2022年の秋からイギリスのウェストミンスター大学に留学中の
SAFグローバルアンバサダー、平井 和実さんから第3回目のレポートが届きました!
2学期目の様子や、学期間のホリデーの過ごし方などについて伺いました!
今期おもしろかった授業や、苦手だった授業があったら教えてください
Learning from NGOs in an International Contextという授業が一番お気に入りでした。
気候変動や開発協力、外交政策など、現代の社会課題に対処するためにNGOがどのような役割を果たしてきたのか、開発学、国際関係論に基づいて学ぶ授業で、今後のキャリアを検討するうえでも大変役立ちました。
授業の雰囲気はどうでしたか?
上で述べたLearning from NGOs in an International Contextは、教授がとてもお優しい方であるが故に、授業に来なくなる学生が他の授業に比べて多いように感じましたが、その分真面目に取り組む学生のみが残ったことから、少人数で和気あいあいとした雰囲気で授業を受けることができました。
また国際NGOや国際機関でのインターンなど、実務経験のある学生が多かったことから、現場の生きた声を聴けることは大変刺激的で面白かったです。
わかる範囲で結構ですので、今期の学生さんの国籍の比率を教えてください
イギリス国籍40%、北/南アメリカの留学生25%、EU圏の留学生20%、アジアの留学生5%、その他10%
今期、授業外で何か参加されたアクティビティはありますか(Movie night等)?
世界各国のカルチャーや宗教、社会課題などをテーマに、教授や外部の社会人、大学院生や大学生が一緒になって様々なイベントを1週間開催するWorld in Westminster Festivalに、参加者として、そして時にはイベントスタッフとして携わりました。
普段一緒に授業を受けている学生が自分の出身国が抱える社会課題に関してパッションをもって説明している姿には刺激をもらいましたし、日本のアニメを例に表象文化とレイシズム、ジェンダーについて力説するパキスタン人の大学院生の研究発表にはとても感銘を受けました。
滞在先から大学までの通学はどうでしたか?交通機関等は利用しましたか?
寮からキャンパスまでが徒歩約20分なので基本的に公共交通機関は利用しませんでしたが、雨風がひどい時のみ、ロンドンバスを利用しました。
滞在先についての良かった点、悪かった点があったら教えてください
私が住んでいる寮はとにかく立地が良いです。
ロンドンで生活し始めてから約5か月が経ちますが、土地鑑を掴んできたことも相まって、「便利なところに住んでいるな」と改めて実感しています。
また大学のゲートを通った先に寮のエントランスがあり、どちらも専用のカードキーがなければ通過できないことや、寮のレセプションには常に人がいることなど、セキュリティ面も安心です。
特筆すべき悪い点はあまり思いつきませんが、強いて挙げるとするならば、エレベーターの故障が頻繁に起こり、なかなか修理も行われないことから、朝や夕方など通勤時は唯一稼働しているエレベーターが混雑してしまい、不便であることです。
2学期目までの長期休暇はどのように過ごされましたか。旅行等はされましたか?
パリへ留学している友人と、ロンドンに留学に来ている友人と共にシチリア、ナポリへ旅行に行きました。
年末年始のロンドンは非常に寒いため、暖かいエリアでのんびりと年越しをし、世界遺産巡りをすることができたのはとても良い思い出です。
素敵なお写真とレポート、ありがとうございます!
同じことに興味を持っている人やなにかに一生懸命打ち込んでいる人と意見を交換できるのは、とても貴重な機会ですよね。
アカデミックもホリデーもどちらも全力で楽しまれている様子が伝わってきました。
最終回の帰国後レポートもお楽しみに!
平井 和実
2022年の秋学期スタートのSAFグローバルアンバサダー。慶應義塾大学からイギリスのウェストミンスター大学へ留学。