アイルランド留学中に食べたい地元料理6選

ダブリンのパブ

アイルランドでの海外留学という冒険の中で、美味しいアイルランド料理を味わってみませんか?

地元の食材を購入して調理し食べることは、その国の地域文化を知る上でとても良い機会になります。

アイルランドには彩り豊かな食の歴史があります。新しい料理を発見し、アイルランドの文化と食への愛を深めてください!

 

ダブリンコドル
ダブリンの肉じゃがことダブリン・コドルの写真

 

ダブリンの人々にとって冬の定番料理であるコドルは、ソーセージとジャガイモを使った鍋料理です。その始まりは1700年代後半の最初のアイルランド飢饉がきっかけでした。

もともと余った食材を使い切るために作られた料理のため、決まったレシピはありませんが、一般的なコドルには、薄切りベーコン、スライスソーセージ、食べやすい大きさに切ったジャガイモ、スライス玉ねぎが入ります。コドルは、朝早い時間に鍋で調理し、後で温め直して食べることができるため、重宝されてきました。

アイルランド国立大学ダブリン校に留学中にコドルを試すなら、テンプルバーのThe Quaysに足を運び、ギネスビールと一緒に注文してみましょう。

以下のレシピを参考に友達と一緒に作って、コトコト煮込む間にお互いの食文化について話してみるのも楽しいですよ!

 

 

 

リムリックハム
リムリックハムのイメージ画像

 

リムリックは、ジュニパーの実や枝を使って燻製にした独特な塩漬けハムの産地として知られる都市です。

1900年代には豚肉とベーコンの産業が盛んだったことから「ピッグタウン(Pigtown)」という愛称が付けられました。現在も、リムリックは高品質な肉の産地として世界的に知られています。

というわけで、リムリック大学に留学を予定されている方は、サンドイッチに地元名物の柔らかいハムを挟めば、地元の文化やリムリックの人々を身近に感じることができるでしょう。

そしてぜひ、受賞歴のあるO’Connells Butchersに足を運んでみてください。リムリックハムの製造風景が見られるかもしれませんよ!

 

 

アイリッシュシチュー
アイリッシュシチューとギネスビール

 

1800年代にアイルランドの農民食として生まれたボリューム満点のシチューで、現在ではアイルランド料理の象徴となっています。

現代のアイリッシュシチューは、ラムあるいはビーフとたっぷりの野菜を入れて作るのが一般的ですが、かつてのアイリッシュシチューに入っていたのは、マトン、玉ねぎ、ジャガイモのみでした。

現在、アイリッシュシチューは、リムリックとダブリンを含むアイルランド全域のパブやレストランで提供されています。寮やステイ先にキッチンがあれば、アイリッシュシチューを自分で作ることはそんなに難しくありません。

参考レシピ:

 

 

ソーダブレッド
ソーダブレッド

 

アイルランドの家庭で定番のソーダブレッドは、重曹(重炭酸ソーダ、ブレッドソーダとも呼ばれる)を使って作る、手軽でシンプルなパン。バターやジャム、紅茶との相性が抜群です。

ソーダブレッドの歴史は、1836年にロンドンの雑誌が大飢饉によるジャガイモの不足を伝えた記事の中で、このパンを取り上げたことに始まります。食べるものが不足した事態、ソーダブレッドはジャガイモに代わるものとして瞬く間に市民権を得ました。

ソーダブレッドの一般的な材料は、小麦粉、塩、重曹、バターミルクです。自分で焼いてみたい方は、

このあたりのレシピを参考にしてみてください。

アイルランドの多くのベーカリーやスーパーマーケットで、ブラウン、ホワイト、スイート、セイボリーなど、さまざまな種類のオリジナルソーダブレッドが販売されています。

 

 

アイリッシュ・フル・ブレックファスト
アイリッシュ・フル・ブレックファスト

 

イギリスとアイルランドやオーストラリア、ニュージーランドなどイギリスの支配下にあった国々でよく知られているのが、大きなお皿にたっぷりの食材が盛られた「Big Breakfast」と呼ばれるワンプレート料理。カリっと焼いたトーストや目玉焼き、ポテト、マッシュルームやベーコンなど共通の食材があるのはもちろん、それぞれの国によって微妙に違うのが面白いところです。

アイリッシュ・フル・ブレックファストの特徴は、やはり「ブラック・プディング」という豚の血を使ったソーセージやソーダブレッドが含まれていることでしょう。元々アイリッシュ・フル・ブレックファストは農場で働く人たちのために作られたもので、お腹を満たして一日の仕事に備えることを目的としています。地元の食材や自家製の食材をフライパンでたっぷりのアイリッシュ・バターで炒めているので、すぐにエネルギーをチャージすることができます!

 

 

フィッシュアンドチップス
フィッシュアンドチップス

 

こちらもイギリスの影響を受けた国々を中心に根付いた料理で、とくにパブ文化が盛んなアイルランドでは人々の生活に欠かせない一品となっています。

フィッシュフライを作る際には小麦粉を卵や水で溶いたものを使って衣をつけますが、アイルランドではやはりギネスビールを混ぜるお店が多いです。あのきめ細かい泡がカリっとした触感と少しの苦みを生み出し、よりよいお酒のお供になるとか。

フィッシュフライは白身魚を使って作られますが、タラやメルルーサなど地域や店によって違う魚を使っており、かなり味や触感が異なります。いろいろなお店で食べ比べをしてみるのも面白いですよ!

 

 

 

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