【留学体験記】アメリカ カリフォルニア州立大学ロングビーチ校 府馬 菜々香さん【第1回】

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府馬 菜々香
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2025年秋、慶應義塾大学からアメリカのカリフォルニア州立大学ロングビーチ校へ留学中の府馬さん。

留学を決めたキッカケや留学準備、現地到着後の心境などをレポートしてもらいました!
 

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留学を決めたきっかけは何でしたか

高校生の頃から漠然と留学への関心があり、長期休暇中に二度ほど短期留学を経験しました。

しかしながら3~4週間の滞在ではその土地の言語や文化の表面的な部分しか理解できず、より深く学ぶには限界があると感じました。

そこで金銭的な部分も含めて家族に相談したところ背中を押してもらい、挑戦できる環境にあるならその機会を活かして将来的に得た経験をいつか社会に還元したいと考え留学を決めました。

 

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今回の留学先を選んだ理由や、留学先を選ぶ際に重視したことを教えてください

私は「英語で自分の専門領域を学ぶこと」を留学の目的としていたため、まずは学部履修プログラムを中心に探し始めました。

最初に確認したのは希望する分野の授業が開講されているかどうかです。

留学先では社会学を勉強すると決めていたため、社会学専攻が設置されている大学を重点的に調べました。

 

その中で出会ったのが現在留学しているカルフォルニア州立大学ロングビーチ校(CSULB)です。

「ロングビーチ」といういかにも夏らしい名前に惹かれました。

私は気候によって気分が左右されやすいため、長期留学にあったっては特に気候の良さを重視していました。

温暖で日照時間が長いカルフォルニアの気候はまさに私にとって理想的な環境でした。

 

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私は大学の派遣交換留学も検討していたのですが、派遣交換留学にもSAF留学にもそれぞれの良さがあると思います。

実際に留学生活を始めてみて気づいたのは、交換留学の場合、同じ大学から来ている学生が多く、現地到着後もそのコミュニティの中だけで固まってしまう可能性があるということです。

その点SAFのような私費留学は、基本的に誰も知り合いがいない状態で現地に向かうため、ゼロから人間関係を築いていくことになります。

全く新しい環境で英語で友達を作ることは簡単ではありませんが、その分留学しなければ出会えなかった人たちと繋がれるという大きな魅力があります。

 

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留学の準備はどれくらい前から始め、どのように情報収集をされましたか?

出願に必要なTOEFLの勉強自体は、大学一年生だった2023年の冬頃から緩く始めていたものの、長期留学を本格的に意識し始めたのは2024年の秋頃でした。

私の大学ではすでに交換留学生の募集が終了していたため、私費留学に切り替え、大学の留学センターを経由してSAFを紹介していただきました。

交換留学を検討している方は早めに情報を確認しておくことをおすすめします。

SAFの方とは11月頃に初めて面談を行い、そのタイミングでTOEFLの受験を本格的に始めました。

私は準備を始めた時期がかなり遅めだったこともあり留学フェアなどのイベントには参加せず、TOEFLスコアの取得を最優先にして準備を進めました。

 

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実際に留学先大学に到着してみて、留学先の印象はどうですか?渡航前と何か違いますか?

実際に到着して驚いたのは、大学の規模の大きさです。

CSULBの生徒数は 四万二千人人以上と非常に多く、キャンパスは約1.3平方キロメートルと広大で東京ディズニーランドの約2.5倍、皇居と同程度の広さがあります。

カリフォルニア州立大学の中でも二番目の規模を誇り、まさに映画で見るようなアメリカの大学の雰囲気そのものでした。

 

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また公立の大学であることに加え、カルフォルニアという特に多様性のある土地柄もあり、学生に向けたサポート体制が非常に充実しています。

英語を第二外国語とする学生への無料個別指導、無料で食料品や日用品を受け取れるフードパントリー、低価格で医療サービスを受けられるヘルスセンター、無料のジムなど生徒の需要に合わせた様々な支援が提供されています。

生徒数が多いことも影響しているとは思いますが、安心して学習に取り組める環境が整っていると感じました。

 

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留学先大学のオリエンテーションについて教えてください

SAFを通じてCSULBに留学する場合、CSULBが提供している留学プログラムに参加する形になります。

私は到着翌日後約3日間、このプログラムの留学生向けオリエンテーションに参加し、その後も留学生や新入生を対象とした各種イベントが続きました。

3日間のオリエンテーションでは、生活面から学習面まで幅広い内容が扱われました。

バスの乗り方や学割を利用したバス定期券の購入方法、寮生活でのルームメイトやスイートメイトとの関わり方、コミュニティーに馴染むコツ、友達作りの方法など生活に直結する情報を丁寧に説明していただきました。

 

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また、この留学プログラムの留学生は授業の履修手続きがかなり複雑なため、対面で履修方法を教えてもらえるセッションもありました。

その他にも学習面や精神面で困ったときの相談先、キャンパス内の施設やクラブの紹介、そしてアメリカ国外に旅行する際に留学生オフィス提出が必要な書類手続きなども説明されました。

イベントも非常に充実しており、交換留学生も含めた留学生合同のプールパーティ、新入生向けの歓迎イベントとしてカジノパーティー、寮ごとの交流イベントなどがありました。

これらのイベントを通じてたくさんの留学生や現地学生と知り合うことができ、人間関係を構築するのにとても役立ちました。

 

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日本から現地滞在先までの道のりはどんな感じでしたか?

羽田空港からロサンゼルス国際空港まで約10時間のフライトでした。

空港では家族や友人が見送りに来てくれて、「いよいよ出発するんだ」という実感が湧いてきました。

夜の便ということもありフライト中はほとんど寝て過ごしました。

到着後は空港から少し離れた送迎ゾーンにバスで移動しなければならず、大きなスーツケース二つを持っての移動はかなり大変でした。

それでも空港職員の方や見知らぬ優しい方々が手を貸してくださり、人の温かさを感じました。

 

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渡航先ではどのような通信サービス(Simカード等)を使用されていますか?

イエローモバイルの「サクっとSIM US(物理SIM)」を使用しています。現在は30GBのプランを使用していますが、ここ二ヶ月連続で超過してしまったため50GBのプランに変更することを検討しています。

キャンパスや寮にはWiFiが完備されていますが頻繁に接続が弱くなるため、ある程度は必要です。以前SAFの出発前オリエンテーションで現地の電話番号が必要だと聞いたのですが、まさにその通りでした。

友人との連絡はもちろん、飲食店やスーパーなどあらゆる場面で電話番号を求められるため、現地の番号は必須だと思います。
 

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第1回レポートをありがとうございます!

詳細なレポートと、沢山のお写真、留学生活のスタートを満喫されている様子がうかがえます。

本当に映画で見るようなアメリカのキャンパスライフですね!

第2回レポートも楽しみにしています!

 

SAF グローバルアンバサダー
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府馬 菜々香

慶應義塾大学の文学部人間科学専攻に所属しています。

性格はマイペースで、にぎやかなタイプではありませんが、自分らしく一つ一つの経験を大切にしながら留学生活を楽しみたいと思っています。

私は夏が大好きなので、海のそばで気候も魅力的なロングビーチを選びました!

 

ターム:
2025 Fall
留学先の地域・都市:
出身大学:
慶應義塾大学
出身国:
日本
学部学科:
文学部 人文社会学科 3年生
SAFオフィス:
日本