大学では、ほとんどの教授がノートを取ることを勧めています。
好むと好まざるとにかかわらず、ノートを取っておけば、のちのちテストや宿題のための復習をする際に役立ちます。
ここではノートの取り方を三つご紹介するとともに、ノートを取ることが楽しくなる方法もあわせてご紹介します。
アウトライン・メソッド

この方法はおそらく最もシンプルで、大学生の間で最も一般的なノートの取り方です。これは、ノートの構成に重点を置き、箇条書きで要点をまとめる方法です。
通常、メイントピックを最初に箇条書きで書き出し、その下にサブトピックを書きます。
アウトライン・メソッドの良い点は、講義の要点を論理的に整理できることです。また、シンプルな方法のため授業に集中しやすい、復習や編集の時間を短縮できる、ノートをきれいにまとめることができる、といった利点もあります。
コーネル・メソッド

この方法は、ページのレイアウトが他の方法と異なります。ノートを取り始める前に、まずノートの紙面を3分割または4分割します。
ページの一番上にタイトル、縦に線を入れた左側のセクションにキーワードや質問、右側の広い部分に主要なポイントを記入し、下段には要約を書き入れます。
この方法を使うと、すっきり整理されたノートを作れるため、たいへん便利です。記入内容をセクション分けするので、主要なポイントや要約などがどこにあるかをしっかり把握できます。
ボックス・メソッド

三つ目は、ノートに取る内容ごとにボックスを作り、分けて記入する方法です。関連する内容はすべて一つのボックスの中に記入します。
ボックス・メソッドは、特にタブレットでノートを取ることが好きな学生に好まれますが、タブレットが必要というわけではありません。紙とペンでノートを取る場合にも使える方法です。
ノートを取る方法を三つご紹介しましたが、常に紙とペンを使うのはつまらないと感じることもあるでしょう(教授からの指示である場合は仕方ありませんが)。
多くの場合、学生はノートパソコンやタブレットを使ってノートを取ります。
たとえば、デジタルデバイスでGoogle ドキュメントなどのアプリを使ってノートを取り、仲間と簡単に共有、編集、共同作業ができるようにするとよいでしょう。また、iPadで使える「GoodNotes」というたいへん人気のアプリもあります。
海外留学中、大学の授業でノートを取ることはとても重要です。
授業内容が理解しやすくなり、授業中の勉強効率も上がります。