2022年の秋からスコットランド グラスゴー大学に留学中のSAFグローバルアンバサダー、安形 由妃乃さんから帰国後の最終レポートが届きました!
留学を終えて変わったことや、留学と就職活動の関係性、そしてこれから留学を考えている方へのメッセージなど、たっぷりお話頂いています!
渡航時にいくらぐらい持っていきましたか?その金額は十分でしたか?
285英ポンド(日本円で5万円ほど)持って行きました。しかし個人的には、現金を日本から持って行く必要はないと感じました。
私が現金を使ったのはカード利用不可のレストランのみで、友人とのお金のやり取りもMonzoというオンライン銀行を使用していたため、現金の出番はほとんどありませんでした。そのため現金は帰国直前までほとんど手元に残っており、慌てて意識的に使いました。
街の至る所にATMがあるので、現金は必要な時に必要な分だけ引き出す方が良いかと思います。
普段は月いくらぐらい使いましたか?
日常生活(旅行を除く)では毎月平均で350英ポンド(日本円で6万円ほど)使っていました。
しかし、食事(自炊)や日用品にかかった金額はその半分程度なので、教材費等を考えると月4万円程度で最低限の生活を送ることはできるかと思います。
私はYoung Scot National Entitlement Card(第2回レポートをご参照ください)を持っていたため、スコットランド内のバスは無料で利用できました。
その他レストランや雑貨屋さんなどにも学割があるので、割引を有効に使うと良いかと思います。
今回の留学は、就職活動に活かせそうですか?どのような点が活かせると思いますか?
活かせると思います。特に活かせると思うのは、問題解決能力と動じない心の二点です。
どちらも留学中や旅行中に見舞われた数多くのトラブルによって鍛えられたように思います。緊急事態の際にも、自分が抱えている問題は何か、それを解決するためにどのような手段をどの順番でとったら良いかを冷静に考え、行動することができるようになったと感じています。
留学を通して得た学びと強みを活かした就職活動をしていければと思っています。
今回の留学を通して自身が成長したな、変わったなと思う面はありますか?
成長したと思う点は英語力、変わったと思う点は自己表現の方法です。
英語力については、渡航直後と帰国直前で「知らない→理解できる→使える」というように変化したと感じています。
渡航直後はフラットメイトや友人との会話中や授業に出てくる単語が分からず理解できないことも多々ありました。しかし、帰国前日に友人たちと話をした際にはそのようなことはなく、冗談を言ったり、同じタイミングで同じように笑ったり悲しんだりできていることに気づきました。
自己表現の方法に関しては、自分の「好き・嫌い」という感情の表現方法が変わったように思います。
私は自分の感情を言葉にするのがあまり得意ではなかったのですが、Yes・Noをはっきりさせることが好まれる環境での生活を経て、直接的な感情表現を比較的容易にできるようになりました。好きな物事を公言していたことで人との共通の話題ができ、人の輪が広がることで世界が広がり、留学生活がより充実していったように思います。
留学を終えた今、今後の目標があったら教えてください
私自身が自分の一番の理解者になることです。
留学前、留学中、留学後でさまざまなことに対する考え方や感じ方が変化しているように思います。
今はまだイギリスと日本の狭間を生きているような感覚なので、今後歩みたい道を考えるためにも、まずは自己理解を深めていきたいです。
これから皆さんの「後輩」となる学生へメッセージがあったらお願いします!
留学の目的も留学先での出会いも、人それぞれ。三者三様だと思います。 何事も最初の一歩を踏み出すのは勇気が要りますが、後に振り返った時、勇気を出して行動してくれた過去の自分に感謝するはずです。
一歩踏み出すことで文字通り世界が広がっていくので、あまり人と比べすぎず、貪欲に突き進んでいってください。
留学生活が皆さんにとって素敵なものになることを祈っています。
留学お疲れさまでした。
慣れない環境の中大変な経験をされることもあったかとは思いますが、無事に楽しく留学を終えられたなら幸いです。
安形さんはグラスゴーの詳しい情報や素敵なお写真をたくさんシェアしてくださり、毎回楽しみに見させて頂いていました。
Instagramでも留学中の写真を更新されているので、よければチェックしてみてくださいね!
これからも応援しています!
安形 由妃乃
2022秋学期スタートのSAFグローバルアンバサダー。東京女子大学から、イギリスグラスゴー大学へ留学。