な雰囲気に加えて、わかりやすいガイドさんの説明から得られるそれらの歴史的意味にも非常に圧倒された。
自分たちの滞在しているホテルから徒歩10分と自力で辿り着きやすく、まだ現地の大体の地理がわかっていないプログラム2日目に相応しいロケーションでもあったためとても印象に残っている。
プログラム中、印象に残ったゲストレクチャー(ゲストスピーカーを招いての講義)は何でしたか?それはなぜですか?
アイリッシュミュージックについてのレクチャーは実際に目の前で演奏を披露してくださったり、生徒側も歌で現地の音楽に参加することができたりと貴重なアイルランドの文化に深く触れる機会となったため印象に残っている。
英語でディスカッションまた会話する機会は多くありましたか?
現地の人間との会話があるかどうかは自分の積極性次第であるが、授業に限っては思っていたよりも講義を聴いているだけの時間が長く、1時間半中20分くらいしかグループディスカッションの時間はなかったので少し残念だった。
ただ授業の内容自体はかなり面白かったため内容に不満があるわけではない。
最終発表(プレゼンテーション)の内容を簡単に教えてください
日本人観光客をアイルランドに連れて行くための紹介プレゼン
自由行動の日(土日)はどのように過ごしましたか?
土曜日はバスや電車を使ってダブリンから1時間くらいの港町であるhowthへと足を伸ばし、日曜は現地のバスツアーに申し込んで車で3時間半ほどかかるモハーの断崖に行った。
アイルランドは日本ほど交通網が発達していないため遠くの街へはバスツアーを利用した方が時間的効率がいいと思う。
滞在先での生活はいかがでしたか?(設備や、自炊をどのようにしていたかなど)
10日間中5日間は自炊をしたが、現地の物価を考えると色々なものをいちから揃えようとすると返って外食よりも高くつく可能性が高いため素直に外食することを勧める。(現地の料理を楽しむことは安く済ませることよりも大切だと私は思う)
洗濯は乾燥機まで使うと一回8€もかかってしまうが、部屋に洗濯物を干すスペースはほぼなかったため乾燥機は必須であると考えられるのでできるだけ洗濯は少ない回数で済ませられるようにした方がいいと考える。
また、ホテルには一階にラウンジがあり、留学の仲間たちと談笑する機会を確保するのに大活躍であった。
現地に持って行ってよかったと思うものはありますか?また、持っていけばよかったと思うものがあれば教えてください
館内で移動用のサンダルがあればかなり便利だと思う。
また、ハンガーの数は2人で使うには少ないため個人でハンガーを持っていくといいと思う。
ただし基本的に足りないと感じたものは現地でも日本でも流通しているものを買うことができるため、そこまで気負うことはないと思う。
2週間という短い期間でしたが、今回の留学先国で気づきや発見はありましたか?(文化の違いなど)また、その国の魅力を教えてください
一番の文化の違いは、交通ルールがアバウトなところであると考える。
車が来ていなければ赤信号でも平気で渡るし、それで実際轢かれかけている人もたくさん見てきた。その辺の感覚の違いを感じるのはとても楽しかった。
また、人間が皆親切で陽気であるため街中でおすすめのパブやカフェを聞いても快く答えてくれる人が多かった。
今回のプログラム参加経験は、ご自身に何か影響を与えましたか?
英語を話すことの楽しさを再認識したため長期留学に挑戦してみたくなった。
最後に、分野別短期研修への参加を考えている方にメッセージ(お勧めポイントなど)をお願いします!
ダブリンはこんな機会でないとなかなか足を運ぶことがない場所である上、とても治安が良く景観もいい街なのでおすすめです。
たまの授業で扱う内容も何ら難しいものではないので、プログラムのタイトルに身構えず、どの街を観光してみたいかで行先を選ぶといいと思います。
レポートとたくさんのお写真をありがとうございます!
他の参加者の方からも、所属大学も学年も超えて仲良くなれたのもよかった!とご報告を頂いていますが、どの写真でも皆さん楽しそうでよかったです!
これからも応援しています!
岩城 裕大
2023年春季の海外で学ぶ分野別短期研修グローバルアンバサダー。千葉大学からアイルランドで学ぶコミュニケーションと文化 (Communications and Culture in Dublin) に参加。