派遣元大学

日本女子大学は1901年創立の無宗派の大学であり、国際的な尊敬と平和には女性の教育が重要であるという考えのもと、自主性と自由な発想を育んでいます。家政学部、人間社会学部、文学部、理学部の主要4学部で、女性が国内や海外の地域社会でリーダーシップを発揮し、イノベーションを起こせるような教育や研究の機会を提供しています。日本で初めて大学院を設置した大学のひとつであり、アジアにおける女性の地位向上に寄与する国際的なグッドプラクティスとして日本政府から認められています。また、世界各国の教育機関との間で留学プログラムを締結しています。幼稚園から大学院までの全教育課程において、創立者が掲げた三綱領「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」の精神を貫いています。

神田外語大学（KUIS）は「言葉は世界をつなぐ平和の礎」であると考えています。1987年に設立された私立大学である神田外語大学は、言葉を通じたコミュニケーションにより、お互いを認めあい尊重しあう、あたたかな世界をめざしており、英米語学科、アジア言語学科、イベロアメリカ言語学科、国際コミュニケーション学科の主要4学科にて、優れた国際関係学教育を実施しています。

1858年に洋学塾（蘭学塾）として福沢諭吉が開塾した慶應義塾大学は、日本で初めて留学生を受け入れた大学のうちのひとつでもあります。現在は350を超える海外提携校があり、海外の一流大学とのダブルディグリープログラムも数多く存在し、すべて英語で授業を行う学位プログラムも20超あります。慶應義塾は日本が誇る「グローバル30（G30）」プロジェクト大学のひとつであり、世界でもトップ100にランクインする大学です。卒業生には、日本の総理大臣や宇宙飛行士、オリンピアン、パラリンピアン、俳優、ミュージシャン、フォーチュン500企業のCEOなどがいます。

日本初の7年制高校である旧制武蔵高等学校を前身とする武蔵大学は、経済学部、人文学部、社会学部、大学院経済学研究科、人文科学研究科にて、「自立」「対話」「実践」という3つの目標を掲げて教育に取り組んでいます。「リベラルアーツ教育を基礎とした国際人の育成」を明確な目的とし、継続的な外国語教育や学生と教員が効果的な関係を築くことができる少人数のゼミナール授業の重要性を強調しています。

カトリック系の大学である南山大学は、もともと神言修道会の宣教師によって設立された小さな外国語学校でした。現在では、8学部、短期大学1校、13の研究所や研究センターを擁する大規模大学として、世界的に高い評価を獲得しています。「人間の尊厳のために」という理念のもと、学部課程の学生にはキリスト教の思想を学び、西洋の文化に触れ、世界の中で日本が果たすべき役割を理解する機会を提供しています。これにより、学生一人ひとりが「世界にて、そして世界のための力となる」ことを目標としています。また、国際センターでは、交換留学や海外留学を取り扱っており、外国人留学生別科では、来日した学生を対象とした言語と文化の授業を実施しています。

お茶の水女子大学は女性リーダーの育成を目的に、日本初の女子高等教育機関である東京女子師範学校として1874年にスタートしました。リベラルアーツ教育を積極的に推進しており、一般教養の基礎の上に確かな専門性を高めることができる大学です。学生たちは政治、経済、学術、文化など、さまざまな分野の奥深いプログラムを組み合わせてそれぞれの学位を取得しており、将来、日本や世界のリーダーとして活躍できるよう、自らの道を切り拓いていきます。お茶の水女子大学の交換留学制度は国境を越えた学習・研究を推進する環境が整っています。

信州大学はアジアで最も革新的な大学のひとつとしてロイターからも高く評価されています。人文学部、教育学部、経法学部、理学部、医学部、工学部、農学部、繊維学部があり、繊維学部は日本で唯一の学部です。「信州大学先鋭領域融合研究群」プログラムを通じて学部間の共同研究を積極的に推進しており、特に世界最上級の炭素科学、エネルギー・環境科学、繊維工学、山岳科学、生物医学の各分野の資源を統合しています。この研究群が成功を収めたことから、信州大学（信大）は、その先駆的な研究と革新的な教育アプローチで国際的な舞台に立っております。