2024年秋、日本女子大学からアイルランドのリムリック大学へ留学中の佐々木さん。
留学を決めたキッカケや留学準備、現地到着後の心境などをレポートしてもらいました!
留学を決めたきっかけは何でしたか?
留学を決めたきっかけは将来英語を使って仕事がしたいという漠然とした思いからです。
私は特別頭がいいというわけではないのですが、教科の中では英語が得意だったのでした。
大学生になると英語の勉強をやめてしまう人が多いです。私は自分の英語が少し得意という長所を潰しちゃいけない!と思い留学というものを意識し始めました。
その時点では将来の夢など決まっていませんでしたが、英語が話せるようになれば将来何がしたいのかという選択肢も増やせると思っています。
今回の留学先を選んだ理由や、留学先を選ぶ際に重視したことを教えてください
アイルランドのリムリック大学を選んだ理由の一つ目は、ヨーロッパにある英語圏だからです。
初めは費用の面からアメリカの大学を希望していたのですが、自分の専攻がファッションで西洋美学ということもありヨーロッパに留学し、美術館や街並みをみてみたいという気持ちが強くなりました。
二つ目は金銭面です。
予算や円安の影響でイギリスは無理だったので予算内だったアイルランドのリムリック大学を選びました。
三つ目は安全性です。アイルランドは世界で3番目に治安の良い国と言われています。
実際に生活してみて、他の国と比べ人は穏やかで身の危険を感じることはとても少ないと思います。
留学の準備はどれくらい前から始め、どのように情報収集をされましたか?
大学1年生の頃から長期留学に行きたいと思っていたので英語学習はコツコツとしていました。
一般的に長期留学をするのは大学2年生や3年生からが多いです。しかし、私は親に教職を絶対取るようにと言われていました。教育実習が終わるまで長期留学に行くことはできないので、大学4年生の9月から留学し卒業を一年遅らせる珍しいタイプの留学生です。
なので1年から3年の前期までは英語と学科、教職の勉強を両立していました。
3年の春には英語力を向上させるためアメリカのニューヨークに1ヶ月間大学のプログラムを通して語学留学に行きました。
3年の9月ごろからIELTSを受け始め、10月に出願準備、出願といった流れでした。
実際に留学先大学に到着してみて、留学先の印象はどうですか?渡航前と何か違いますか?
大学のあるリムリックは田舎です(笑)
アイルランド自体落ち着いた雰囲気で、シティというよりか自然を楽しむところだとおもいます。
リムリック大学はリムリックのシティからバスで20分ほど離れたところにあります。欲しいものがあればすぐ手に入るので日常生活で困ることはありませんがエンタメや遊ぶところは少ないと思います。
リムリック大学自体はとても広くキャンパス内の移動も時間がかかります。
大学内にはレストラン、小さなスーパーなどがあるので食べ物に困ることはありません。
大学の周りにエンタメや遊ぶ場所がないからこそ、人との深いつながりを作れそうだとは思いました。
留学先大学のオリエンテーションについて教えてください
オリエンテーションは1週間にわたって行われました。基本的には対面でのイベントが多かったです。
初めはリムリック大学とリムリックについて説明を受けました。
キャンパスツアーでは現地の生徒が約10人のグループに対してキャンパス内を移動し説明してくれました。
授業に関しても説明があっただけでなく1週間のうち4回くらい履修を相談できるイベントがありました。
他にもSpeed FriendingやTraditional music nigiht、campus run, ビンゴ大会など留学生がアイルランドの文化を知ると同時に友達を作りやすくするイベントをたくさん開催していました。
ビザに関しては、アイルランドは3ヶ月以内であればビザは必要ありません。私は9ヶ月滞在するのでIRPカードというのを作らなければなりません。今年からリムリックにある営業所がなくなりダブリンまで作りにいかなければならないようです。
予約は電話で自分で行い、登録しに行きます。
予約が取りづらいので説明を受けたらできるだけ早く電話をして予約を取ることをお勧めします。
日本から現地滞在先までの道のりはどんな感じでしたか?
残念ながら、日本からアイルランドへの直行便はありません。
乗り換えが一番少ないのは東京からロンドン、アイルランドという道のりですが、私は旅費を抑えたかったので成田からフィンランド、ロンドン、アイルランドと乗り継ぎをしました。
その結果、乗り継ぎ時間も合わせ25時間という長旅になりました(笑)
東京からフィンランドへの飛行機が13時間と最も長かったのですが、なぜか私のモニターだけつきませんでした。何度かついたのですがそれでも止まってしまって12時間くらいモニターなしで過ごしました。
歯磨きを忘れる、フィンランドからの乗り継ぎでネックピローをなくす、SIMがつながらない、飛行機が遅延するなどなどトラブルは多くありましたが、どれも海外ならではのことなのでとても楽しかったです。
現地空港に到着した時の気持ちは早くお風呂に入りたい、でした。
渡航先ではどのような通信サービス(Simカード等)を使用されていますか?
事前に購入していたe-SIMが全く繋がらず、渡航してから5日ほどSIM無しで過ごしていました。
その後、留学先で出会った友達に教えてもらったThreeという会社のSIMを使っています。
ヨーロッパ全域で使えて1ヶ月20ユーロ払っています。お勧めです。
第1回レポートをありがとうございます!
教職と並行で留学準備を……!すごい!そして実現されているのがすごい!
留学したいけど教員を目指していて……という方、実は結構いらっしゃるので素晴らしいロールモデルだと思います。
長時間のフライトをトラブルを含めて楽しまれているのも最高です!
第2回も楽しみにしています!
佐々木 遥
こんにちは!佐々木遥です。
大学では家政学部被服学科に所属し、西洋美学を専攻しています。
趣味はファッション、アニメ、漫画、映画など日本のポップカルチャーが大好きです。
参考になる留学情報を届けられるよう頑張ります!