【イベントレポート】SAF Annual Meeting 2023 年度末年次総会を開催(2024 年 02 月 22 日(木))

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お知らせ

SAFは、2024222日(木)、昭和女子大学にてSAF Annual Meeting  2023年度末年次総会を開催致しました。 

本総会は、SAFネットワーク大学国際担当の教職員の皆様や関連団体のご担当者様にお集まりいただき、年に一度開催しているものです。SAFからの年次報告を行うとともに、メンバー校同士の情報交換の機会としてもご利用いただいています。 

 

2023年度IAC、昭和女子大学キャンパス内のSAF年次総会案内ポスター
 

 

総会の流れ
  • ご挨拶 
  • SAF活動報告 
  • IESセンター紹介 
  • メンバー校アンケート結果共有 
  • ご連絡事項 
  • 学生サポート:最近の動向 
  • 学生体験談 
  • ディスカッション、Q&A、情報交換 
  • 締めのご挨拶 

 

 

2024年2月22日SAF年次総会のスライドの写真

 

 

SAF日本事務局活動報告 

今年度も昨年度に引き続き、対面とオンラインでのハイブリッドでの開催。対面では27名(16大学2団体)、オンラインでは約18名(12大学)の皆様にお集まり頂き、お蔭様をもちまして盛会となりました。

総会ではまず昭和女子大学国際交流センター長 山崎真伸様よりご挨拶頂いたあと、SAF日本事務局ディレクターのBrett RummingerよりSAF日本事務局の2023度の活動概要の報告がありました。

 

 2023年度年次総会で開会の挨拶をする昭和女子大学国際交流センター長 山崎真伸様

 

SAF2023年度に受けた問い合わせ数は前年比85%で少し下がりましたが、個別相談数は前年比102%と増加。歴史的な円安の中でも、真剣に留学を検討している学生が多いことが伺えます。

2023年度SAFプログラムの留学先としてはカナダ、アイルランド、アメリカの語学強化プログラムを含むプログラムが人気となりました。 

 

また、Rummingerからは、現在我々は元々留学に興味がある学生へのアプローチにとどまっている面があるため、留学に興味の無い多くの学生にいかにアプローチしていくか、メンバー大学の皆様と共に考えていきたい、という発言がありました。 

続いて、IES Abroad東京センターの副代表、進大璽、短期プログラムコーディネーターの石川 真理子から、IESの活動紹介、IES 東京センターのアメリカ人留学生受入プログラム内容紹介、そしてアメリカ人留学生受入における日本の大学との協力の可能性について発表がありました 

 

IESの活動紹介をするIES Abroad 東京センター副代表、進大璽

 

 

また、事前に実施したメンバー大学・学部を対象としたアンケートでは、そのうち21の大学・学部からご回答を頂くことができました。事前アンケートによると、2023年度の交換・協定派遣留学の渡航者は 

 

  • (中長期)69%近い大学・学部でコロナ前と同等かそれ以上の派遣者数 
  • (短期)半数以上の大学・学部でコロナ前と同等かそれ以上の派遣者数 

 

となっていることが明らかになった一方で、オンライン留学者がいたとご回答くださった大学はごく少数にとどまりました。 

 

次に、SAF日本事務局アシスタントディレクター・プログラムアドバイジングのウェンゲル和加子より、近年の学生サポートの変化や事例について報告が行われました。 

加えて、当初は別の発表内容を予定していましたが、1月下旬に突然カナダ政府が就学許可証(Study Permit)発行数削減を発表したため、SAFでは急遽メンバー校の皆様に本件に関するアンケートを実施。その回答結果を共有するとともに、本件にSAFがどのように対応したかをご説明し、現状と今後の予測を報告しました。

本件に関してはタイムリーなテーマで参加者の皆様のご関心も高く、後のQ&Aや懇親会にて多くのご質問をいただきました。

 

SAF日本事務局ウェンゲルとIES Abroad 東京センター代表 Caleb Foale

 

総会後半では、2023年後期にアリゾナ州立大学への留学を経験した昭和女子大学4年生による体験談の発表がありました。

ご自身の体験を生き生きと、留学でどう自分が成長したかなどを語って下さり、昭和女子大学の職員の皆様も登壇者の留学に関わったSAF職員もとても嬉しくなる発表でした。  

 

2023年度年次総会で発表する昭和女子大学の学生

 

その後、参加者によるディスカッションの時間が設けられ、前述のカナダ就学許可証の件やコロナ後の派遣留学についてなど、活発な意見交換が行われていました 

 

2023年度年次総会で話し合う参加者

 

最後に、次年度の総会が京都外国語大学で行われることが発表されると、参加者の皆さんからどよめきが起こり、その後京都外国語大学に大きな拍手が送られました。 

 

総会後は場所を近隣のスペイン料理レストランに移し、リラックスした雰囲気の中で参加者同士活発に交流が行われました。

 

懇親会での様子

 

総会や懇親会の参加者からは「普段なかなか交流ができない他地域の大学の方とも話せて有意義だった」「カナダ就学許可証発行数制限の件について知らなかったので、非常に参考になった」「来年の京都開催が楽しみ」などの声をいただきました。 

今後もSAFでは総会等を通してSAFメンバー校の皆様同士が情報交換できるような機会を積極的に設けて行きたいと考えています。 


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