スウェーデン・ヨーテボリで開催された欧州最大の国際教育イベントに参加
SAF(Study Abroad Foundation)は、「意義ある留学機会の提供」を使命に、世界中の教育機関との連携を深めています。
2025年9月9日〜12日にスウェーデン・ヨーテボリで開催されたEAIE(European Association for International Education/欧州国際教育協会)2025年次大会・展示会では、その取り組みの一環として、各国の大学とのネットワークをさらに拡大しました。
EAIEはヨーロッパ最大規模の高等教育イベントで、大学関係者、政策立案者、研究者など7,000名以上が参加。4日間にわたり、国際教育の最新動向を共有し、交流や協働の機会が生まれました。
 
SAFからは、共同創設者でありIES Globalの国際パートナー開発担当上級副社長のキャロル・カーモディと、SAF日本事務局アシスタントディレクターの上林奈津子が出席。
現地では20を超える大学とのミーティングを行い、長年の関係をさらに強化するとともに、新たな留学機会の創出について意見を交わしました。議題には、ビザ関連の課題やアジア域内での留学拡大傾向、IESヨーロッパセンターでの新プログラムなどが含まれました。
 
カーモディは次のように語ります。
「EAIEのようなイベントは、国際教育の重要性と、学生支援のために各機関がいかに創造的であるかを改めて示してくれます。SAFにとって重要なのは、パートナーシップを維持するだけでなく、“扉を開く”こと。アジア、ヨーロッパ、そして世界の大学と協力しながら、アクセス拡大と真のグローバルな流動性の促進を目指しています。」
また上林は次のように述べました。
「多くの日本の大学がヨーロッパでのプログラム拡充に取り組んでいると実感しました。ビザの課題や学生交流を取り巻く困難がある中でも、各国の大学が留学の未来に希望を持っている姿に大きな励ましを受けました。」
 
イベント期間中には、スカンジナビアの人気テーマパークでの開会レセプションや、夏至祭をテーマにした水辺の集い、ABBAメドレー合唱、ジャーナリストでデジタル未来学者のアンドレアス・エクストローム氏による基調講演など、北欧らしい華やかなプログラムも開催されました。
SAFは、駒澤大学など長年の協力校と再会し、2026年春のスタディツアー企画を紹介。さらに、SAFグローバルネットワークへの参加に関心を示す大学とも積極的に交流を図りました。
今年のEAIEは前年を上回る参加者を記録し、国際教育への関心の高まりと前向きな勢いを示す大会となりました。パートナー各校からは、カスタマイズプログラムや実践的インターンシップへのニーズの高まりが報告されています。
 
来年のEAIEは英国・グラスゴーで開催予定。
SAFは、英国の大学との関係強化およびIESロンドンセンターの魅力発信を目指し、さらなる展望を描いています。
 
   
   
 
 
