【留学体験記】アーカンソー大学 佐々 美咲さん【第1回】

学生のポートレート写真
佐々 美咲
アメリカ、アーカンソー大学のイベントでホストファミリーと友人たちと遊園地へ。背後にはオレンジ色の美しい夕焼けと様々な出店。

2023年夏、東京女子大学からアメリカのアーカンソー大学へ留学中の佐々さん。留学を決めたキッカケや留学準備、現地到着後の心境などをレポートしてもらいました!

 

 

留学を決めたきっかけは何でしたか?

留学を決めたきっかけは、客室乗務員になるという夢のために英語力を向上させたいと思ったことと、日本で在籍中の大学の学科が留学必須であったことです。

中学生のころから洋楽や洋画、海外モデルが好きで、漠然と海外への憧れを抱いており、いつか海外で生活してみたいと思っていました。そして、高校生の時に客室乗務員になりたいという目標ができ、留学が必須である東京女子大学への入学を決めました。

アメリカ、アーカンソー大学で出会った友達と。背後にはレンガ造りの背の高い建物。
 

 

今回の留学先を選んだ理由や、留学先を選ぶ際に重視したことを教えてください

私が留学先を選ぶ際に重視したことは、日本人の少なさと、費用です。

私は日本人と一緒に居たら日本語しか話さないと思ったので、英語を強制的に話さなければいけない環境に自分を置くためにSAFのアドバイザーの方と相談をして、日本人が比較的少ない大学を選びました。(現地の大学には何人か日本人がいますが、SAFからは日本人私一人でした。)

そしてこの条件と自分の成績やIELTSのスコアを満たす大学のうち、学費が比較的安いアーカンソー大学に決めました。

アメリカ、アーカンソー大学で出会った友人たちと休日にお出かけ。
 

 

留学の準備はどれくらい前から始め、どのように情報収集をされましたか?

私の学科は2年次での留学が必須であったため、入学当初から留学の説明がありました。

私はどうせなら語学留学ではなく学部授業にチャレンジし、本場の生徒と混じって授業を受けてみたいと考えていたため、学部授業を履修するために必要なIELTSのスコアを取得できるように大学で行われるIELTS対策の授業に申し込み、1年次5月からIELTSの対策を始めました。

留学の準備は大学やSAFからの指示に従いながら行い、SAFのウェブページやパンフレット、また、SAFの方と面談をして情報収集をしました。

アメリカ、アーカンソー大学の建物。緑豊かなキャンパスから顔をのぞかせるレンガ造りの校舎。
 
 
実際に留学先大学に到着してみて、留学先の印象はどうですか?渡航前と何か違いますか?

広大で落ち着いた大学であるという印象を受けました。キャンパスは端から端まで徒歩で約40分かかるほど広く、”The Natural State” という州の愛称があるように緑に囲まれた美しい大学です。また、アーカンソーの人々は気さくで親切な印象も受けました。

留学前は、差別をされたり、怖い思いをするかもしれないという心配がありましたが、今のところ何事もなく、むしろ日本人に良い印象を持ってくださる人が多いように思います。

キャンパス内には小規模のスーパーや本屋、カフェなどがあるため生活には困りませんが、徒歩圏内にショッピングモールやレストランなどがないため、車を持っていないとかなり退屈です。

私は車を持っている友達が何人かいるおかげで連れて行ってもらえ、感謝しています。

Razorback Transitと呼ばれる、キャンパス内や主要なキャンパス外のショッピングエリアへの無料バスが走っていますが、頻繁に利用する友達によると時間通りにバスが到着することはまずないらしいです。

アメリカ、アーカンソー大学のA-Weekの様子。右手奥にArkansas Unionと書かれた白い建物があり、紅白の風船で飾られている。中央にはたくさんの大学生。

 

 

留学先大学のオリエンテーションについて教えてください

オリエンテーションは対面で行われ、内容は大学のサービスについての説明や授業を受ける際の注意点、学生団体の紹介など多岐にわたりました。

現地についてからの1週間はA-WEEKという期間があり、新入生のためのイベントが満載でした。毎日複数のイベントがあり、キャンパスツアーやピクニック、パーティーなどが学生主体で行われました。

留学前は、友達ができないかもしれないと不安でしたが、A-WEEKで毎日人とコミュニケーションを取ることで学年関係なく友達を作ることができました。

Dinner in American Familyというアメリカの家族の家に夜ご飯を食べに行くというイベントでは、ホストファミリーに良くして頂き、別日にアーカンソーの伝統的なフェスティバルに連れて行ってもらうこともできました。

学生内だけでなく地域の大人の方との交流も深めることができ、非常に貴重な体験をすることができました。

アメリカ、フェイセットビル。ホストファミリーとディナーを食べるイベント。

 

 

日本から現地滞在先までの道のりはどんな感じでしたか?

フライト時間は合計で約14時間でした。

成田空港からデンバー国際空港に向かう便には多くの外国人の方が搭乗していて、飛行機に乗った瞬間から留学が始まったと実感しました。

機内でテイラースウィフトの曲が流れた際に、乗客全員が楽しそうに熱唱し始めたり、隣に座っていた外国人の方が気さくに話しかけてくれたりしたため、緊張が一気にほぐれ、前向きな気持ちで出発することができました。

デンバー国際空港からフェイエットビル地方空港までの乗り継ぎ時間がわずか1時間15分しかなく、今まで体験したことのない広さの空港をひたすら走って何とかぎりぎり乗り継ぎに成功しました。

何事もなく順調に手続きを終わらせることができましたが、とてもヒヤヒヤしました。

フェイエットビル地方空港につくと、大学の係の方が車で空港まで迎えに来てくださり、SAFの方が用意してくださったホテルに一泊し、1日を終えました。

翌日の朝に大学の係の方がホテルまで迎えに来て、大学の寮まで送ってくださいました。

アメリカ、アーカンソー大学で出会った友人と、レインボーの階段に腰かけて撮影。

 

 

渡航先ではどのような通信サービス(Simカード等)を使用されていますか?

私は、日本でアメリカ放題というソフトバンクのサービスに加入しました。

現地で格安SIMを購入する方が安いと思いますが、初めての地、初めての留学で不安もあり、日本で使っていた携帯電話をそのまま使うことができるこのサービスを利用しました。

アメリカ、アーカンソー大学で出会った友人たちとMuseum of Native American Historyを訪れた際の写真。

 

 

第1回レポートをありがとうございます!

本当に緑豊かな美しいキャンパス……!やっぱり「友達ができるのか」というのは不安になるポイントですので、新入生向けのイベントが充実しているのは嬉しいですね!

アメリカ国内線名物(?)のギリギリ乗継ぎを無事にクリアされたようでよかったです……!

第2回も楽しみにしています!

学生のポートレート写真

佐々 美咲

こんにちは、佐々美咲です!

東京女子大学現代教養学部国際英語学科に在籍しています。趣味は音楽を聴くことと、バスケットボールです。

ターム:
Summer 2023
留学先の地域・都市:
出身大学:
東京女子大学
出身国:
日本
学部学科:
現代教養学部 国際英語学科 2年