SAF Japan Alumni Party 2025を開催しました！
2025年6月14日（土）、SAF日本事務局は東京・渋谷の「JINNAN CAFÉ」にて、SAF Alumni Party 2025を開催しました。週末の夕方にもかかわらず、合計45名が会場に集い、世代や立場を超えた活気あふれる交流のひとときを楽しみました。
今回のイベントには、現在IES Tokyoプログラムを通じて日本に留学中のアメリカ人学生10名も特別参加。さらに、社会人・大学生として活躍中の帰国生や渡航予定の学生を含む35名のSAF Alumniが参加し、JINNAN CAFÉのアットホームな空間の中で、にぎやかな再会と新しい出会いが繰り広げられました。
クイズで一気に距離が縮まる！
イベントの前半は、学生スタッフが企画したグループ対抗クイズ大会でスタート！英語と日本語を織り交ぜたユニークな問題に、各チームが協力して挑戦しました。
クイズは単なる知識比べにとどまらず、自然な会話と笑顔を生み出す絶好のアイスブレイクとなり、会場は一気に和やかな雰囲気に。景品をかけた白熱の戦いに、参加者たちは夢中になって取り組みました。
社会人によるリアルトークセッション：留学とその先を語る
クイズで盛り上がったあとは、美味しい料理を囲みながら参加者同士の歓談タイムへ。和やかな雰囲気の中、後半は社会人による座談会セッションがスタートしました。
クイズで打ち解けたあとは、美味しい料理を楽しみながら歓談。そして後半は、社会人Alumniによるリアルトークセッションが行われました。
登壇してくださったのは、昨年に続きご協力いただいた蓮尾 愛莉さん（2022年 University of California, Los Angeles Summer Session 参加）と、当日急遽参加が決まったカン・ビョンフンさん（2023年 University of California, San Diego 留学）。
お二人は、参加学生たちから寄せられた質問に答えながら、留学中のリアルな経験や、帰国後のキャリア形成について率直に語ってくださいました。
中でも多くの関心が集まったのは、就職活動と留学の関係について。
「“留学をして就活に有利になったか？”」
「“逆に期待値が上がりすぎて不利になることは？”」
といった質問が飛び交う中、蓮尾さんはこう語ってくださいました：
「私は就活を終えてから留学したので、採用側の視点もふまえてお話しますが、留学そのものが就活に直接良い／悪い影響を与えたとは思っていません。この会場だけでもこれだけ多くの留学経験者がいるように、“留学した”というだけでは差別化にならない時代です。だからこそ、留学中に挑戦したこと・身につけたことをどう活かすかが重要だと思います」
これに対し、カンさんも「留学の持つ“可能性”をいかに活かすかがカギ」と同意されていました。
また、「語学力をどうやってキープしているか？」という質問に対しては、蓮尾さんから驚きの回答が：
「実は今日の午前中、IELTSを受けてきたんです」
この一言には、会場からどよめきが起こりました。
続いてカンさんも、
「韓国に戻ってからは英語や日本語を使う機会が減ってしまうので、今でも日本人の友人や留学中に出会った仲間と意識的に連絡を取ったり、電話で話すようにしています」
と、実践的な工夫を紹介してくださいました。
IES留学生にもインタビュー！日本での発見とは？
続いて、今回参加してくれたIES Tokyoのアメリカ人留学生たちにも、日本滞在についてインタビューを実施しました。
Q1. 日本に来て、想像と違ったことは？
- 「思っていたよりもずっと漢字の勉強が難しい」
「公共交通機関が想像以上に便利で感動！分刻みのスケジュールで遅れることなく電車がくる！」
Q2. 日本に来てから、自分の視点が変わったことは？
「アメリカは完全に個人主義だけど、日本では何かを決める時に、周りの人と意見をすり合わせることの大切さを学んだ」
異文化を体験しながら視野を広げる様子がうかがえる、貴重な回答ばかりでした。
参加者の声から伝わる“留学の力”
イベント終了後には、参加者から嬉しい感想が多く寄せられました：
「英語を使って、さまざまなバックグラウンドの人と交流できて楽しかったです」
「“留学”という共通点があるからこそ、初対面でもすぐに打ち解けることができました」
今回のAlumni Partyは、単なる同窓会ではなく、“留学”という共通体験がつなぐネットワークの強さを感じさせる機会となりました。これから渡航を控える学生には、先輩たちの経験談が大きな励みとなり、帰国生にとっても、過去を振り返りつつ、次の世代に思いをつなげる場となりました。
今後もSAF日本事務局では、Alumni同士、そして現役留学生・渡航予定者がつながる機会を大切にし、国境を越えた学びと絆を支えてまいります。
📢 次回のAlumniイベントのご案内は、公式ウェブサイトおよびSNSで随時発信予定です。ぜひお楽しみに！
