【留学体験記】アンジェ・カトリック大学 川瀬 詠梨さん【第1回】

学生のポートレート写真
川瀬 詠梨
フランス、パリのルーヴル美術館で撮影。彫刻や絵画で覆われた美しい天井。

2023年秋、南山大学からフランスのアンジェ・カトリック大学へ留学中の川瀬さん。留学を決めたキッカケや留学準備、現地到着後の心境などをレポートしてもらいました!

 

 
留学を決めたきっかけは何でしたか?

高校1年生の頃に1年間オーストラリアへの留学を経験しており、すでに言語を現地で学ぶことの素晴らしさは知っていたので、大学でも留学をしたいと考えていました。

留学をするということは本当に大変な選択で、覚悟が必要だと思います。

私は大学卒業後、教育関係の仕事に就きたいと考えています。私は国際的かつ流動的な分野を選んだので、多言語を学ぶことで世界情勢を多角的な視点から見つめることができると考えました。

よって、自分に必要なことと好きなことが同時に実現できる「留学」を改めてしたいと思ったことが今回のきっかけです。

フランスの街並み

 

 

今回の留学先を選んだ理由や、留学先を選ぶ際に重視したことを教えてください

フランスのアンジェ・カトリック大学を選んだ理由は、

  • 留学生を受け入れる制度がしっかりしていること
  • 閑静な場所にあり、しかも学生の街であるので勉強するには最適であること

の二つが主に大きな理由です。

またその他の理由として、建物が本当に美しく「大学に行きたい!」と毎日思うことができるようなところが良かったのでアンジェ・カトリック大学を選びました。

フランス、かわいらしい赤い花が飾られた窓辺

 

 

留学の準備はどれくらい前から始め、どのように情報収集をされましたか?

留学の準備は、約1年前から始めました。

SAFの説明会や個別相談会も何度か参加し、プログラムの詳細や渡航までの流れ、そして実際に留学された方のお話を何度も伺いました。

そして留学先の言語を本格的に勉強し始めたのは、実は半年ほど前からでした。

勉強と並行してフランスに住んでいる友人に生活面での話を聞いたり、インターネットで「生活スタイル・物価・事件や事故」などのキーワードで日々検索していました。

パリのエッフェル塔を撮影
 

 

実際に留学先大学に到着してみて、留学先の印象はどうですか?渡航前と何か違いますか?

アンジェ・カトリック大学は、到着した瞬間「ここを選んで本当に正解だった」と思えるほど素晴らしい大学でした。

広く開放的で写真より美しいのはもちろん、先生も学生も本当に優しく、留学生を受け入れる体制が完全に整っていると実感しました。

授業のスケジュールは毎日正確に作成されており、課外活動(直近ではモン・サン・ミッシェルへ行きました)も豊富で、想像の何倍もフランスを満喫しています。

他の留学生たちとの交流はもちろん、10月からは大学全体で交流できると伺い、本当に待ちきれません。

モンサンミッシェルを訪ねた時の写真。

 

 

留学先大学のオリエンテーションについて教えてください

オリエンテーションは初日のみで、留学生全員(40人ほど)が大きなホールに集められ大学のシステムや生活について軽く30分ほど説明がありました(この時は授業の日程やテストなど詳しい説明はありませんでしたが、こちらは授業が始まる2日目に各クラスで説明を受けます)。

その後習熟度別のクラスに分かれるためのテストを約2時間ほど受け、昼食をカフェテリアで取りました。

お昼からはキャンパスツアーをし、その後アンジェの中心地でグループに分かれ全員でなぞなぞがいくつか書かれた紙を持ち町中を散策しました。

初日のオリエンテーションは丸1日(8:45-17:30)かかりましたが、2日目から早速授業が始まりました。

フランス、アンジェ・カトリック大学で芝生の上で友人たちと撮影
 

 

日本から現地滞在先までの道のりはどんな感じでしたか?

私は名古屋の中部国際空港からタイ経由でフランスに向かいました。

午前11時発でタイまで6時間、9時間タイで待った後12時間かけてフランスに向かいました。

長いフライトは正直不安でしたが、フライト中はフレーズを覚えたり寝たりして、タイの空港にいる間はタイ語を話すチャレンジをしてみたりと楽しく過ごしました(また、空港にはフリーWi-Fiがあるので退屈はしないと思います)。

フランスのシャルル・ド・ゴール空港はとても大きくて迷いそうになりましたが、「留学が始まった!」と思いながら道を訪ねたりしてモチベーションを上げていました。

 

 

渡航先ではどのような通信サービス(Simカード等)を使用されていますか?

フランス到着後すぐは、「trifa」のe-SIMを1週間利用しました。

理由としては、

  • 空港からすぐに携帯を使用したかったこと
  • 電話暗号を作らなければいけなかったため、差し込むタイプのSIMカードを買いに行かなければいけなかった

ということが挙げられます。

現在はアンジェの中心地に「free」という大きな携帯会社のSIMカードを購入することができる自動販売機があるので、そちらを利用しています。

また、ホストファミリー宅ではWi-Fiを利用させてもらっています。

フランス、様々なステッカーが貼られた壁

 

 

第1回レポートをありがとうございます!

川瀬さんは英語を専攻されていて、なんと留学先の言語(フランス語)を勉強し始めたのは半年前とのこと!すごい……!

頂いたレポートの内容やお写真からもわくわく感が伝わってきて、読みながらニコニコしてしまいました。

第2回も楽しみにしています!

学生のポートレート写真
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川瀬 詠梨

こんにちは、愛知県出身の川瀬 詠梨(えり)と申します!

大学では英語を専攻していますが、言語を学ぶことが大好きです。大学ではバレーボールサークルに入っておりアクティブに過ごすことが大好きですが、読書・映画鑑賞・建築巡りなど、静かに過ごす趣味も大切にしています。歩くことも大好きなので、時間がある時は歩いて外で本を読んだりしています。

今はフランスのアンジェ・カトリック大学で趣味を存分に楽しみながら、日々勉学に励んでいます。

ターム:
2023 Fall
留学先の地域・都市:
出身大学:
南山大学
出身国:
日本
学部学科:
外国語学部 英米学科 3年