バークレーでの海外留学は心躍る体験でしたが、留学前はとても不安を感じていました。
一番心配だったのは英語です。
英語学習歴は10年以上ありましたが、語彙力不足がネックになるのではとないかと考えていました。
もう一つの心配は、外国人との面と向かってのコミュニケーションでした。
このような悩みや不安があったため、バークレーに行く前は、海外での学習生活に順応できる自信がありませんでした。
そんな悩みを抱えながら、今年の7月と8月にバークレーの大学で40日以上学びました。
たくさんの困難に出会い、たくさんの問題を乗り越えてきました。この経験は私にとって忘れられないものとなりました。
1. クラスメイトや外国人の友人と積極的にコミュニケーションを取った
最初に問題となったのはやはり英語でした。
以前はとにかく日常生活で必要となる英語を学んでいたのですが、自分が学んできた英語では専門分野に対応できないことがわかりました。英語の授業では、先生が話す内容も理解できませんでした。
それでも、サマーセッションで頑張って勉強すれば、英語が上達すると信じていました。過去の経験からそれがわかっていました。
サマーセッションでは毎日英語を勉強することを自分に課し、クラスメイトや外国人の友人と積極的にコミュニケーションを取るよう心掛けました。
その結果、私は英語力を飛躍的に向上させることができました。
2. 中国人の学生仲間のサポートを頼りにした
二つ目の問題は、他の国から来た人たちとの関係でした。考え方がまったく違う可能性があったからです。
また、欧米の人たちとうまく付き合う方法を知ることも大きな課題でした。中国人の学生が多かったおかげで、彼らを身近に感じ、互いに助け合うことができました。
私の経験からいえることは、欧米の人たちと仲良くなるためには、礼儀正しく接することがなによりも大切だということです。
どんなときも笑顔を絶やさなければ、こちらが中国人であっても、心の距離を感じられることはないでしょう。
Chao Dong(チャオ・ドン)
ホスト大学:カリフォルニア大学バークレー校
出身校:蘭州大学核科学与技術学院