NAFSA 2024におけるSAF年次レセプションで、ニューオーリンズの伝統的なセカンドラインを披露

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お知らせ
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スタディ・アブロード・ファウンデーション(SAF)は5月28日、2024年のNASFA年次大会において、年次レセプションを開催しました。今年はニューオーリンズで開催され、この地が誇る伝統ある大会場「Galeriè de Galatoire」で行われたこのイベントには、200名を超えるゲストが参加しました。

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SAFの広範なパートナーネットワークから中国、日本、韓国の代表者が出席し、ホスト大学の多くの代表者と、中国教育国際交流協会(CEAIE)からも60名以上の出席者を迎えました。

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毎年、NAFSA(全米国際教育者協会)は、国際交流年次大会&エキスポを開催しており、世界中から何千人もの専門家が集まって知識を共有し、ネットワークを築き、国際教育における最新の傾向や課題の確認を行っています。

SAFは今回のレセプションの一環として、ニューオーリンズに息づく豊かな文化の歴史を取り入れました。今年はニューオーリンズならではの「セカンドライン」の伝統に敬意を表し、華やかなパフォーマンスがゲストに披露されました。

セカンドラインは、市街を練り歩くブラスバンドのパレードで構成されており、生と死、祝祭を祝います。セカンドラインは伝統的に、ニューオーリンズの歴史に深く根差した地域密着型の組織であるSocial Aid and Pleasure Clubs(SAPCs)によって組織され、見ごたえのある素晴らしいパフォーマンスが魅力です。

ブラスバンドが奏でるニューオーリンズの美しいジャズのリズムに揺られながら、お揃いの衣装に身を包んだパフォーマーたちが、ハンカチやパラソルを振りながら元気よく踊ります。この活気あるショーを率いるグランド・マーシャルは、地域社会の名誉ある一員が務め、パレードの雰囲気と情熱を盛り上げます。

イベントでは、SAFのシニアアソシエイトバイスプレジデントであるCarol Carmodyが、本レセプション独自のセカンドラインについて発表した後、Carl Mack氏を紹介しました。セカンドラインの熟練パフォーマーであるMack氏は、セカンドラインの伝統が持つ歴史と重要性について、思慮に富んだ洞察を披露しました。

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「これまでにSAFのレセプションに参加されたことのある方であれば、学生、教職員、スタッフ、同僚たちが、世界中の多様性に触れ、さまざまな民族、文化、社会のモザイクで成り立つ私たちの世界に関する問題への理解と認識を深められるよう、組織として努めていることをご存知だと思います。今夜、ニューオーリンズ独自の伝統であるセカンドラインをご紹介できることをとても嬉しく思います」 - Carol Carmody - SAF、シニアアソシエイトバイスプレジデント

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「The Xylophone Man」での音楽活動で知られるMack氏のデビューは、1984年に行われたニューオーリンズのワールドフェアです。ストリートパフォーマンスから身を起こし、自分のエンターテインメント会社を設立した、伝説級のパフォーマーです。最終的にはフレンチ・クオーターにMardi Gras Museum of Costumes and Cultureを開設しましたが、ニューオーリンズのカーニバルやその他の文化的な祭事で使用される衣装の保存を目的としたこの博物館は、人気の観光スポットとなっています。 

Mack氏は、他の数名のセカンドライン・パフォーマーとともに登壇し、セカンドラインと自身との個人的な関わりや表現に関する話をされました。

ゴールデン・スー・マルディグラ・インディアン・トライブの首長であるHoney Banister氏は、マルディグラ・インディアンの豊かな伝統と、ネイティブ・アメリカン文化との繋がりについて語りました。また、King Hollis氏が、ジャズの生まれた地としても知られるアフリカ系アメリカの歴史ある地域、トレメの地元住民としての視点を披歴したほか、

「Magnolia Rose」の芸名でも知られるAnita Oubre氏が、ニューオーリンズのBaby Dollコミュニティの持つ魅力を取り上げ、さらにGerald Platenberg氏はグランド・マーシャルの重要な役割について説明しました。

プレゼンテーションが終わると、賑やかなセカンドラインの音楽パフォーマンスが会場を包み込み、華やかで豪華な衣装に身を包んだパフォーマーたちがゲストにも温かく参加を促しました。参加者の多くがこのまたとない文化を体験するチャンスを堪能し、セカンドラインの伝統に則ってハンカチを振りながら、踊りあかして留学生の国際的なモビリティというテーマを共に祝いました。

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