お子様の海外留学をご検討中の皆様へ、心よりご挨拶申し上げます。

学問的な成長はもちろんのこと、異文化理解や自己成長の大きな機会となる留学。
保護者の皆様にとって、お子様の新たな挑戦を支えることは期待と同時に不安も伴うことかと思います。

SAF(Study Abroad Foundation)は、長年にわたり大学生の海外留学をサポートしてきた実績を持ち、
安全で充実した留学生活を実現できるようお手伝いしております。
信頼できる教育機関との提携を通じ、質の高いプログラムを提供し、
お子様が安心して学び、成長できる環境を整えています。

このウェブページでは、保護者の皆様に向けた情報やサポート内容をご紹介しております。
ぜひご覧いただき、ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

お子様の夢の実現を、私たちと一緒にサポートしていきましょう。

SAF(Study Abroad Foundation)は、1950年に設立された501(c)(3)の非営利団体であるIES Abroadの一員です。IES Abroadはアメリカ・シカゴに本部を置き、世界各国でアメリカの大学生向けに140を超える留学やインターンシップのプログラムを提供しています。

SAFは、国際的な学生の交流を促進し、アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、ヨーロッパ(ドイツ、フランス、スペイン)、オーストラリア、ニュージーランド、韓国など、多くの国で留学プログラムを実施しています。

プログラムは、1学期、1年間、サマーセッション(夏季プログラム)などの期間で実施され、大学の単位として認定されるものもあります。また、春季・夏季には短期フィールドスタディプログラムも提供しています。

SAFの変遷

留学の前に

SAFは一般的な留学エージェントとは異なり、非営利の教育機関として海外の大学と提携し、SAFプログラムを通じて日本の大学生の皆様に留学の機会を提供しています。

SAFがモットーの一つとして掲げているのが、

"Study abroad changes lives, and changed lives change the world"

「留学は人生を変え、そうやって人生が変わるような体験をした人たちが世界を変える」

という言葉。

そのため私たちは教育的な視点から留学のサポートを行い、留学を通じてお子さまの成長を支援することを一番の目的としています。とくに、お子さまの「自主性」を大切にしているのが特徴です。

SAFでは、留学は準備段階から始まると考えています。

お子さまが自ら留学先の大学について調べ、疑問があればSAFに直接連絡して確認するよう促しています。このような取り組みを通じて、留学中に役立つ自己管理能力や問題解決能力を身につけることができます。

さらに、渡航前の大切な情報は、お子さまが責任を持ってご家族に説明するようサポートしています。留学中に何か問題が発生した際には、お子さまが自ら状況を把握し、ご家族と適切にコミュニケーションを取れるよう、コミュニケーション能力の育成にも力を入れています。

SAFは、保護者の皆さまと連携しながら、お子さまの充実した留学生活をサポートしてまいります。

留学前~留学中の情報収集について

保護者のサポートと学生の自主性

留学は学生の皆さんにとって大きな挑戦であり、自立と成長の貴重な機会です。この経験を最大限に活かすためには、保護者の皆さまのご理解と、適度な距離感でのサポートが非常に重要です。お子さまが自主的に行動できるよう、温かく見守っていただければ幸いです。

SAFでは、最初のお問い合わせから個別相談、留学先の決定、手続き、出発、留学中、そして帰国まで、すべての連絡は原則として学生ご本人に行っています。緊急時を除いては、お子さまが自らご家族に必要な情報を伝えるようお願いしています。

留学が始まると、多くの学生が何かしらの困難や課題に直面します。この時、お子さま自身がまずは解決策を考え、現地スタッフや友人に相談して問題を乗り越える力が求められます。こうした自己解決能力を育てるためにも、留学前から保護者の方が代わりに問い合わせや手続きをするのではなく、お子さま自身が積極的に行動するようご協力をお願いしています。

ただし、SAFのプログラム費用に関するご質問など、保護者の方が直接お問い合わせいただくべき内容については、以下の連絡先までお気軽にご相談ください。

SAF日本事務局
jp-info@safjapan.org
050-5490-2517

海外では、日本の常識が通じないことや物事が思うように進まないことがよくあります。

とくにホームステイ先やルームメイトとの小さなトラブル、授業についていけずに落ち込んでしまうことは多くの学生が経験することです。

身の安全が確保されている限り、ほとんどの問題はお子さまが自ら、または周囲の助けを借りて解決できるはずです。

現在はLINEなどのツールで日本にいるご家族と簡単に連絡が取れる状況ですが、あまり頻繁に連絡を取りすぎると、現地での生活に慣れたり、自立したり、英語を身につける際に支障が出ることがあります。

留学が始まり落ち着いたら、適度な頻度で連絡を取ることをおすすめします。

「見送る側」にできること

もしお子さまが困っている様子で連絡があった場合、保護者の皆さまには冷静に話を聞き、励ましの言葉とともに、現地の大学担当者やSAF、友人などに相談するよう伝えていただければと思います。

SAF本部のプログラムスペシャリストが日々の問い合わせに対応しており、緊急時には24時間対応する緊急対応チームも備えています。

初めてお子さまを海外に送り出す際、不安に思われることも多いかと思いますが、SAFはできる限りのサポートをさせていただきます。保護者の皆さまには、留学前から留学中も適切な距離感でコミュニケーションを取りつつ、お子さまを信じて見守っていただければ幸いです。

お子さまが素晴らしい留学体験を経て、大きく成長して帰国されることを心より楽しみにしています。

留学とは?

 

留学とは、自国を離れて他の国で一定期間生活し、文化や言語、専門知識を学ぶことを指します。

他の国で生活するということは、ただ単に外国に住むということだけではなく、その国の文化、習慣、社会の一部として生活をすることを意味します。

そのため、日本では到底考えられないようなことが起こったり、思わぬ困難に直面したりすることが多々あり、学生はこれまで経験したことのないストレスや不安を感じることがあります。

このような経験は留学する全ての学生が通る道であり、一定の「異文化適応プロセス」を経て、異文化を受け入れ、順応し、ストレスを乗り越えていくことができます。

保護者の皆様には、以下の「異文化適応プロセス」をご覧いただき、学生が異文化に適応する際のプロセスをご理解いただければと思います。

 

留学に伴う異文化適応プロセスを時系列で表した図

 

過剰に心配はせず、適度な距離感を保ちながら、お子様の成長を温かく見守ることが大切です。

また、留学中のカルチャーショックと同様に個人差はありますが、帰国後に「リバース・カルチャー・ショック(逆カルチャーショック)」を経験することもあります。

同じく、帰国後も以下の異文化適応プロセスを経て、自国の文化に再適応していくことになります。

帰国後に、常にイライラしている、落ち込んでいるなど、普段の様子と違うと感じた場合には、このリバース・カルチャーショック状態に陥っている可能性があることをぜひ思い出していただ頂ければと思います。

異文化適応プロセス中に起こった事例

留学中の滞在先について

SAF 留学プログラムの参加者は、原則として留学中は SAF が手配した滞在先に滞在します。出願時に「ハウジング希望フォーム」で滞在先に関する希望を確認しますが、大学の所有する寮の種類や寮の空き状況等により、必ずしも希望に沿う寮や部屋タイプに決定するとは限りません。

滞在先の決定は、通常授業開始の約 1 ヶ月前から約 1 週間前になりますが、場合によっては、大学の都合により現地到着後に部屋が割り当てられることもあります。また、入寮日は留学先大学が定めており、学生はオリエンテーションまでに大学へ到着している必要があります。

大学によってはオリエンテーションの実施日が入寮日より前に設定されていることがあり、前倒しで入寮することが可能な場合は、日割り計算した寮費が追加請求されます。早期入寮ができない場合は、現地到着後に数日間ホテル等の臨時の滞在先に滞在する場合もあり、その費用が別途かかります。

また、大学の都合または本人の希望により部屋をアップグレードした場合等は追加料金が発生します。これら滞在先の手配については SAF が行いますので、学生の責任で滞在先を見つけたり、直接現地の不動産会社との賃貸契約や自分で支払い等を行う必要はありません。

なお、滞在先で何か問題があった場合は、速やかに滞在先のスタッフ、アメリカ本部の担当コーディネーター、または SAF 日本事務局の担当コーディネーターへ連絡し、問題解決に向けて協力を求めるようにしてください。

マンチェスター大学での滞在先

学生寮

ベッド/マットレス/机/椅子/クローゼット等が備え付けられています(滞在先によっては、机等が共有の場合もあります)。寝室は 1 人部屋もしくは 2 人部屋があり、寮によっては 3 人部屋の場合もあります。ミールプラン購入が義務付けられている寮もあれば、自炊ができる寮もあります。また、部屋にバス・トイレがついているタイプや、フロアごとに共同バスルームがあるタイプ等、寮によってスタイルが異なります。

ドイツ、ライプツィヒでの滞在先のリビング

アパート(アパート式学生寮)

ベッド/マットレス/机/椅子/クローゼット等が備え付けられています(滞在先によっては、机等が共有の場合もあります)。ルームタイプは様々ですが、一つのアパートの部屋を数人でシェアするタイプが多く、寝室は1人部屋と、2~4人でシェアするタイプがあります。基本的に共用のキッチンが備え付けられており、自炊をします。部屋にバス・トイレがついている場合もあれば、フロアごとに共有のタイプもあります。

ホストファミリーと一緒にサングラスをかけて撮影

ホームステイ

ホームステイ先は留学先大学または、留学先大学/SAF が提携しているホームステイ手配会社を通して手配されます。出願時にホームステイに関する希望フォームを提出してもらっていますが、ホストファミリーの空き状況によっては、必ずしも希望に沿ったステイ先になるとは限りません。一つの家庭に複数の学生(ハウスメイト)が在している場合もあります

滞在先に関するよくある質問

健康上の留意点について

  • SAFでは、皆さんにより良いサポートを提供するために、個別相談の段階から持病/既往症について伺っています。現在定期的に病院へ通っている場合や、留学するにあたって懸念となる健康上の留意点(心身共)がありましたら、必ずお申し出ください。大学をご紹介するために必要な情報であり、既往症を理由に留学受け入れの合否に影響することはありません。
  • また、持病/既往症の内容によっては英文の診断書、処方を受けている場合には現地で全ての薬を持っていくことは可能なのか、現地で処方を受けられるのか等をご自身で確認頂く必要があります。

留学までのタイムライン

SAF留学に向けた準備のステップとスケジュール

留学先大学やプログラムによって異なりますが、留学準備は大きく分けて5つのステップに分かれており、春出発(3月〜8月)と秋出発(9月〜12月)で下記のようなスケジュールで準備を行います。

 

SAFの出願ステップ

 

SAF留学の流れ

  • 情報収集(~1年前)
  • 大学選定(~6か月前)
  • 出願(4~6か月前)
  • 合格通知(3~4か月前)
  • 渡航前最終準備(~1か月前)

情報収集(~1年前)

  •  SAF ウェブサイトや大学情報集で情報を収集する。
  •  在籍大学で行われる SAF 留学説明会や帰国生座談会に参加する。
  •  留学プログラムの種類、出願要件(語学スコア・成績)、費用などを確認する。
  •  在籍大学で可能な留学制度を確認する。
  •  SAF と個別相談を受ける。
  •  TOEFL や IELTS などの語学試験の対策と受験を行う。

留学モデルのパターン

留学のタイミングとモデルパターン

留学の出発時期や期間は人それぞれ異なりますが、就職活動とのバランスを考えると「いつ行くべきか」と悩む方も多いかもしれません。

この図は、よくあるモデルケースを示したものです。実際のスケジュールは個人によって異なりますので、迷われている方は、ぜひSAF日本事務局の個別相談をご利用ください。あなたに合った最適なプランを一緒に考えましょう!

 

SAF留学のタイムライン

 

よくある質問