2023年春学期、津田塾大学からアメリカのカリフォルニア大学サンタバーバラ校へ留学中の坂本さん。
留学を決めたキッカケや留学準備、現地到着後の心境などをレポートしてもらいました!
留学を決めたきっかけは何でしたか?
元々語学にとても興味があり、大学入学時からずっと在学中に長期留学をしたいと考えていました。最初は漠然とした夢にすぎなかったのですが、大学で興味を持ったコミュニケーションやJapan Studiesの授業を通して、実際に海外に行くことでしか感じられないことを体験したり外から日本を見てみたいと思うようになりました。
また、私が所属しているゼミの授業はすべて英語で行われていたのですが、ディスカッションの際に自分の言いたいことがなかなか英語で言えず、自分の実力不足を思い知り悔しい思いをすることがたくさんありました。
英語が話せるようになるためにはやはり英語を話すしかない環境に身を置くことが1番良いと考え、「長期留学」という夢をかなえるために行動に移しました。長期留学となると自分の能力やメンタルなど不安要素も出てきましたが、この先留学できるチャンスがあるかはわからないと大学の先生や家族にも背中を押され、留学決意に至りました。
今回の留学先を選んだ理由や、留学先を選ぶ際に重視したことを教えてください
私の場合は大学4年を休学して留学予定だったので、就職活動を考えて遅くても1月頃に帰国することが可能なプログラムがある大学を選びました。そして自分の語学スコアも踏まえるとある程度大学が絞られました。
最終的にカリフォルニア大学サンタバーバラ校を選んだ理由は、治安の良さと大学のレベルの高さ、そして私の専攻であるコミュニケーションの学部があったからです。さらに大学や大学周辺の景色の美しさにも惹かれました。
留学の準備はどれくらい前から始め、どのように情報収集をされましたか?
本格的に動き始めたのは留学開始7〜8ヶ月前からでした。
初めは留学するにはどの時期が良いか、どのような留学タイプや大学があるのかを調べました。そして希望する学部授業履修のためには語学スコアの提出が必須だったので、パスポートを更新してIELTSを夏休みに受験しました。
語学スコアが出てから、SAFさんに3回ほど留学先大学決定の個別相談をさせていただきました。
また、大学の国際センターにある留学案内のパンフレットや過去に留学をされた方のレポートを見たり、留学フェアで長期留学をされた先輩のお話をきいたりなど大学内のサービスも活用しました。
実際に留学先大学に到着してみて、留学先の印象はどうですか?渡航前と何か違いますか?
渡航前に写真で見ていた通り、景色がとても綺麗で毎日天気が良く、リゾート地のような場所です。キャンパス近くにビーチがあることにもとても驚きました。昼間は比較的暖かいですが、朝と夜は冷え込むのでまだまだ涼しい恰好はできません。
サンタバーバラはスペイン風の建築物が多く立ち並んでいて、普段日本で見ていた景色とはまったく異なるので新鮮です。地元の方も優しくフレンドリーなのでとても居心地が良いです。
到着してから最も驚いたのは大学の広さです。場所によっては移動にかなり時間がかかるので、自転車やスケートボードで移動している生徒も多くいます。
留学先大学のオリエンテーションについて教えてください
オリエンテーションは1日行われ、午前中はオンライン、午後は対面という形でした。どちらも2〜3時間で終わりました。
オンラインでのオリエンテーションはzoomで行われ、渡航前にUCSBのマイページを通してアナウンスしてくださっていたことの復習といった感じでした。
ジムやヘルスセンターなどの大学内のサービスを利用する際の注意事項、ビザに関する注意事項、履修登録の方法や締切期限の確認等が主でしたが、留学生向けプログラムの職員の方の紹介やおすすめの授業も紹介してくださいました。
午後の対面のオリエンテーションでは、実際に大学に行ってキャンパスツアーをしてくださいました。留学生向けヘルプセンターや図書館、大講義室、キャンパス内にあるラグーンなどといった場所を回りました。
また、履修登録でわからないことを実際に職員の方に聞いたり、自由に留学生同士でお話しして知り合う機会もあったのでとても良かったです。
日本から現地滞在先までの道のりはどんな感じでしたか?
日本の空港(成田)→ LAX → バス → Uber(タクシー)という流れで学生寮に到着しました。
フライト時間は大体10時間くらいでした。機内ではずっと不安と期待を同時に感じていてあまり眠れなかったのですが、現地空港に着いてからは、目に入ってくるもの、耳から聞こえてくるものすべてが新鮮で、アメリカに来たんだという実感が湧きました。
空港から出発するバスが定刻通り来なかったので少し焦りましたが、バスに乗ってからはとても快適でした。
3時間くらいバスに乗っていたのですが、日本と全く異なる景色を楽しんでいました。 しかしバス内の冷房が強く、さらにバス停に着いたとき外もかなり寒かったのは予想外でした。バス停からはUberを手配してもらい、10分ほどで寮に到着しました。
交通手段は複雑ではなく、飛行機の乗り継ぎもなかったのでそこまで大変ではなかったと思います。しかし1人で飛行機に乗ってアメリカに行き、さらにそこから交通手段を使って滞在先に行くことは初めてだったのでずっと気を張っていたと思います。
渡航先ではどのような通信サービス(Simカード等)を使用されていますか?
坂本 若菜
初めまして、坂本若菜です。日本の大学で所属している学科は英語英文で、ゼミはコミュニケーションです。音楽を聴くこと、ピアノを弾くこと、そして実家で飼っている犬と遊ぶことが大好きです。
留学先での休日は、勉強の他に友だちとご飯を食べに行ったりダウンタウンに買い物に行ったりして過ごしていますが、サンタバーバラはリゾート地としてもとても有名なのでもう少し暑くなったらマリンスポーツに挑戦したいと思っています。