【留学体験記】2026年春季 分野別短期研修 秋田 唯花さん【グラナダ】
2026年2月15日(日)~2026年3月1日(日)に開催された、春季の海外で学ぶ分野別短期研修。
その「南スペイン・グラナダで学ぶ文化遺産:芸術・建築・フラメンコ
(Granada Study Tour on the Cultural Heritage of Southern Spain) 」プログラムに参加された秋田 唯花さんからレポートが届きました!
今回プログラム参加を決めた理由は何ですか?
今回のプログラムを選んだ一番の理由は、自分の好きなことや興味と、留学のテーマが一致していたからです。
私は建築や芸術などを専攻しているわけではないのですが、昔から感覚的に「綺麗!✨」と思うものや、そう感じられる空間に関心がありました。世界史の教科書に載っている写真に、うっとり🤤見入ったことも何度もあります(笑)
このプログラムの案内を見たとき、ビビッときたのに加えて、内容を見たときに自分の興味関心と重なる部分が多くありました。留学先ありきではなく、「何がしたいか・何ができるか」を軸に考えた結果が、グラナダ留学だったという感覚に近いです。
現地では、多くの人と関わりを持ちながら、その場でしか感じられない唯一無二の空気感や文化を、自分の感覚で受け取り、将来につながる小さな気づきを得られたらな!という、ゆるーい目標を持って過ごしていました🐨
現地到着後のオリエンテーションの内容や雰囲気を教えてください
全体的にすごくあたたかくて、アットホームな雰囲気が印象的でした!
やはり最初は少し緊張しましたが、それを感じる隙がないくらいスタッフの方たちが優しくてあたたかくて、すぐに打ち解けられるような空気でした🍀💗
内容としては、滞在中のスケジュールや生活面での注意点、アプリを使った連絡・安全管理の方法、健康面や現地での過ごし方などについてを、丁寧に説明していただけました。
必要な情報を不足なく伝えてもらうことができて、内容もしっかりしているという印象でした!
また、言語の面に関しても心配ナッシングです😼👍
ゆっくり話してくださったし、通訳してくださるスタッフの方も一名いらっしゃいました!
分からないことがあったとしても、その場で気軽に聞ける雰囲気だったのがありがたかったです。
このオリエンテーションのおかげで、「この留学きっと大丈夫だ!いけそう!」と前向きに思えました😊
現地でプログラム中のサポートは十分にありましたか?
前述のオリエンテーションでも触れたとおり、プログラム中のサポートは非常に十分に感じられました!✨
事前に生活面や安全面について丁寧に説明いただけたことで、不安を抱えることなく現地での生活を始めることができました😊
また、滞在中もスタッフの方とは常に連絡が取れる環境が整っており、分からないことがあればすぐに相談できる安心感がありました。
実際、些細なことでも気軽に質問できる雰囲気があり、スタッフの方々との距離の近さや話しやすさがとても心強かったです🙏
プログラム中、一番楽しかった/印象に残ったアクティビティ・イベントは何ですか?また、それはなぜですか?
一番印象に残っているアクティビティは、フラメンコの見学です💃
フラメンコが、スペインの歴史や人々の生き方表しているものだということは、前提として理解していましたが、実際に五感を通して体験すると、その理解とはまた違った実感がありました。
音やリズム、動きの一つ一つから、その人がフラメンコに込める思いや人生背景、感情すべてが伝わってくるようで、ただの鑑賞ではなく「感じる」体験だったなあ、と、今でも余韻ひたひたです😳
芸術として表現されているからこそ、その人たちのアイデンティティがより本物となって伝わってきて、自分とは違う生き方や背景を持つ人々の存在を、よりリアルに感じ取ることができました。
言葉じゃなくても伝わるものがあるということを強く強く実感することができたと同時に、その場の空気や熱量も含めて、自分もその一部になっているような感覚になれました。ものすごく貴重な経験をすることができました。
ここまで書いたけど、本当に本当に 百聞は一見どころか一体験に如かず Lv.MAX なものだったので、ぜひ現地で鑑賞していただきたいです🥺
プログラム中、一番楽しかった/印象に残ったフィールドスタディー(会社見学など)は何ですか?
一番印象に残ったフィールドスタディーは、コルドバのモスク見学です👀
この建物は、元々はイスラム教のモスクとして建てられ、その後キリスト教の大聖堂が内部に組み込まれた、世界的にも珍しい建築物です。
これまで、私にとって歴史とは、過去の出来事として学ぶものという感覚が強く、いまの自分とは少し離れたもののように感じていました。
しかし実際にモスクを訪れて、イスラムとキリストの要素が一つの空間に共存しているのを目の当たりにしたとき、時代の変化、歴史が流れていく過程を、そのまま形として見ているような感覚があり、鳥肌が止まらなかったのを今でも覚えています😮
普段は実感しにくい「今も歴史の延長線上にある」ということを、このモスクを通して現実的に捉えられた気がしました。
教科書を読むだけでは得られない、これもまさに 百聞は一体験に如かず Lv.MAX なものでした!!
自分も歴史の流れの中にいるような、不思議な感覚が強く印象に残っています。
プログラム中、印象に残ったゲストレクチャー(ゲストスピーカーを招いての講義)は何でしたか?それはなぜですか?
フラメンコに関するゲストスピーカーの講義です。
彼女はフラメンコの歴史や成り立ち、背景にある文化について、身振り手振りを交えながら非常に分かりやすく説明してくださいました。💓
それまで私は、フラメンコを単にスペインの伝統的なダンスというイメージで捉えていました。
しかし講義を通して、フラメンコが人々の生活や歴史、感情と深く結びついた表現であることを知ることができました。
特に印象的だったのは、動きを交えながら説明してくださったことです。
言葉だけでなく身体の動きによって伝えられることで、フラメンコが理論や知識としてではなく、実感を伴った文化として、楽しく理解することができたからです!
英語でディスカッションまた会話する機会は多くありましたか?
会話をする機会はもちろんありました!授業は英語で行われますし、先生やゲストスピーカーの方、ホテルの方と話す場面も多くあります。
ただ、それが全員に平等に与えられているというよりは、自分から話しかけにいくかどうかで大きく変わるなと感じたのも正直な感想です。
英語をとにかく使いたい練習したい、現地でお世話になる方とコミュニケーションを取りたいと思うのであれば、自分から質問したり、話しかけたりと、積極的に動くことがとても大切です。
また、もし話しかけることに不安があったとしても大丈夫です😊
皆さん本当に丁寧に耳を傾けてくださり、ゆっくり話してくださいます。
聞き取れなかった時も、ちゃんとこちら側が理解できるまで何度でも説明してくださるので、英語に自信がなかったとしても、「話したい!!!!!」という気持ちと少しの勇気があれば、十分にコミュニケーションを取ることができる環境であったと思います!
もし言語に関する不安で留学を迷っているのであれば、それは大きな心配にしなくて大丈夫です。
私が保証します😼完璧じゃなくても、少し恥ずかしい思いをしても、何ちゃ問題ないです、大丈夫!
最終発表(プレゼンテーション)の内容を簡単に教えてください。
最終プレゼンテーションでは、私を含めた4人グループで、パエリアについて発表しました。
それぞれにパートを割り振り、パエリアの歴史的背景、アイデンティティの側面、地域ごとの違い、そして実際に複数の店舗を訪れて食べ比べたレビューをまとめました。
私は、留学前に大学で履修していた異文化論の授業で、「異文化理解において食文化は重要な要素である」と学んだ経験から、パエリアとスペインのアイデンティティを結びつける観点で構成を組んでみました。
パエリアは単なる料理ではなく、大きな鍋を囲み、皆で作り、分け合うという過程そのものが人と人との関係性を生み出す、社会的な役割を持つ料理であるのです。
また、作る過程で自然と会話や知識の共有が生まれる点や、地域ごとに材料や作り方が異なっていても「共有する」という本質が変わらない点に着目し、その多様性が地域社会や価値観を反映していることについて発表しました。
他の授業やアクティビティもあったので、準備期間は決して余裕があるわけではありませんでしたが、和気あいあいとした雰囲気で協力しながら進め、どうにか最後までやり遂げることができました!
自由行動の日(土日)はどのように過ごしましたか?
私は、主に休息の時間にあてて過ごしました。(笑)というのも、平日は授業やアクティビティのスケジュールが比較的詰まっているのに加えて、友達とご飯を食べに行ったり街を探索したりと、常に活動していたからです。
友人と、宿泊先から徒歩15分ぐらいのところにある大きな博物館に行ったり、夜景を見に行ったりしました!
他のメンバーの中には、バルセロナやマドリードに足を延ばして充実したを過ごしている子たちもいましたが、グラナダをのんびり探索するのも楽しかったですよ💓
また、日曜日は近くおスーパーが閉まるので、土曜日のうちに食料を買いに行くなど、現地の生活リズムに合わせた過ごし方をしていました!ゆったりと街の雰囲気を楽しみながら過ごした週末も印象深かったです♪
滞在先での生活はいかがでしたか?(設備や、自炊をどのようにしていたかなど)
2週間、快適に過ごすことができました!中心部から離れすぎていない立地で、移動に不便を感じることはありませんでしたし、設備も充実していました。
ただ、部屋に関しては、場所によって差があったかもしれません。ですが、どの部屋も必要最低限のものは揃っているし、特にこれが不便だったなあ、ということは何一つなかったです!
また、ホテルの地下にあるカフェテリアを自由に利用することができ、そこで友達と集まって作業をしたり食事をしたりしました!
食事については、スーパーでお惣菜を購入するか外食するかの2つがメインでした!自炊はしなかったです😳
ほとんどの友達が日本食を持参していましたが、私は何も持って行かなかったです!
それでも、現地の料理は日本人の口に合うものが多く、食べるのもに困ることは全くなかったです!とはいっても、何日か食べ続けていると、胃が休まらない感じがしてくるのはしてくるので、不安な方は絶対に日本食を持って行った方がいいです🍀
現地に持って行ってよかったと思うものはありますか?また、持っていけばよかったと思うものがあれば教えてください。
半袖を何枚か持って行ったのは大正解だったかもしれないです。
2週間という短い期間でしたが、今回の留学先国で気づきや発見はありましたか?(文化の違いなど)また、その国の魅力を教えてください。
短い期間ではありましたが、まず強く感じたのは、人のあたたかさと街全体の穏やかな雰囲気でした。
街で出会う人たちはとても親切で、安心して過ごすことができ、本当に居心地の良い場所でした。グラナダロスなうです😿
文化の違いをはっきりと言葉にするのは難しいのですが、この街で過ごす中で特に印象的だったのは、建築物から感じられる歴史の重なりです。
グラナダには、異なる宗教や文化、時代背景をもつ人々が共存し、影響し合ってきた歴史があります。
その痕跡が、今もなお建築や街並みに色濃く残っており、実際に目で見て、肌で感じることができるところが、唯一無二で最大の魅力だと思います。
特に アルハンブラ宮殿に代表されるような建築は、一般的にイメージされるヨーロッパの雰囲気とは少し異なり、どこか神秘的で、息をのむような美しさがありました。
加えて、建築物から見られる二つとない人間の知性にも引き込まれます。ただ「綺麗」という言葉では表せない、歴史や宗教、文化が折り重なった独特の魅力があるなと感じました。
正直留学前は、グラナダという街があること自体を知りませんでしたが、バルセロナでもマドリードでもなく、ここに来たからこそ、そうした側面をより実感することができたんだと強く思っています。
「このような場所がある」ということ自体を知れたことこそが、今回の留学での大きな発見だったと思います。
現地でお気に入りのお店や場所はありましたか?
Patio de los Perfumes です!ここは香水専門店なのですが、実は私たちはこのお店の2階で授業を受けていました。
自分へのお土産を何にしようかと考えたとき、「ここに留学してたんだ私は」といつでも記憶を思い出せるものが欲しいと思ったので、この場所の香りを持って帰ろう!!と考えました。
2階の教室にいるだけでもふわっといい香りがしていたので、その匂いと同じ香りの香水を店員さんと一緒に探してもらい、購入しました!
2週間過ごした街の香りや教室、授業、先生や友達、店員さんとのやり取りもすべて、香水を嗅ぐだけでリアルに思い出すことができるので、お気に入りの1つになっています💓
今回のプログラム参加経験は、ご自身に何か影響を与えましたか?
今回のプログラムを通して、自分の将来に対する選択肢の捉え方が大きく変わったと感じています。
まず、この場所に「もう一度来たい」と思える場所ができたこと自体が、私にとって大きな意味を持ちました。
グラナダという具体的な地名とともに、そこに戻りたいと思える経験ができたことは、自分の将来を考える上での一つの指標になったと感じています。
また、現地で出会ったさまざまな大人の方と話す中で、「こういった生き方もある」「こういった仕事との向き合い方もある」ということを、新しく知ることができました。
私は大学卒業後に就職する予定ですが、ちょうど将来に対して漠然とした不安を感じていた時期でもありました。
留学中に何か明確な夢や職業を見つけたいと思っていた部分もありましたが、実際にはそれに対する答えを得たというよりも、自分の将来に対する考え方の幅が広がったように感じています。
仕事と生活のバランスの取り方や、日々の暮らしを大切にしながら働く姿勢など、グラナダで出会った人々の在り方から、多くの刺激とインスピレーションを受けました。
今回の留学は、具体的な夢や目標を見つけるためのものだったというよりも、「こういう考え方もできる」「こういう選択の仕方もある」と、自分の可能性や選択肢を広げてくれたものでした。
現地で出会った場所や人との関わりの中で、これまで知らなかった価値観や生き方に触れ、自分の将来についての考え方も少し変わったように感じています。
この経験は、これから先の自分の在り方やアイデンティティを支えてくれる、大切な土台にきっとなってくれます。
だからこそ、これを今後どのように活かしていくのかを考えること自体が今はとても楽しくて、未来に対して前向きな気持ちになれています。
最後に、分野別短期研修への参加を考えている方にメッセージ(お勧めポイントなど)をお願いします!
言語や生活面など迷いにつながる要素はいくつかあるかもしれません。でも実際まったくもって問題なかったですし、そんなことで迷っていたのがちっぽけに感じられるくらいの圧倒的な体験が待っています。
少しでも心がときめいているなら、その感覚を信じて一歩踏み出してほしいです!