2023年春学期、津田塾大学からカリフォルニア大学サンタバーバラ校へ留学中の坂本さん。2学期目の様子や、学期期間中のホリデーの過ごし方などについて伺いました!
おもしろかった授業や、苦手だった授業があれば教えてください

授業の雰囲気はどうでしたか?
わかる範囲で結構ですので、今期の学生さんの国籍の比率を教えてください
今期取った授業はすべて学部授業だったので、どの授業も7割はアメリカ出身の方でした。その次に中国出身の方が多く、どの授業にも1-2割、同じくらいの割合でヨーロッパ出身の方がいた印象です。コミュニケーションの授業のみ私の他に日本人が1人いただけで、あとはいませんでした。
そもそも夏学期は基本的に生徒は授業を取らず実家に帰るので(夏休み)全体の人数はかなり少なかったです。
1番多い授業の講義で30人弱、少ないと6, 7人(講義ではなく少人数で授業を行うsessionですが)しかいませんでした。
今期、授業外で何か参加されたアクティビティ(Movie night等)はありますか?
夏に参加したイベントは主にISI(サンタバーバラの留学生を支援している地元の団体)のメンバーの方が声をかけてくださったものに参加していました。
キャンパスにあるビーチで遊んだり、ダウンタウンにあるcourt houseで行われていたmovie nightに参加したり、とても楽しい思い出を作ることができましたし課題を頑張るモチベーションにもなりました。
特に印象に残っているのは8月上旬に行われたFiesta (Old Spanish Days)です。Court houseでお菓子を食べながらフラメンコをみたりメキシコの伝統的な歌をきいたりしてとても楽しかったです。

滞在先から大学までの通学はどうでしたか?交通機関等は利用しましたか?
春学期後に帰国した友人からとても安くで自転車をゆずってもらったので通学は基本的に自転車を利用していました。自転車用の道が自動車レーンの真横なので少し怖い気持ちはありましたが、徒歩だと20分程かかるのが5-10分に短縮できたのでとても楽になりました。
ダウンタウンやtargetへ買い物に行くときはバスを利用していました。本数の少なさや時間通りに来ないなど不便な点はありますが、UCSBの学生は無料で利用することができるのでありがたいです。
滞在先についての良かった点、悪かった点があれば教えてください
夏学期は春学期に住んでいた寮とはまた別の寮で暮らしたのですが、春学期の寮と比べて劇的に良かった点は部屋が広かったことです。寝室、バスルーム、リビングいずれも春学期の寮の部屋に比べて2倍以上はありました。さらに春学期の寮にはなかったキッチンがあったのもとてもありがたく、友人と一緒に料理してその後一緒にリビングで勉強したりすることができたのがとても良かったです。
悪かった点はランドリーの数が少なかったこととバス停まで歩く必要があった点です。ランドリーが空くのを待つことはたくさんありました。また、バス停まで5分程度しか歩きませんが、バスの時間が読めないのでもっと近ければなと思うことが多かったです。

授業のない日や週末は、主に何をして過ごしていますか?
ジムに行くことが多かったです。日本にいる時よりよく食べているのでその分動かなければという危機感から通い始めましたが、楽しさと爽快感を知り自ら進んで行くようになりました。また、ジムに行けば友だちに会うことも多く、話したりバドミントンを教えてもらって一緒にプレイしたりすることもあったのでとても満足して帰宅していました。
ジムの他にも、日用品の買い出しに行ったり、クラスやイベントで知り合った友だちと夕飯を食べたり映画をみたりして過ごしていました。レポート締め切り前は図書館にこもっていました。

学期間の長期休暇はどのように過ごされましたか?旅行等はされましたか?
6月下旬~9月中旬までずっと授業があったので夏休みといえる長期休みはありませんでしたが、夏学期と秋学期の間に2週間ほどの休みがあったので、その期間はLAとオレゴンに旅行に行きました。
LAでは、パーク内には入りませんでしたがディズニーランド周辺の散歩やDowntown Disneyで買い物をしたり、念願の野球観戦を楽しみました。LAには何度か行ったことがありますが、たくさん観光スポットがあるのでまだまだ楽しめます。
オレゴンには両親の友人が住んでいたのでそこに滞在させていただくという形で訪れました。アメリカ人のお家に泊めていただくというめったにできない経験をさせていただいたことに加え、サンタバーバラと全く違う景色や体験を楽しむことができました。少し歩けば森と川に行くことができる自然豊かな場所で、毎日ハイキングをしましたしパドリングにも初めて挑戦しました。LAXから飛行機で3時間程だったので程よい距離の旅行でした。

一学期目と比べて、自分の中でなにか変化はありましたか?
全体的に気持ちに余裕ができたと思います。1学期目の時と比べて授業や課題だけに必死にならず、遊びたいと思ったら自分から友だちに連絡して遊びに誘ったり、もっと英語を話したいと思ったら近くにあるCity Collegeの受講無料のESL (English as a Second Language) に参加したりと、行動に移す前にいろいろ心配することが少なくなりました。City College、 UCSBの授業、ジム、再びCity Collegeというハードなスケジュールは1学期目の時はこなせなかったと思います。
また、正直英語力はまだまだだなと思いますが会話を楽しめるようになったのは自分の中で大きな変化でした。1学期目の時はとにかく必死で話したあとは疲労を感じてましたが、今学期は感じていた疲労が減りました。
留学先に持ってきてよかったものはありますか?
サンダルは持ってきて良かったと思います。夏は特に日中がとても暑くサンダルが1番楽でした。サンダルをはいているとそのままビーチに行くこともできます。こちらで買うことはもちろんできますが、決して安くはないですしサイズ合わせに苦労します。
化粧品類も持ってきて良かったです。化粧品もこちらで買うことはできますが、種類が多すぎてわからなかったり、個人的に匂いがきついと感じるものが多いです。見るのは楽しいですが、元々肌が弱いのもあって怖くてなかなか買えないです。

学校内で気に入った場所や施設などはありますか?
大学の図書館が気に入っています。とても広々としていて、勉強するには最適な場所です。階や場所によって雰囲気や備え付けてある机や椅子も違うので、気分で場所を変えて毎日いろいろなところで課題をやっています。
場所によってはとても座り心地の良い椅子が備え付けてあったり、仮眠スペースがあるのも魅力的です。夏の間は夜10時頃に閉まっていましたが、他の学期だとUCSBの学生は24時間利用することができます。

第3回のレポートをありがとうございます!
「全体的に気持ちに余裕ができた」というのはすごく大きな変化!留学生活を楽しんでおられる様子が伝わってきました。
次回、最終レポートも楽しみにしています!
坂本 若菜
初めまして、坂本若菜です。日本の大学で所属している学科は英語英文で、ゼミはコミュニケーションです。音楽を聴くこと、ピアノを弾くこと、そして実家で飼っている犬と遊ぶことが大好きです。
留学先での休日は、勉強の他に友だちとご飯を食べに行ったりダウンタウンに買い物に行ったりして過ごしていますが、サンタバーバラはリゾート地としてもとても有名なのでもう少し暑くなったらマリンスポーツに挑戦したいと思っています。