2024年秋、日本女子大学からアイルランドのリムリック大学へ留学中の佐々木さん。
2学期目の様子や、学期間のホリデーの過ごし方などについて伺いました!
おもしろかった授業や、苦手だった授業があれば教えてください
今期のおもしろかった授業はMagazine Journalism and Advanced Layout Designという授業です。
この授業では英語での記事の書き方を学び、クラスでひとつのマガジンを作りました。
実際に、自分が興味のある事柄の特集を組み、英語で記事をかきました。授業内ではその記事に関してクラスメイトとアドバイスをしあったり、記事を書くにあたり、インタビューの方法やCanvaを使ったレイアウトデザインにも取り組みました。
一人で黙々と作業をする時間もありましたが、基本的には話し合いの時間が多く、毎回の授業緊張していました。
しかし、最終的には自分の特集した記事が雑誌に載り、留学期間中にみんなで協力し形として残るものを作ることができて楽しかったです。

(授業で作成した雑誌記事)
一方で苦手だった授業がconsumption and Consumer culture というマーケティングの授業なので専門用語や今まで触れたことのない難しい単語が出てきてなかなか授業中に理解をするということが大変でした。
なので事前に予習してわからない単語を明確にして授業に行っていくようにしていました。
授業の雰囲気はどうでしたか?
授業によりますが、Journalismの授業はみんなで作業して一つの雑誌を作るということもあって、和気あいあいとしていました。
一方で講義型の授業は教授の話を一方的に聞くことが多かったです。
Spanishの授業も取っていたのですが、そちらでは授業に積極的に参加することが求められ、授業中は質問があったらその場で聞き、疑問点をみんなでなくしていくという特徴がありました。
わかる範囲で結構ですので、今期の学生さんの国籍の比率を教えてください
二学期目は留学生が多く帰ってしまい、国籍の比率はアイリッシュが多かった印象があります。
言語系の授業は前期同様、留学生はほとんどいませんでした。
受けていた授業で私の知る限りアジアからの生徒は私を含め一人か二人でした。
・Journalism and Magazine 計40名 日本1人、インド1人、ヨーロッパ諸国4人、アメリカ・カナダ3人 他アイルランド
・Spanish 計20人 日本2人、アメリカ1人、他アイルランド
今期、授業外で何か参加されたアクティビティ(Movie night等)はありますか?
今期はcraft societyへの活動を活発に行いました。
Tennis Societyにも参加していたのですが、冬はひがくれるのが早く、履修の時間と重なっていることもあってなかなかいくことができませんでした。
学外の活動として年に一度開催されるExperience Japan Dublinという日本のイベントにボランティアとして参加しました。
アイルランド大使館の方とお話しできる機会があったり、現地の日本に興味のある方と交流ができて楽しかったです。
このイベントで一番嬉しかったことは大阪万博のマスコットキャラクターのミャクミャクに会うことができたことです!

滞在先から大学までの通学はどうでしたか?交通機関等は利用しましたか?
私の住んでいる寮のPlassey Villageは大学のメインキャンパスまで徒歩で移動することができます。
約15分ほどです。
滞在先についての良かった点、悪かった点があれば教えてください
私の住んでいる寮はPlassey Villageといい、リムリック大学の中で一番安いプランの寮でした。
私の家は8人のシェアハウスで、一階に4人、2階に4人住んでいます。
部屋には洗面台はありますが、シャワー・トイレは同じ階の人と共有していました。
最初の頃は慣れず大変に感じていましたが、シャワーの時間が被るということはなく、快適に過ごせるようになりました。
ただし、注意点としてキッチンやシャワールームなど掃除当番を決めないと誰が掃除するのか、トイレットペーパーや洗剤を補充するのかなどトラブルになりやすいです。
私の家ではシェアメイトが積極的に当番を決めてくれたおかげでお互いに思いやりを持って共有するものをきれいに保てていたと思います。
また、Plassey Villageの良い鐵はグローサリーストアに近いことです。
友達から話を聞いた限り、他の寮の近くにはないそうです。
徒歩で片道15分ほどかかりますが、一番近い寮であったと思います。

授業のない日や週末は、主に何をして過ごしていますか?
できるだけ外に出かけるようにしていました。
予定がない日は授業の予習、復習の時間に当てたり、就活をしていました。
私は首都のダブリンに友達が住んでいたので、ダブリンに行くことが多かったです。
日本ほどエンターテイメントは充実していないので映画を見に行ったり、Phenix parkに散歩によく行っていました。
リムリックはアイルランドの真ん中に位置しているので、DublinのHowthやKerryのKillarneyなどデイトリップに行くことができました。

学期間の長期休暇はどのように過ごされましたか?旅行等はされましたか?
長期休みではヨーロッパを旅行しました。
まずはオーストリアのヴィエナに友達と行き、イギリスのエディンバラとロンドンに1人旅をしました。
その後、日本からきてくれた友達とフランスのパリ、リヨンとイタリアのミラノ、フィレンツェ、ローマと旅をしました。
その後はUL(リムリック大学)でできた友達とスペインで待ち合わせをし、マドリード、バルセロナを旅しました。
一度アイルランドに戻り、その後デンマークのコペンハーゲンにも行きました。限られた時間と予算でヨーロッパを楽しむことができました。

一学期目と比べて、自分の中でなにか変化はありましたか?
一学期目より授業の内容がわかるようになりました。
自身のリスニング能力とスピーキング能力が上がっていることを友達との会話や授業で実感しました。
また、授業に慣れて楽しむことができるようになりました。
一学期目は授業についていけないことを恐れて、グループワークやプレゼンテーションがある授業を避けていましたが、二学期目では自分がほんとに興味のある授業を取りました。
そのおかげで授業を楽しいと感じることができました。
留学先に持ってきてよかったものはありますか?
持ってきてよかったものは洗濯ネットです。
寮の洗濯機の勢いがすごくネットに入れないと服がすぐに傷んでしまいました。ま
た、撥水加工のある靴とジャケットです。
アイルランドは聞いていた通り、雨の日がものすごく多いです。
雨が頻繁に降りすぎるので折り畳み傘をさすのも億劫になってしまいます。
実際に現地の生徒はちょっとの雨なら傘はさしません。
そういう時は撥水加工のされたジャケットやジャンパーが役に立ちました。
特にフード付きがいいと思います。
学校内で気に入った場所や施設などはありますか?
学校内でお気に入りの施設はUL Sport Arenaです。
リムリック大学のスポーツ施設はすごく充実しています。
私は授業終わりにGymを利用して身体と心をリフレッシュさせていました。
(Magazineの授業で使用したヘッドショット)
第3回のレポートをありがとうございます!
授業からボランティア、ヨーロッパ旅行まで、日々アクティブに活動されていますね!
次回、最終レポートも楽しみにしています!
佐々木 遥
こんにちは!佐々木遥です。
大学では家政学部被服学科に所属し、西洋美学を専攻しています。
趣味はファッション、アニメ、漫画、映画など日本のポップカルチャーが大好きです。
参考になる留学情報を届けられるよう頑張ります!