【留学体験記】カリフォルニア大学ロサンゼルス校 安達 亮太さん 【帰国後】

RyotaADACHI_profile
安達 亮太
RyotaADACHI_UCLA

2025年の夏、慶應義塾大学からアメリカカリフォルニア大学ロサンゼルス校のサマーセッションへ。SAFグローバルアンバサダー、 安達 亮太さんからレポートが届きました!

 

留学を決めたキッカケはなんでしたか?

 

私が日本国内で培ってきた英会話能力が実際にどのくらい通用するのか試してみたかったこと、これに尽きます。

私はこれまで縁あって、小中高大学の仲間や英会話教室、先生、その他イベント、様々な場を通して英語力を培うことができ、英語を使うことに楽しみを覚えながらステップアップを重ねることができました。

そのようなバックグラウンドを持ちながら、私は海外へ旅立った経験がほとんどなく、UCLAサマーセッション以前の私の海外経験は、韓国での1日と、台湾の1週間しかありませんでした。このままでは私の英語力が宝の持ち腐れとなります。


そんな中、夏休み中の短期間で、UCLAという世界トップクラスの場で自分の英語を試すことができるという絶好の機会があることを知り(かつ慶應理工との単位交換が可能であることも知り)、この留学を決意しました。

長期留学の選択肢もありましたが、諸事情あって2年秋~3年春での長期留学の出願のタイミングを逃したことと、3年秋以降の留学だと研究室での活動に影響が出ることが懸念させるので、今回は断念しました。

仮に長期で行くならば次のチャンスは海外大学院留学になると思います。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

 

今回の留学先を選んだ理由を教えてください。

振り返ると理由は沢山ありますが、大きく2つの理由があるので紹介します。

1つ目は、大学の休暇期間中に参加することができたことです。長期休暇期間を有意義に使えるという意味でこのセッションは魅力的だと思います。

2つ目は、実際のUCLAの授業を直に受講できることです(6週間という短期間に詰め込まれる形での受講となりますが)。

科目の種類に制限はあるものの、語学学習だけにとどまらず、専門的な科目も実践的に履修可能であるという点で、これはとても素晴らしいことだと思います。

サマーセッションを開いている大学としてはUCバーグレーがあり、理系の分野においてはバークレーも優秀だということも聞くのでそちらも気になってはいたのですが、残念ながらその大学では夏休み期間でのセッションが(自分が探した限りでは)なかったので、UCLAでのサマーセッションに行くことにしました。

RyotaADACHI_UCLA

 

 

日本から現地滞在先までの道のりはどんな感じでしたか?

日本から現地滞在先までは、直行便の飛行機で約10時間、車(Uberタクシー)で約30分かかりました。

海外に10時間もの長時間をかけてフライトをするのは初めてのことで、かつ入国審査がどのような形となるのかわからなかった(特に今年度はビザ申請や審査などで不確定要素が多かった)ため、入国審査を通過するまではかなりの精神的負担を抱えていました。

しかし、入国審査は想定よりも簡潔に済み、空港を約1時間で出ることに成功しました。

 

空港からは無料のシャトルバスでUber/Liftのピックアップ場所まで移動し、そこでUberを利用しキャンパスまで移動しました。

街中、特に空港付近では車のクラクションが止まない交通状況だったのとは対照的に、Uberのドライバーはとても親切に会話をしてくれました。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

 

留学先に実際に到着したあと、なにかイメージや印象に変化はありましたか?

アメリカは治安が悪いというイメージが私の中で過剰に先行していましたが、全てがそうであることでは無いということに気づかされました。

例えば、留学先到着1週間後にやっと実感できたことなのですが、UCLA付近の街、特にキャンパス内、ウエストウッドやサンタモニカについては、ダウンタウンなどの中心街に比べ極めて治安が良好だと感じることができました。

その治安の良さは、現地で知り合った日本人の友達と夜間に6人ほどの集団で散歩ができるほどです。(自分も時々参加しました。)

ただ、深夜のダウンタウンやスキッド・ロウなどは依然として極めて治安が悪いらしいので細心の注意を払うべきだと思います。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

 

留学先大学のオリエンテーションについて教えてください。

iSTARTと呼ばれる留学先オリエンテーションが、オンラインで7月上旬ごろに行われ、私は日本国内から参加しました。

数本のビデオを見た後、その内容を軽く選択肢形式でテストするという感じでした。

特にビザやMy UCLAでの個人情報設定はややこしい部分もあったので適宜EメールでDashew Centerなどに直接連絡を取ることもありました。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

授業がある日の平均的な一日のスケジュールを簡単に教えてください。

参考までに、毎週月、水曜の大体のスケジュールを以下に示します。

7:30頃 起床、身支度
8:00~9:00 朝食、授業場所への移動
9:00~11:30 ESLの授業(途中10分休憩あり)
11:30~13:30 昼食、ESLオフィスアワー、小勉強
13:30~15:20 Physics 5Cの講義
15:30~18:00 勉強か運動
19:00頃 夕食
20:00~22:00 勉強orルームメイトとの散歩
22:00以降 シャワー、身支度、就寝

火、木ではディスカッションと実験が午後に開かれるので、午前中に授業が無い時間が移動する、といった感じでした。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

 

サマーセッション中、どんな授業を選択されましたか?
とくに面白かった授業や苦手だった授業などはありましたか?

履修科目として、私はPhysics 5C(5単位)とESL23(American Culture through Film)(4単位)を履修しました。

ESL(English as a Second Language)シリーズでは、留学生向けの英語学習の講義が展開されており、これらは留学生の間で人気の授業です。

Physics 5Cでは、実験が特に楽しかったです。

この授業では、物理の知識だけでなく、それが生命科学の分野にどのように応用されるのか、という部分も学ぶことができました。

実験ではグループ内で私が物理の背景知識を他のメンバーに教え、逆に私が苦手な生物関係の背景知識を他の実験メンバーから教わるというwin-winな関係が出来たのが印象的でした。

 

ESL21の授業も、アメリカ映画からスラングフレーズや文化的背景を学ぶといった内容でかなり面白かったです。

中間や期末課題でオリジナルの短編劇のスクリプトを作って朗読やパフォーマンスをするといった内容があり創作意欲が刺激されました。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

実を言うと、初めの1週間は認知工学(Introduction to Cognitive Science)(4単位)の授業を履修していたのですが、その授業のテンポが想定よりも異常に早く、かつ私の専門分野外の論文を週3~4本読んで要約レポートを提出するというハードな内容に加え試験が2つもあったため、その履修を諦め、ESLの授業(4単位)に履修を変更したという裏話があります。

ちなみに1週間目までであれば履修変更は無償でできます。

衝撃なのは、この難しい認知工学の授業でさえLower Division(日本の大学でいう1,2年の一般教養)のレベルとして展開されていたということです。

如何にUCLAの授業のレベルが高いか、そして自らが専門外の内容を英語で理解することに長けていなかったかということに気づかされました。

 

UCLAの履修カタログ(簡易シラバス)は、実は以下のURLで一般公開されています。

このサマーセッションの留学を検討している場合、以下のURLからどのような授業が開講されているかを一度見てみることをおすすめします。

https://sa.ucla.edu/ro/public/soc

 

RyotaADACHI_UCLA

 

授業の雰囲気はどうでしたか?
日本の大学との違いや、やりやすかった / やりにくかった部分があれば教えてください。

自分がリタイアした認知工学の授業や、Physics 5Cの授業では、日本と比べ教授と学生との距離がかなり近いと感じました。

どちらの授業においても、先生の話の途中で学生が質問を躊躇なく行ったり、授業後に質問の列ができ、一人ひとりと教授が議論を行うという光景は珍しくありませんでした。

また、どの授業でも「オフィスアワー」という、アポイントなしで教授との授業内容のディスカッションができる場が開かれており、とにかく学習に意欲的な学生をサポートする体制が整っていると感じました。

 

自分も、今回の2授業ではスピーキングによるアウトプット量が少なくなる可能性があると感じたので、ESLのオフィスアワーを週に1回は必ず利用し、授業とは関係ない世間話を教授と30分ぐらいしました。

意外と教授も自分の話に乗り気だったので嬉しかったです。

 

全体的に、日本の大学と比べ課題が多く、それに伴う形なのか、教授による学生の学習支援体制や意欲が日本に比べ整っていた気がします。

要は大学側は積極的に学ぶ姿勢を貫くことを要求しているのではないかと考えました。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

 

わかる範囲で結構ですので、参加されたクラスの学生さんの国籍の比率を教えてください。

ESLシリーズはほぼ全てのコースで中国からの留学生が8割、日本からの留学生が1割、その他が1割という構成だったと聞きます。(中国すごいですね。)

自分の受けていたコースにおいても15人中12人が中国、2人が日本、1人がオーストリア出身という構成でした。

物理の授業は現地生(UCLA生)がほとんどだったと思いますが、国籍はよくわかりませんでした。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

留学中、授業外で何か参加されたアクティビティはありますか?

UCLA公認のアクティビティかは不明ですが、UCLA vs CALのサッカーの試合を見に行きました。

相手チームに日本人プレイヤーがいたので感動しました。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

大学にはどんな施設がありましたか? その中でもよく利用した施設があったら教えてください。

UCLA内で最も有名なPowell図書館は自習でよく利用しました。

建物内の雰囲気が落ち着きがあり良かったと思います。

椅子にクッションがついていればより快適だったと思います。
 

また、他にもUCLAのグッズや昼食が買えるUCLA Storeや、その近くのジム、また多数の彫刻が屋外にあるSculpture Gardenなどがあり、ルームメイトとよくその近傍を散歩していました。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

滞在先(Accomodation)から大学までの通学はどうでしたか?公共の交通機関等は利用されましたか?
また、留学先エリアの交通の便はどうでしたか?

滞在したCentennial Hall から自分の履修した授業の教室までは徒歩で15分ほどかかりました。

坂の勾配もあるので結構いい運動になります。

滞在先からはバスで1時間の距離でビバリーヒルズやハリウッド、サンタモニカといった名所に行くことができ、立地的にはかなり恵まれていると思います。

夜間での移動、また、ダウンタウンやグリフィス天文台、空港周辺等、キャンパスから遠い場所への移動は、自動運転車のWaymo、そしてWaymo対象外エリアではUberを利用しました。ちなみにWaymoの方がUberよりも安いです。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

滞在先(Accomodation)についての良かった点や悪かった点があれば、それぞれ教えてください。

私たちは大学寮の一つであるCentennial Hallに滞在しました。

この寮に関する利点と欠点について以下に述べます。

 

まず、良い点として、寝具の設備が充実していることや、毎日お手洗いとシャワー室の清掃、そして週1で寝具の交換と部屋の清掃が入ることがあります。

衛生面ではかなり良い方だと感じました。寮の1階部分にはBruin Cardを通じて料金を払うことで使える洗濯機と乾燥機がありました。洗濯機の料金は一回$1.50、 乾燥機の料金は一回$1.25でした。

 

悪かった点としては、第3週目以降になぜかラウンジの机と椅子が全て撤去され、私たちの部屋以外での自習ができなくなったことがあります。

また、最終週で洗濯のシステムが突然変更され、BruinCardによる支払い方法が使えなくなったことにも少し混乱させられました。

 

また、一部の部屋には冷蔵庫と電子レンジがデフォルトで配備されていないのでその可能性もあることを予め知っておくと思います。(私たちの部屋には偶然ありました。運が良かったです。)

別のプログラムを介してこのサマーセッションに参加した人からは、隣のOlympic Hallがおすすめであるという声をよく聞いたので、もし自力で申し込む方がいればその寮を狙ってみるのもいいかもしれません。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

街の雰囲気はどうでしたか?また、治安はどうでしたか?

UCLA近辺(Westwood)はロサンゼルスの中でも極めて治安が良い方だと思います。

しかし、ハリウッドやダウンタウンなどの人口密集地はそれらのエリアに比べ治安が良いわけではなく、時々マリファナのような匂いがする場所もありました。

LAX空港周辺など、交通量の多いエリアではクラクションが鳴り響きます。

 

キャンパス内では、宗教勧誘に2回も遭遇しました。英語でこのような勧誘をうまく断るいい練習場になったので良かったのですが。

ちなみにどの人物も結構フレンドリーに会話してくれました。

治安に関して、私は運よく犯罪等には巻き込まれませんでしたが、ルームメイトや現地学生、日本人留学生等から以下のようなトラブルを聞いたので紹介しておきます。

また、現地で受信したアラートも重ねて載せておきます。スリや不審者の目撃について聞いたこともあります。

 

話を聞くところ、混雑する地域や夜の時間帯にトラブルに遭遇する確率が高まると考えられるので、そのような場所での行動には最大限の注意が必要です。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

授業のない日や週末は、主に何をして過ごしていましたか?

2日の休日が毎週ある中で、1日は勉強、もう1日は周辺の観光に時間を割きました。

勉強場所としては主に寮のラウンジや自室、図書館を利用しました。

観光については、ルームメイトや部屋が近い人と集まり周辺の観光地に遊びに行きました。

ロサンゼルス周辺ではハリウッドサインに登頂した瞬間が最も感動的でした。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

滞在先や大学の周囲にお気に入りのお店や場所があれば教えてください

UCLAキャンパス周辺のウェストウッドにはおいしいレストランが沢山あります。ファストフード店のIn-and-out BurgerやChick-fil-A 、アジア料理店などがありました。

また、Targetというスーパーがあり、洗剤や洗面具などの小物から水筒、関数電卓まで、豊富な品揃えとなっていました。

特に入寮直後はTargetにお世話になることと思います。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

渡航先ではどのような通信サービス(Simカード等)を使用されましたか?

某キャリア会社のサービスで海外で2GBまでデータが使えるよう対応されていたので、渡米直後はこのサービスを使用しました。

しかし、UCLAにアメリカの電話番号を登録する書類を提出する関係でアメリカのe-simを購入し、結局はその回線をメインに使いました。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

留学先に持っていってよかったもの、そして逆に持ってきたけど必要なかったなと思ったものがあれば教えてください。

洗濯ネット、ドライヤー、ハンガー、爪切り、耳かきは必ず持って行った方が良いです。

特に、海外の洗濯器は出力が強いため洗濯ネットはぜひ持っていくことをおすすめします。

ドライヤーはデフォルトで寮の部屋についていないので、忘れると毎日髪を自然乾燥させる羽目になるかもしれません。

コンセントについては、私の体感では95%ほどのコンセントが日本のプラグでそのまま使えました。

念のため全世界対応プラグを持って行ったところ、中国出身のルームメイトが変換プラグを持ってきていなかったので偶然貸すことができました。

こういうことがあるかもしれないので全世界対応プラグを持っていって損はないと思います。

クレジットカードは必ず作って持ってきてください。アメリカの店や自販機の9割がクレジットカード対応です。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

 

渡航時にいくらぐらい持っていきましたか?また、その金額は十分でしたか?

渡航前に5万円ほどドルに両替しましたが、ほとんどの店でクレジットカード決済が可能であるため、クレジットカードを持っていればこの額で十分だと思います。

現金はほとんど使いませんでした。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

留学中、平均して月いくらぐらい使いましたか?

円安の影響もあり、膨大なお金を使ってしまいました。

通常の生活費だけで月10万ほどし、それに加えて毎週末の旅費もかかったので、かなりのお金がかかったと思います。

私は海外に行った経験がほとんどないので「これは自分の経験への投資だ...!」と言い聞かせて現実を受け入れました。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

今回の留学は、就職活動に活かせそうですか?どのような点が活かせると思いますか?

今回の留学に出願する過程にのみ絞ると、出願のための英会話の計画的な練習、自らの目的に沿って逆算した履修選択など、「主体性」「計画性」「問題発見能力」という観点で就活の自己アピールに活かせる可能性があると、現時点では考えています。

ただ、私の留学経験を「真に」就活に活かせるかどうかはまだわかりません。

今回の留学ではあくまで今後の成長の「きっかけ」をつかんだに過ぎないと私は考えているからです。

すなわち、私は今回の留学経験だけでなく、そこから得られたものによる自らの成長点についてもアピールしたいと考えています。

後の質問でも垣間見えると思いますが、「英会話能力」という観点から見ても、私の場合は「スキルのインプット」だけでなく「そのスキルをどのように応用し、何を残すか」という視点が欠けているということを今回の留学で発見しました。

今後は、目的意識の欠如しない英語学習や、それを活かした実経験などを積み重ねる必要があると考えています。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

 

今回の留学を通して自身が成長したな、変わったなと思う面はありますか?

留学前と比べ、主に旅行への意欲が高まったというように感じました。

自分自身は元々旅行に頻?に行くような人ではありませんでしたが、旅行好きなルームメイトのおかげで、ハリウッド、サンタモニカ、ベニスビーチ、ダウンタウンなど毎週様々な観光スポットをめぐる習慣ができました。

さらにそれらの経験を友達やESLの教授とアウトプットし、英会話能力をあげることに繋げられたのも良い経験でした。

ESLの教授と話していて驚いたのは、彼女自身もロサンゼルスに長く住んでいるが、Hollywoodサインに実際に行ったことがないと仰っていたことです。

教授は「自らの身近にあるもの程、その価値がなぜか外部の観光客が感じるのに比べ薄く感じてしまうようになってしまう」という風に表現していましたが、これは大学に進学して以降の私にも言えると気づきました。

私の場合も、実は神奈川県内に住んでいるにも関わらず、鎌倉にまだ行ったことがありません。

「灯台下暗し」というように、素晴らしいものは実は身近に隠れているというのは本当かもしれない、と感じるようになりました。

また、この経験を通して、私は「まだ自分が足を踏み入れていない地域へ冒険することの面白さ」や、「その経験を英語でアウトプットすることの楽しさ」を新たに学ぶことができました。

そして、「英語そのものを学ぶ」段階から「英語を何か新しいことに応用する」段階に移るための新しいゴールを発見できたのも重要な成長だと思います。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

留学から帰国後の大学生活について教えてください

留学から帰国し2週間が経ち、つい先日新学期が始まりました。

英語スピーキングの般教科目をいつも取っている仲間と久しぶりに会って授業を受けた後に、「留学前と比べて英語の話す速さが速くなったように感じる」というコメントを、ありがたいことに受け取りました。

私自身ではあまり実感がなかったのですが、影では少しずつ成長しているのかもしれません。

帰国後も、今回の経験を無駄にしないよう、自ら英語を活かすための生活習慣を続けようと心がけています。

例えば、SpotifyでTed talksのポッドキャストを聞く、YouTubeでABCニュースのアーカイブを見るなど、英語と実生活のつながりを深めるような生活習慣を始めています。

英語を「学ぶ」段階から「実生活に応用する」段階に移り始めた感覚です。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

留学中、何かトラブルはありましたか?また、どうやって対処しましたか?

海外経験の少なさによる不安もあってか、寮に滞在したときに初めの2晩は一睡もできませんでした(目を閉じているのに意識がある気持ち悪い空間を8時間ぐらい体験しました)。

また、1週目の金曜日に軽い風邪気味になり、まさかのアメリカの薬局で薬を買うという貴重なチャレンジをさせていただきました。処方された薬を飲んで一晩寝たら回復したので安心しました。

また、寮の洗濯機のカードリーダーが一回壊れて使えなくなっていたので、近くのRieber Courtに電話して修理を依頼することもありました。その時はたった1日で直ったのでスタッフの方々には感謝しかないです。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

留学前と比べて、語学力は上がりましたか?

主観的な要素を交えて正直に答えます。

語学力(ここでは英会話能力とします。)については、多少は上がったようには感じましたが、劇的に上がったような感覚はあまり感じませんでした。

そもそも、6週間という短い期間で劇的に語学力をあげるのは、特に高いレベルを目指せば目指すほどかなり難しくなると思います。

 

私の場合、日本国内でCEFRレベルでいうところのB2レベルまでは仕上げられた自信はあり、そこからC1レベルにレベルアップすることを目標としていましたが、留学前後で語彙力が劇的にレベルアップした感覚はなく、その目標は達成できなかったといえます。

UCLA現地生やESLの教授にも似たような話をして、試しに英検1級の語彙問題を見せたところ、「大学の講義や大統領のスピーチ、ニュースで使われる語彙ばかりが問われている。この語彙に日常会話の中で遭遇することはほとんどない」というコメントが両者から返ってきました。

ここから、C1レベルに到達するには、ただネイティブスピーカーと会話するだけでなく、C1の語彙に遭遇し、かつそれを自ら発信する機会を「意識的に」増やさないといけない(例えば、英字新聞を読んだり、現地生と多種多様なアカデミックトピックについて議論したりするといった行動を重ねる)、と私は考えました。

この姿勢が留学期間中の私には欠けており、私にとっての決定的な語学力向上につながらなかったと思います。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

「今から考えるとこれを留学前にやっておけばよかったな~」と思うことはありますか?

英語論文読解の練習をやっておくべきでした。

前の質問で答えたように、認知工学の授業を断念した理由にこれがあります。

私のルームメイトは、専攻の政治学の授業で1か月で論文を30本ほど読みこなしていたのですごいと思います。

彼や1,2回目の認知工学の授業で知り合ったUCLA現地生を見習いながら、帰国後は自分の専門に関わる英語論文の読解練習を始めました。

RyotaADACHI_UCLA

 

留学を終えた今、今後の目標があったら教えてください

今回の留学で特にルームメイトから大きな刺激をもらいました。

ここから私自身の中でいくつかの目標を立てたのですが、その内の1つを紹介します。

その目標とは、 英語論文読解がスムーズにできるようになるということです。

Lower Divisionに認定されていた授業にも関わらず、認知工学の授業を論文読解が進まないという理由で履修を断念したことは、私にとって、UCLAの授業レベルの高さを実感させられる出来事となりました。

帰国後からすぐ、週に一本は自分の専門に関する英語論文を読み、その簡単な要約を作成する、という取り組みを始めました。

研究室配属が迫る中、論文を読解するスキルを養い、かつ英語彙のインプットを行えるのは一石二鳥だと思うので、継続していこうと思います。

 

RyotaADACHI_UCLA

 

これから皆さんの「後輩」となる学生へメッセージをお願いします!

この長い長い記事を最後まで読んでくれた熱心なそこのあなた!

きっかけはどうであれ、このUCLAプログラムに限らず、何らかの形で世界に旅立ってみることをおすすめします。

円安等の影響もあり、国によっては多くのお金がかかることも事実ですが、日本で感じていた「当たり前」が当たり前でなくなる環境に飛び込み、自らの価値観を見直す大きなチャンスとなると思います。

そしてこの海外経験は、現地の人々の生き方、考え方を学ぶという大きな刺激を受け、自分の生き方を見直すきっかけにもなるかもしれません。

誰これ構わず羞恥心を捨て募金を募る人、1夕食に$900を突っ込む人、多忙な科学プロジェクトから解放されゲームにいそしむ人など、私は今回、本当にたくさんの面白い人と出会い、多様な考え方に触れることができました。

良いなと思った考え方は私の中に取り入れ、今後の人生に活かそうと思います。

長文となりましたが、留学、もしくは海外での経験は、実際に自らの国の外へと旅立ち、その身で(自分にとって)未開の地を経験することで、他者の生き方、考え方に触れ、既存の当たり前を壊し自分の価値観や生き方を見直すよいきっかけになります

失敗を恐れず、是非新しい世界に飛び込んでみてください!

 

RyotaADACHI_UCLA


 

SAF グローバルアンバサダー
RyotaADACHI_profile

安達 亮太

皆さんこんにちは! 埼玉生まれ、石川育ち、現在は神奈川在住の安達亮太です!
大学では電気情報工学を専攻しています。
 
英語を使うのが好きで、今回はその実践の場としてUCLAサマーセッションに挑戦しました!
留学とはどのような経験なのかを皆さんとシェアできればと思います!
ターム:
2025 Summer
留学先の地域・都市:
出身大学:
慶應義塾大学
出身国:
日本
学部学科:
理工学部 電気情報工学科
SAFオフィス:
日本