2022年の春からアイルランドのリムリック大学に留学中の
SAFグローバルアンバサダー、柳下 巳治さんから第2回目のレポートが届きました!
留学生活が始まって約半年。最初の学期の振り返りや、現地での生活の様子を聞いてみました。
今期おもしろかった授業や、苦手だった授業があったら教えてください
決められた時間内に与えられたテーマについてとにかく喋るという練習があり、それは特に面白かった印象があります。
文法などは気にせず、止まらずに喋り続けることはspeakingを練習する上で重要であり、楽しくまた中身のある授業だったように思います。
また、環境問題や政治についてのディスカッションの授業は、日常生活で使わない単語が求められるため苦手でした。
授業の雰囲気はどうでしたか?
この期間の授業は9時から13時までの2コマでしたが、担当の先生は日ごとに変わることが多いため、授業が退屈になることはほとんどありませんでした。
先生は変わりますが、先生側で進行度を共有しているため、内容がかぶることはなく、各先生の特徴が反映された個性的な授業が多かった印象があります。
基本的にテキストに沿って授業は進みますが、クラスの人数が少ないこともあり、各個人の課題に合わせた授業内容の時もありました。
わかる範囲で結構ですので、今期の学生さんの国籍の比率を教えてください
時期によって人数が変わりますが、基本的に日本人2人と、Holidayに英語を学びにくるフランス人や、他にもペルーやサウジアラビア、中国からの学生もいました。
今期、授業外で何か参加されたアクティビティはありますか(Movie night等)
大学の学部期間中は、学生クラブのタグラグビーチームに所属していました。
練習は週に1、2回で時間は夜なので授業との両立は容易で、大学の夏休み期間にも試合があり、少ない回数ですが練習や試合に参加していました。
今期はまだコロナウイルスの影響で留学生が少ないこともあり、学校開催のアクティビティはほとんどなく、自分から行動を起こす必要があるように感じました。
大学にはどんな施設がありましたか? その中でもよく利用した施設があったら教えてください
大学としての施設が充実していたことに加え、キャンパス内に図書館やいくつかのレストラン(夜はパブ)、小さなスーパー(コンビニのようなもの)があり、また運動施設も充実していました。
多くのグラウンドや、また体育館やジム、プールが一体となったSport Arenaがありよく利用していました。
体育館は、事前に予約しお金を払えば、バトミントンやフットサル、バスケができます。キャンパス内にあるレストランは、お昼ご飯を買うこともあれば、夜はパブとしてお酒を提供していたので週末に友達と飲みに行くこともありました。
食堂(カフェテリア)はありましたか? またその料金設定はどうでしたか?
キャンパス内のメインビルディングには食堂があり、そこにはSubwayやStarbucksもありました。ですが、大学の夏休み期間は休業していました。
他にも、いくつかのカフェやレストランがキャンパス内にあり、上で記したようにレストランでランチを買うことができます。ランチであれば10ユーロ以内で収まるため、比較的リーズナブルでした。
毎日買うのはお勧めできませんが、テイクアウトもできるため時々利用することがありました。
滞在先から大学までの通学はどうでしたか? 交通機関等は利用しましたか?
私の場合は、最初のホームステイ先から学校までは歩いて40分ほどでした。
バスも通っていましたが、大学に行くには乗り換えが必要だったので行きはほとんど歩きでした。
40分と聞くと長いように感じますが、1ヶ月もすると不思議と慣れるので苦に感じることは途中からほとんどありませんでした。それまでは少し大変でした。
帰りは近くまで乗り換えなしでバスが通っているので、夜に帰る時や雨の日は利用していました。
滞在先についての良かった点、悪かった点を教えてください
この期間は基本的にホームステイなので、食事が提供されます。
好き嫌いはあると思いますが、苦手なものが出された時は直接伝えれば変えてくれるので、その点は良かったと思います。
また、食事を作る必要がないので他のことに時間を使える反面、旅行などに出かけご飯が必要ない時は連絡しなけらばならないので少し大変な一面もありました。
また、家庭によって差はあると思いますが、私の場合、洗濯が週に1度だったので着るものに困ることも時々ありました。
ですが、ホームステイはホストファミリーとの会話の機会があるのでその日学んだことのアウトプットの場でもあり良い点も多くあります。
滞在先の街の雰囲気はどうでしたか? また治安はどうでしたか?
大学が街から少し離れていたこともあり、その分、街は賑やかだった印象があります。
週末になると多くの人で賑わいますが、平日はそこまで多くの人がいるわけではありません。
基本的に治安は良く、身に危険を感じたことはありませんが、海外ということもあり、日が落ちる時間に街にいる時は少し気を配っていました。
安全な街ですが、中には変わった人もいるので少し注意が必要です。
休日はどのように過ごしていましたか?
土日は授業はないのでその2日を利用してダブリンや他の都市を観光したり、街のお祭りに参加することもありました。
夏前はスポーツが佳境を迎えるシーズンなので、その放送をパブでお酒を飲みながら見るのも楽しみのひとつでした。
のんびりと家で過ごすこともありましたが、2日あるのでなるべく外に出かけるように心がけていました。
交通の便はどうでしたか?
街への移動はバスを利用しました。
バスの本数はそこまで多いわけではなく、また時間通りに来ることの方が珍しいですが、とても安く移動できるので良く利用していました。
他の都市に行く場合もバスが一番便利でした。
電車も通っていますが、本数が少なく料金もバスの方が安かった印象です。
アイルランドからのレポートをありがとうございます!
アイルランドやイギリス、オーストラリアと言えばやはりパブ文化!大学構内にパブがあるのって面白いですよね。友達と楽しく飲めるだけではなく、パブ飯(安いステーキやチキンシュニッツェルなど)があるのも嬉しい!
留学期間も残り半分。次のタームも楽しみですね!
第3回のレポートもお楽しみに!
柳下 巳治
2022年の春学期スタートのSAFグローバルアンバサダー。慶應義塾大学からアイルランドのリムリック大学へ留学。