【留学体験記】イギリス ウェストミンスター大学 白石 玲渚さん【第2回】

Reina SHIRAISHI profile
白石 玲渚

2025年秋、日本女子大学からイギリスのウェストミンスター大学留学中の白石さん。

留学生活が始まって約半年。最初の学期の振り返りや、現地での生活の様子を聞いてみました。

 

留学開始から少し経ち、「意外」に感じたことがあれば教えてください

留学開始からしばらく経って、最も「意外」だと感じたのは、イギリスの人々が想像していたよりもずっとフレンドリーだったことです。

前は、イギリス人は比較的控えめで距離感があるというイメージを持っていましたが、実際に生活してみると、スーパーの店員やバスの運転手、大学のスタッフなど、多くの人が気さくに話しかけてくれたり、笑顔で対応してくれます。

また、授業のスタイルも予想と異なっていて、日本の授業は講義中心で静かに聞くことが多いが、こちらでは学生が積極的に発言し、ディスカッションが重視されています。

最初は発言のタイミングをつかむのが難しく戸惑いましたが、次第に自分の意見を述べることの重要性を実感するようになりました。

このように、留学前に抱いていたイメージと実際の生活との間にはいくつかのギャップがあり、それが新しい発見や学びにつながっていると感じています。

 

 

留学を始めてから身についた習慣や癖のようなものはありますか?

まず一つ目は、毎日傘を持ち歩くようになったことです。

イギリスは天気が変わりやすく、急に雨が降ることが多いため、外出時には自然と傘を持つようになりました。

日本にいた頃はここまで意識していなかったので、自分でも大きな変化だと感じています。

もう一つは、店員さんや先生に対して、挨拶やお礼をこまめに伝えるようになったことです。

こちらでは「Hi」や「Thank you」などのやり取りがとても日常的で、最初は少し戸惑いましたが、今では自分から気さくに声をかけられるようになりました。

こうした小さな会話を重ねるうちに、人とコミュニケーションを取ることへの抵抗も以前より減ったと感じています。

 

 

授業がある日の平均的な一日のスケジュールを簡単に教えてください

7:30 起床

8:00 朝食・身支度

9:00 大学へ移動

10:00〜13:00 授業

13:00〜14:00 昼食

14:00〜16:00 授業または図書館で課題

17:00 帰宅

18:00 夕食

19:00〜22:00 課題・予習復習

23:00 就寝

 
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今期おもしろかった授業や、苦手だった授業があったら教えてください

面白かった授業は「Monster」という授業です。

この授業では、小説や映画、神話など、国やジャンルを問わずさまざまな作品に登場するモンスターを分析し、「何がモンスターとされるのか」について考えました。

単に怖い存在として捉えるのではなく、社会的背景や文化的価値観との関係からモンスター像を読み解いていく点がとても興味深かったです。

作品ごとにモンスターの意味づけが異なることを知り、同じテーマでも多角的に考える力が養われたと感じています。

この授業を通して、物語の読み方や作品分析の視点が広がり、非常に印象に残る授業となりました。

 

 

授業の雰囲気はどうでしたか?日本の大学と異なる点はありましたか?

授業の雰囲気は、日本の大学と比べてとても活発で、学生の発言が重視されていると感じました。

日本では講義形式で教員の話を聞く時間が中心になることが多いですが、こちらの授業ではディスカッションや意見交換の時間が多く設けられています。

学生は自分の考えを積極的に発言しており、発言することが授業への参加として評価されている点も印象的でした。

最初は発言のタイミングや英語で意見を述べることに難しさを感じましたが、回数を重ねるうちに徐々に慣れてきました。

受け身ではなく主体的に参加する姿勢が求められる点が、日本の大学との大きな違いだと感じています。

 

 

わかる範囲で結構ですので、今期の学生さんの国籍の比率を教えてください

私が受講している英文学の授業では、学生の国籍はイギリス人が約8割、アメリカ人が約2割程度だと感じています。

 

 

今期、授業外で何か参加されたアクティビティ(Movie night等)はありますか?

今学期は、授業外の活動にも積極的に参加しました。

まず、編み物ソサイエティーに入り、週に一回、授業終わりに他の学生と一緒に編み物をしていました。

編み物に集中する時間は良い気分転換になり、リラックスして過ごすことができました。

また、ペインティングのイベントにも参加し、実際にキャンバスに絵を描く体験をしました。

普段の授業とは異なる創作活動を楽しむことができ、他の学生との交流の機会にもなりました。

さらに、ドッグセラピーのイベントにも参加しました。犬と触れ合うことでとても癒され、勉強の合間の良いリフレッシュになりました。

大学のイベントやソサイエティーの情報は大学のインスタグラムに掲載されているため、気軽に情報を得ることができて便利だと感じています。

また、授業外で友人を作る良い機会にもなっていると感じました。

 

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留学先大学にはどんな施設がありましたか?よく利用した施設があったら教えてください

大学には、図書館やカフェ、学生ラウンジ、スポーツ施設など、さまざまな施設があります。

キャンパス内には勉強に集中できるスペースが多くあり、学生が快適に過ごせる環境が整っていると感じています。

特によく利用しているのは、寮のあるキャンパス内のジムです。

ジムが二つあり、私は週に三回ほど利用しています。

学生であれば無料で利用できるため、とてもありがたいと感じています。

運動をすることで気分転換にもなり、勉強との良いバランスを保つことができています。

 

大学内に食堂(カフェテリア)はありましたか?あった場合、その料金設定はどうでしたか?

大学内には食堂(カフェテリア)があります。私はまだ一度しか利用したことはありませんが、平日の月曜日から金曜日まで営業しています。

料金については、Meal Deal のセットが比較的安く、6.5ポンド前後だったと記憶しています。

学生でも利用しやすい価格設定だと感じました。また、メニューは日替わりになっており、毎日違う料理を楽しめる点も魅力的だと思います。

 

 

滞在先から大学までの通学はどうでしたか?交通機関等は利用しましたか?

電車で40分ほどです。

 

 

洗濯設備はどうでしたか?

洗濯と乾燥で一回1000円くらいです。

時間帯によっては混みあい、長時間待たなきゃいけない時もあります。

週に一回ほど洗濯をしています。

 

 

滞在先についての良かった点や悪かった点があれば、それぞれ教えてください

滞在先について、良かった点は、寮の設備が整っていることです。

特に、寮のあるキャンパス内にジムが二つあり、学生は無料で利用できるた、気分転換や運動習慣の維持に役立っています。

さらに、寮には猫がおり、日常の中で触れ合えることが大きな癒しになっています。

そして、ロンドン中心部から少し離れた場所にあったため、とても静かで勉強に集中しやすい環境でした。

寮の敷地も広く、近くには大きな公園があったので、休日には友人とピクニックを楽しむことができました。

また、徒歩20分ほどの場所には大型ショッピングモールがあり、買い物や食事にも便利でした。

一方で、立地面ではやや不便さも感じています。

大学自体へのアクセスは良いものの、私が主に通っているキャンパスからは距離があり、移動に時間がかかる点は少し大変だと感じています。

また、寮はロンドン中心部から離れているため、友人と出かけたり買い物に行ったりする際には電車を利用する必要があります。

また、共同生活ならではの不便さを感じる場面があることです。

キッチンや共有スペースの使い方は人によって異なるため、タイミングによっては使いにくさを感じることもありました。

ただ、こうした経験も海外で生活する上での学びの一つだと受け止めています。

 

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街の雰囲気はどうでしたか?また、治安はどうでしたか?

滞在先の街の雰囲気は、とても落ち着いていて住みやすい印象です。

住宅街が多く、街全体に静かで穏やかな空気が流れており、留学生活の中で安心して過ごすことができます。

徒歩で行ける範囲にはスーパーやショッピングモールがあり、日常の買い物やちょっとした外出にとても便利です。

週末には散歩をしながら街を歩き、街の景色や建物の雰囲気を楽しむことも多く、穏やかな生活リズムを保つことができています。

また、治安についても比較的安心だと感じています。

夜間でも街灯が整備されていて人通りもあり、安心して移動できます。

ただ、中心地に比べると人通りが少ない場所もあるため、夜遅くの外出時には少し注意しています。それでも、大きな危険を感じることはほとんどなく、日常生活の中で安全面に不安を感じることは少ないです。

さらに、生活の便利さも魅力の一つです。

近くにスーパーやカフェ、ショッピングモールが揃っているため、食料品や日用品の買い物に困ることはありません。

公共交通機関も利用しやすく、ロンドン中心部に出かける際も電車で移動できるため、遠出の計画も立てやすいです。

こうした利便性がある一方で、住宅街の落ち着いた雰囲気のおかげで、学業や日常生活に集中できる環境が整っていると感じています。

全体として、落ち着いた環境と生活の便利さが両立している街であり、治安も良いため、安心して留学生活を送ることができる場所だと思います。

 

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交通の便はどうでしたか?

寮から徒歩二分の場所に駅があるのでとても便利です。

 

 

休日はどのように過ごしていましたか?

休日は、学業の合間にリフレッシュする時間として、とても大切にしています。

午前中はゆっくり起きて朝食をとり、その後は気分に合わせてミュージアムに出かけることが多いです。

ミュージアムでは、美術や歴史に触れながら展示を見て回り、普段の授業では学べない知識や文化を体験することができます。

また、展示の解説を読んだり、展示物をじっくり観察したりする時間を通して、自分の興味や理解を深めることができ、とても充実した時間を過ごすことができています。

午後は、友達と一緒に外で軽く買い物をしたり、カフェで休憩したりすることもあります。

寮に戻ると、夜ご飯を友達と一緒に作ったり食べたりして過ごすことが多く、リラックスしながら交流を深める良い機会になっています。

夕方から夜にかけては、宿題や課題に取り組みつつも、ゆったりした気持ちで一日の振り返りをしたり、次の週の計画を立てたりしています。

休日をこのように過ごすことで、学業とリフレッシュのバランスを保つことができ、留学生活をより充実させることができています。

 

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滞在先や大学の周囲にお気に入りのお店や場所があれば教えてください

お気に入りの場所は、ウォーレス・コレクション(Wallace Collection)とリージェンツ・パーク(Regent’s Park)です。

ウォーレス・コレクションでは、絵画や美術品を間近で見ることができて、授業で習った内容を実際に体験できるのが面白いです。

展示をじっくり見ながら、自分の好きな作品を探したり、友達と感想を話したりする時間も楽しいです。

リージェンツ・パークは、とても広くて緑が多い公園で、散歩をしたりベンチに座ってのんびりしたりするのにぴったりです。

天気の良い日は、公園を歩きながら街の景色を楽しんだり、友達とおしゃべりしたりして過ごすことが多いです。特に週末に行くと、リフレッシュしながら気分転換ができるので助かっています。

この二つの場所は、それぞれ違った楽しみ方ができるので、時間があるときには必ずどちらかに足を運んでいます。

ウォーレス・コレクションでじっくり作品を見るのも楽しいですし、リージェンツ・パークでのんびり過ごすのも気持ちが落ち着くので、どちらも自分にとって大切な場所です。

 

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第2回目のレポートをありがとうございます!

ロンドンに住んでいるからこそ、さまざまなミュージアムに気軽に足を運べる環境がとても羨ましいです。

第3回目のレポートも楽しみにしています!

 

 

 

 

SAF グローバルアンバサダー
Reina SHIRAISHI profile

白石 玲渚

こんにちは!
白石玲渚です!
趣味は編み物、旅行です。
大学では文学部英文学科に所属していて、特にヴィクトリア朝時代の文学に興味があります。

ターム:
2025 Fall
留学先の地域・都市:
ロンドン, イングランド, 英国
出身大学:
日本女子大学
出身国:
日本
学部学科:
文学部 英文学科 3年
SAFオフィス:
日本