【留学体験記】ウェストミンスター大学 平井 和実さん【第1回】

ミシシッピ大学に留学された平井さんのプロフィール写真
平井 和実
ロンドンでレ・ミゼラブルの観劇へ

2022年の秋からイギリスのウェストミンスター大学に留学中の

SAFグローバルアンバサダー、平井 和実さんから第一回目のレポートが届きました!

留学を決めたキッカケや渡航後の印象など、たっぷりお話を伺っています。

 

 

留学を決めたキッカケはなんでしたか?

幼少期をアメリカで過ごした経験から、貧困問題や教育格差への関心が芽生え、将来は平和構築や開発援助に携わる仕事がしたいと考えるようになりました。

大学受験の際に海外大学への進学も検討しましたが、一度日本の大学で学んでから留学しようと思い、大学3年生のタイミングで渡航することを決めました。

また留学中に海外の企業、機関でインターンシップを行い、「海外で働く」という経験をとることも一つの目的でした。

 

 

今回の留学先を選んだ理由を教えてください

ロンドンを選んだ理由を簡潔に述べると、

  1. 立地が良い
  2. 国際政治学、開発学が盛ん
  3. 宗主国側の観点から植民地主義について学べる

からです。

留学中、大学の授業のみならずインターンシップや課外活動にも取り組みたいと考えていた私にとって、大都市ロンドンで生活できるということは大変魅力的でした。

そして私が通うウェストミンスター大学はイギリスの中でも最もmix-raceが多い大学であり、様々なバックグラウンドを持つ学生と共に学べるということも決め手の一つでした。

そして学問においては、日本の大学でアフリカ比較政治研究を行う研究会に所属していたことから、植民地支配に関心があり、日本のみならず西欧諸国の観点から学んでみたいと考え、現代の国際秩序を形成したイギリスに留学することを決めました。

夕焼けが美しいロンドンの街並み
 

 

留学先大学に実際に到着してみて、留学先の印象はどうですか。渡航前と違いますか?

覚悟はしていたものの、想像以上に大学の勉強が大変でした。

1つの授業につき、予習として毎週100ページを超える本や論文のReadingの課題が出され、これに加えてessayの執筆やpresentationの準備もあるため、常に何かやるべきことに追われている状態です。

また渡航前「ロンドンはずっと曇っている」と色々な人から言われていたため天気には期待をしていなかったのですが、今のところ晴れの日も多く過ごしやすい気候なので、勉強の合間に公園で散歩をするなどしてリフレッシュしています。

ロンドンの青空

 

 

留学先のオリエンテーションについてどのような形式で行われて、どのような内容について説明があったかなど、留学先大学のオリエンテーションについて教えてください

本来は大学のキャンパスにて対面で実施される予定だったのですが、私の大学のオリエンテーションがエリザベス女王の国葬の日と被ってしまったことから、急遽日付を前倒しにしてオンラインにて開催されました。

各キャンパスの紹介や、困ったときの相談窓口、授業の履修の仕方などの説明を受けました。

また授業の初週にはStudent UnionによるWelcome week(新歓のようなもの)があり、色々なsoceityやclubのブースを回るイベントなどが開催されました。

ウェストミンスター大学の教室の様子

 

 

イギリスからのレポートをありがとうございます!

平井さんは「学部授業履修+インターンシップ」のプログラムでウェストミンスター大学に留学されています。

留学先の大学での勉強、(とくに学部授業履修は)本当にハードですよね。ローカルの学生でも難しいことを母国語ではない言語で学んでいるので、なおさらです。元気に楽しく過ごすためには、平井さんのように息抜きができる場所を見つけることが大切!

第二回のレポートもお楽しみに!

学生向けイベント
ミシシッピ大学に留学された平井さんのプロフィール写真

平井 和実

2022年の秋学期スタートのSAFグローバルアンバサダー。慶應義塾大学からイギリスのウェストミンスター大学へ留学。

ターム:
Fall 2022
留学先の地域・都市:
ロンドン, イングランド, 英国
出身大学:
慶應義塾大学
出身国:
日本
学部学科:
法学部 政治学科 3年