こんにちは。
この報告書を作成する度に、もう一か月が過ぎたかと時の流れの早さを感じます。
今回のレポートでは他のGlobal Ambassadorの方とは少し違う視点で、アメリカ文化(アメリカンフットボール)について紹介したいと思います。
アメリカのミネソタ大学に留学を決めた理由に、名門大学で勉強をしたかったことと、カレッジフットボールの強豪校に行き、本場のアメフトを堪能したかったというものがあります。自分は、高校からアメフトを始め、動画でカレッジフットボールやNFL(プロリーグ)を見ているうちに、いつか本場のアメフトを生で観戦する、というのが一つの夢になっていきました。また、本場で学ぶアメフトの文化や伝統などを自分の所属するチーム(学習院大学アメフト部)に共有して還元することが、留学をする自分の役目であると感じていたため、充実した教育施設が整っていて勉強に集中でき、趣味のアメフト観戦と両立できる場のミネソタ大学が自分に向いているなと思い、留学先に決めました。
カレッジフットボールはNFLやMLB、NBA,、 NHLなどのプロスポーツに並ぶ、もしくはそれを上回るほどの人気を誇り、各大学がアメフトチームに力を入れていて、カレッジフットボールがどれだけの影響力を持っているか、身をもって体験しています。
約125校いる大学の1部アメフトチームの中から毎週トップ25校が発表され、このランキングに大学の名を残すためにチームのプライドを懸けて1試合を戦う姿に圧倒されています。
ミネソタ大学のアメリカンフットボールチームはBIG10(日本の一部リーグ)というカンファレンスに所属しているチームで、現在(2019年11月17日時点)、トップ25校のうち11位にランクしています。先週まで1904年以来、無敗でシーズンを過ごしていたため、キャンパス内では盛り上がりが異常でした。運良く好調なシーズンに留学をすることができて光栄に思います。
ミネソタに到着してから、何かしらの形でチームに合流できないかと考えいろいろな方法を試してみました。大学のフットボールチームの公式Instagramにダイレクトメッセージを送ったり、練習場で待ち伏せをしたり、と多くの試みをしましたがどれも失敗に終わりました。やはり本場のカレッジフットボールは莫大な収益力を誇るだけに、スタッフもシーズン開幕からの一年契約が条件になっているなど、多くの決まり事が存在していました。
しかし、チーム関係者に顔を覚えられたのか、シーズンチケットを頂いたり、HCと少しお話をさせていただいたりする機会を得ることができました。これらの経験から、小さいことからでもチャレンジして諦めないことの大切さを再認識させられたと思います。
試合からは、大学のプライドを背負って1プレーに懸ける選手、コーチ、そして彼らを信じるファンのアメフトに対する情熱さを肌で感じることができました。日本では経験することのできないものをアメリカで、一つの文化として経験することができ、貴重な時間を過ごせているなと感じます。
ここに滞在できる期間も残りわずかになってきました。寒さに負けず、多くのことに積極的に挑戦して、良い留学生活にしていきたいと思います。
小山 陸
私は約半年間、ミネソタ大学に留学をします。
今回の留学で、「コミュニケーション力向上」と「挑戦」を目標にします。
自分は性格上、他人と会話をするときに消極的な部分が出ることがあります。留学先国で海外の人たちと同等なレベルで英語を話せるようになるために、そして社会人になったときに高いコミュニケーション能力を発揮させるためにも、異国の地で積極的に「コミュニケーション力向上」に努めていきます。
「挑戦」については、半年という短い貴重な期間で様々なことにチャレンジをして、自分を磨きたいです。慣れない環境でつらい経験も少なくないと思いますが、そこで諦めるのではなく、小さいことからチャレンジをして乗り越えていきます。
この二つの目標を通して、帰国時に人として自立できていればいいなと思います。