SAFは、ブレット・ラミンジャーがRegional Director of Partner Development, Student Recruitment, and Operations for East Asia(東アジア地域のパートナー開発、学生募集、運営を統括するリージョナルディレクター)に就任したことを受け、新たな章の始まりを喜ばしく発表いたします。
彼は現在、SAFジャパンのディレクターを務めており、卓越したリーダーシップ、心からの情熱、そして異文化理解の促進への強い献身をもって、大きな成果を上げてきました。
新たに担う職務では、日本、中国、韓国における戦略的な取り組みを統括し、パートナー大学、学生、日本国内のチームと緊密に連携しながら、SAFの地域全体での存在感をさらに強化・拡大していきます。
国際的なバックグラウンドと、学生募集やプログラム運営における豊富な経験を持つブレットは、東アジアにおけるSAFの取り組みを牽引するリーダーとして、まさに適任と言えるでしょう。彼のキャリアには、地域で高く評価されている国際教育機関での経験が含まれており、例えば、JETプログラム(日本語指導助手)への参加や、東京のJA海外留学センター(JASA)での勤務などがあります。JASAでは、教育プログラムの開発やパートナーシップの構築において優れた成果を挙げました。

ミシガン州出身のブレットは、ミシガン州立大学の本拠地であるイーストランシング近郊で育ち、幼い頃から学問の重要性と国際的な視野への関心を培ってきました。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校に進み、電気工学と東アジア言語文化の2つの学士号を取得しました。
彼の国際教育への情熱は、若い頃の海外での体験を通じて芽生えました。1980年代後半には、再統一前のドイツへの高校交換留学という忘れがたい経験をし、その後に日本を3週間かけて巡ったことがきっかけで、日本語と日本文化を第二専攻として追求するようになったのです。
彼の日本とのつながりは、早稲田大学への国際交流学生としての留学や、横浜にあるスタンフォード大学の有名なアメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(Inter-University Center)での集中した10ヶ月間の日本語プログラムを通じて、さらに深まりました。
これまでのキャリアを通じて、ブレットは世界中の大学との関係構築と管理に携わり、国際教育の機会を促進する出版物の企画・調整を行い、多くの学生の海外留学の道をサポートしてきました。

リージョナルディレクターとして、ブレットは今後、学生の留学を推進し、大学とのパートナーシップを強化し、地域全体の運営を合理化するための戦略を設計・推進していきます。また、リージョナルチームとグローバル本部をつなぐ重要な連絡窓口として、マーケティング戦略の整合性を保ち、効果的に内部コミュニケーションができ、業務上の課題が効率的に解決されるように取り組んでいます。何より重要なこととして、リージョナルチームを率いるメンターとして、イノベーション、説明責任、卓越性の文化を育んでいます。