楽しい!だけでは終わらないことがあるのが留学。大学生活の忙しさやカルチャーショックで、知らず知らずのうちに疲れが溜まってしまうことも珍しくありません。
そこで私たちが開始したのが、IES Abroadと提携して行うSAF-IESバディプログラムです!
IESのプログラムでアジアに留学をしてきたアメリカ人留学生たちが、現地の学生との交流を通して留学先での生活に慣れよう!という取り組みです。このプログラムは2023年の秋に韓国・ソウルで始動し、過去にSAFから留学をしたAlumni学生10名が、米国から来たIES Abroadの学生とペアを組んで活動しました。
韓国のIES Abroad Seoulセンターに集まった学生たちは、お互いに自己紹介をしたあと、大学生活について話したりランチやディナーを楽しんだりしながら親睦を深め、楽しい一日を過ごしました。米国と韓国の学業を比較したり、個人的な興味について語り合ったり、インスタグラムで繋がったりと、始終リラックスした様子だったのが印象的でした。
最初のイベントから3週間後、IES Abroadの学生たちはSAFバディと再会し、晴れた日の外出を楽しみました。
賑やかな漢江を背景にピクニックを楽しんだあと、一行はリバークルーズへ。韓国料理の定番で、最も人気のある料理の一つであるフライドチキンを中心としたランチを楽しむと、午後には両グループの会話も弾み、さらにお互いをよく知ることができたようでした。
次のイベントとしてSAFバディが企画したのが、野球観戦です。多くのアメリカ人にとってそうであるように、野球は韓国人に人気で特別なスポーツ。スポーツ観戦独特の一体感を楽しみながら、韓国のスポーツ文化に浸ってもらえたかなと思います。
冷えたビールと熱々のフライドチキンを楽しみながら、球場一体となって盛り上がる生の野球観戦は格別です。このイベントには、IES Abroadから8名、SAF Japanからも延世大学に留学中の1名が参加し、熱気に包まれる試合を楽しみました。
SAF-IESバディプログラムは、若い心が学び、分かり合おうとするオープンな気持ちをもって集まれば、国境を越えて世界が少し小さく感じられることを改めて思い出させてくれました。ともに食事をし、スポーツを楽しみ、何気ない会話を楽しむ。それだけで、国も大学も世代も超えた絆が生まれ、皆さんの留学生活を彩るものになれば幸いです。