【留学体験記】アリゾナ州立大学 有川友菜さん【2019年6月】

学生のポートレート写真
有川 友菜

 6月のアリゾナはついに40度を超え、まさに、「オーブンの中」といったような気候です。そんな中、今月は特に語学学校の宿題やテスト勉強、TOEFLの対策など、勉強に追われた生活を送っています。そこで、今回はASU(アリゾナ州立大学)の語学学校について詳しく紹介したいと思います。

 

アリゾナ州立大学のキャンパスの様子

 

 まず、語学学校は6つにランクに分けられており、プレスメントテストによってレベル分けをされます。レベルは一学期間で一定の成績をとることができれば次の学期で一つ上のレベルに上がることができます。

 クラスは15人程度の少人数のクラスで、ASUの語学学校は主に中国や韓国、日本のアジアやアラブなどの中東のほうからきている生徒が多くみられます。日本人も現在40人ほどいますが、クラスの内訳を見るとほとんどのクラスは2~3人ほどでそれほど多いという印象はありません。

 語学学校では三つの授業があり、

  • リーディング
  • ライティング
  • リスニング
  • スピーキング

の二つの科目と、

  • コミュニケーション
  • アメリカンヒストリー
  • ビジネスマネジメント

から一つ選択することができ、合計三科目の授業を取ることができます。

 ネイティブの教授なので聞きなれないアクセントもなく、わかりやすく教えてくれます。

 語学学校専用の建物があるわけではなく、いたるところのASUの教室で授業が行われます。ASUのキャンパスはとても広く、多くの日本ではよく見ない木やサボテンを見ることができます。

 

アリゾナ州立大学の建物の様子

 

 一枚目と二枚目の写真はASUのキャンパス内で撮った写真です。日中はASU内を警察官が常に巡回しており、治安はとても良いですが、夜では3枚目の写真のように自転車が盗られてしまうことや、壊されてしまうということはよくあるようです。

 

パーツを盗まれた自転車

 

 アメリカに来て四か月ほどになりますが、多国籍の友達と学んだり、遊んだりして、様々な文化に触れながら、少しながらも英語能力の成長を感じることのできる日々に幸せを感じながら楽しく過ごしています。ついに来学期からはASUでの学部授業を受けることができるので、また違う刺激を得られることを楽しみに励んでいきたいと思います。

 

学生のポートレート写真

有川 友菜

2019春学期スタートのSAFグローバルアンバサダー。

駒澤大学から、アメリカのアリゾナ州立大学へ留学。

 

  私は留学に向けての抱負として、「やらない後悔よりやって後悔」ということを掲げさせていただきました。

 私は今まで目立たないように、失敗しないように、ということを考えて生活をしてきました。しかし、このままでは私には何も特徴がなく、自分の強みがないことに気付きました。そこで、留学を通して、様々なことに自ら挑戦をし、失敗を繰り返しながら、自分らしく強く生きていく力を養いたいと思いました。

 また、多国籍の人と出会い、様々な文化や考え方に触れ、視野を広げた国際的な知識や考え方、コミュニケーション能力を手に入れたいと思います。さらに、生活の中の些細なことからも学び、一人暮らしをしたことのない私が、ルームメイトと協力しながら家事などをこなし、アメリカで生活ができるようにすることも一つの目標です。

 そして最終的に、留学の経験を活かして、世界で活躍できる自立した人間になりたいと考えています。

 

ターム:
Spring 2019
留学先の地域・都市:
出身大学:
駒澤大学
出身国:
日本
学部学科:
グローバル・メディア・スタディーズ学部 グローバル・メディア学科 1年