【留学体験記】アメリカ カリフォルニア大学バークレー校 淺賀 凪美さん【第2回】

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淺賀 凪美
図書館の写真

2021年の秋からアメリカのカリフォルニア大学バークレー校に留学中の

SAFグローバルアンバサダー、淺賀 凪美さんから第2回目のレポートが届きました!

留学生活が始まって約半年。最初の学期の振り返りや、現地での生活の様子を聞いてみました。

 

 

今期おもしろかった授業や、苦手だった授業があったら教えてください

今学期は特に「Social Movements and Political Action」という授業がとても面白かったです。

私がこの授業をとった理由は、カリフォルニア大学バークレー校が フリースピーチ発祥の地だということを知り、せっかくなのでぜひフリースピーチを含めた社会運動について学んでみたいと思ったからです。

正直、社会学には関心がありましたが社会運動がどういうものかは漠然とした印象しかなかった上、週に2回授業があって毎回課題のリーディングがあり、読んだ内容について答える課題があると聞いた時は、日本では専攻していない社会学の授業についていけるのだろうかと不安でいっぱいでした。

またリーディング課題は紙媒体でもデジタルでも手に入るので私はタブレットにダウンロードしていたのですが、紙媒体バージョンは電話帳ほどの分厚さになっていたのを見てさらに不安になったのを覚えています。

ですが実際は、自分が今まで考えたことがなかった社会運動が発生する過程や、その運動で人々が求めていたもの、運動を起こすにあたって用いられた戦略などを学び、社会運動がこんなにも奥が深くて面白いものだったのかと驚きの連続でした。

また、ただ社会運動を起こった順に学んでいくのではなく、その運動と深く結びついたアメリカ史上の経済状況や政治情勢、社会構成など様々な分野に派生した事柄まで学ぶことができて、とても有意義な授業でした。

 

授業の雰囲気はどうでしたか?

どの授業においても言えることは、教授と生徒のやりとりが盛んなことです。

私が取っていた授業はどれも100人規模の大きなものだったので生徒同士でなにかディスカッションをするというよりは、授業の中で出てきた概念やポイントについて教授が生徒の意見を問う、というような場面が多かったです。

またどの授業においても自分の意見をはっきり述べられるクラスメイトが多い状況はモチベーションにもなりましたし、教科書で述べられているようなことや教授にというその分野の専門家の人の意見のみならず、様々な考え方を学べるいい機会でした。

 

わかる範囲で結構ですので、今期の学生さんの国籍の比率を教えてください

国籍の比率に関してはこの国から来た人が多い、少ないというよりかは様々なところから来た人が満遍なくいるという印象でした。

クラスの人数が多かったので全員を把握しているわけではないですが、クラスの中で日本人は私一人だけだったと思います。

 

今期、授業外で何か参加されたアクティビティはありますか(Movie night等)

今学期は”Berkeley Global Ambassador”というプログラムに参加しました。

これはバークレー校なら留学している生徒が参加できるもので、SNSでバークレーでの生活について紹介をしたり、ブログを書いたりブイログを作成したりしました。SNSへの投稿は普段から行なっていることでしたが、ブログとブイログの作成は初めてだったのでとても楽しかったです。

ブログはただ文章を書いて終わりではなく、ウェブ上で見出しをつけたり写真を入れたりして、自分のページを作る作業までできたのはとても貴重な経験でした。

またブイログは1.2分の短いものでしたがアングルを試行錯誤して撮影をしたり字幕をつけたりいい音楽を探したりして、こだわって作ったので完成した時の達成感が大きかったです。

大学のブログのスクリーンショット
 

 

大学にはどんな施設がありましたか? その中でもよく利用した施設があったら教えてください

校内には様々な施設がありますが、特によく利用していたのはやはり図書館です。

今学期は社会学の授業を多く取っていて、社会学はリーディングの量が多いためコツコツ読み進める必要がありました。なので毎日図書館へ通うのを習慣にするようにしました。特にDie Libraryというところでよく勉強をしていましたが、この図書館は天井が高く両側には大きな窓もあり、また夜になるとテーブル上のランプが図書館を照らすというとても雰囲気のいい場所でリラックスして勉強ができるのでお気に入りでした。

バークレー校には数え切れないほどの図書館があるのですがまだ3個ほどしか行ったことがないので、来学期はより多くの図書館を訪れてお気に入りの場所を増やしたいと思います。

図書館以外にも植物園や美術館、ジムや体育館、スタジアムなどがあり、特にスタジアムはアメリカンフットボールの試合を観に何回か訪れました。とても大きくて、臨場感のあるスタジアムで見る白熱した試合はとても面白く、また訪れたい場所の一つです。

図書館の写真
 

 

食堂(カフェテリア)はありましたか? またその料金設定はどうでしたか?

バークレー校には学食がいくつかありますが、ほとんどが学校の敷地外にあります。

とくに私がよく利用していた学食は”Crossroads”という学食です。学食の利用方法は入り口でお金をチャージした”Cal 1 card”という学生証をかざすという方式で、チャージはCal 1 card のサイトがあるのでそこにログインをしてクレジットカード情報を打ち込むというものでした。

私はチャージし忘れて学食に入れないという事態を避けるために学期の初めに一括でミールプランを購入しましたが、その都度チャージしている友達もいました。

私が購入したプランは1週間に3.4回ほど学食を利用できるというプランで1学期分で750ドルでした。他にも1週間に1-5回ほど食べられるプランがあります。値段はお昼は9ドル、夜は10ドルです。

またチャージしたお金は学食付近や校内にあるカフェや売店でも利用することができます。

ハンバーガーと山盛りのポテトの写真
 

 

滞在先から大学までの通学はどうでしたか? 交通機関等は利用しましたか?

アパートは大学の目の前にあり、敷地には徒歩30秒で着くことができます。

キャンパス自体がとても広いので移動には時間がかかりますが、それでも5.10分ほどで教室に行くことができました。なので、キャンパスを通るバスがありますが利用しませんでした。

 

滞在先についての良かった点、悪かった点を教えてください

今住んでいるアパートのいいところはなんといっても学校から近いところです。気軽にキャンパスに行くことができるからこそ、図書館で勉強する習慣などがつけられたのだと思います。

また目の前にはストラーダというカフェがありここは朝の6時から夜の12時まで営業しているので普段の授業前や勉強の合間に立ち寄るのはもちろん、朝ご飯のシリアルを買い忘れた時、夜遅くまで勉強して夕飯を食べ損ねてしまった時などにさっと食べ物を調達できるのはとても便利でした。

アパート自体は鍵がないと入り口から入れないだけでなくエレベーターのボタンも押せないので、そういったセキュリティの良さも良かった点の一つだと思います。

またアパートには勉強ラウンジや共同キッチン、プレイルーム、屋上など集まれる場所が多くありそこで交友の場を広げられるのも良かったです。

悪い点があるとすると、アパートの1階部分かレストランになっているのでごはんどきになると多少騒がしくなるということです。また部屋によっては、隣接している別のアパートのパーティーの音がうるさいというところもあるようです。

 

滞在先の街の雰囲気はどうでしたか? また治安はどうでしたか?

バークレーは学生街のようになっていて、様々なお店が立ち並んでいるのが特徴です。

ごはん屋さんやカフェのみならずドラッグストアや洋服屋さん、本屋さんなど基本的にはなんでも揃います。また少しバスに乗れば4th streetという場所があり、そこには学生向けというよりは週末にご褒美でちょっとおしゃれなご飯を食べたい時などにぴったりのレストランやコスメブランドのロードショップが立ち並んでいるので休日のお出かけにはぴったりです。

治安は基本的にはいいですが、たまにスリや不審者などの犯罪もあるようです。そういった事件が起きた場合には、「気をつけてください、この付近は避けてください」というような注意喚起のメールが学校から届くので常に確認するようにしていました。

基本的に夜遅くに一人で出歩く、というようなことをしなければ危険がないエリアだと思います。

ライトアップされたタワーの写真
 

 

休日はどのように過ごしていましたか?

主な休日の過ごし方は、平日に終わらなかった課題を終わらせるか、友達とお出かけをするかでした。

やはり課題の量が多いので平日だけでは終わらないということも多々ありました。 課題が終わった日、そこまで多くなかった日は友達といることが多かったです。

近くには映画館があるので映画を見に行ったり、少し丘を登ったところにある植物園に癒されに行ったりもしました。

車で30分ほど行けばサンフランシスコに着くので海を見に行ったりショッピングをしたり、またそこにはジャパンタウンという場所があったので久しぶりに日本っぽい雰囲気を味うこともできました。

町の大通りが奥まで続いている写真
 

 

交通の便はどうでしたか?

大学の目の前にあるバス停からは様々なバスが出ているので、それらなら乗ることで基本的なところには行けます。

また遠出をしたい時、たとえばサンフランシスコまで行きたいと言った時にはバートという鉄道を利用しても行くことができます。

また友達に運転できる人がいればカーシェアリングを利用して車を借り、乗せてもらうこともありましたし、アメリカではUberやLyftというような配車サービスも盛んなので、基本的には移動には困らなかったです。

 

 

お忙しい中、くわしいレポートをありがとうございます!

派遣先の大学でもアンバサダーとして活躍されているとのこと。素敵です!

(淺賀さんがバークレーで書かれたブログは こちら!)

留学期間も残り半分。次のタームも楽しみですね……!

第三回のレポートもお楽しみに!