【留学体験記】2026年春季 分野別短期研修 河本 美遥さん【グラナダ】
2026年2月15日(日)~2026年3月1日(日)に開催された、春季の海外で学ぶ分野別短期研修。
その「南スペイン・グラナダで学ぶ文化遺産:芸術・建築・フラメンコ
(Granada Study Tour on the Cultural Heritage of Southern Spain) 」プログラムに参加された河本 美遥さんからレポートが届きました!
今回プログラム参加を決めた理由は何ですか?
大学で「イベリア半島の歴史と文化」という講義を履修しており、そこでアルハンブラ宮殿やフラメンコの歴史的背景、文化的背景について学習しました。
イスラム美学の最高傑作である宮殿やジプシーやアフリカ系など多くの要素が混ざってできたフラメンコをこの目で実際に見たいという思いと、現地で新たな知識をを得たいという思いが生まれ、参加しました。
現地到着後のオリエンテーションの内容や雰囲気を教えてください
現地の方の生活リズムや治安、健康的に生活する為にどうしたら良いか、困ったらどうしたら良いのか、現地の言葉など私たちが困ることがないよう必要事項を詳しく丁寧に教えて頂きました。
また2週間の中でどのような学びを得られるのか学習方針についても教えて頂きました。
先生方がとても優しく、場を盛り上げて下さったのでとても雰囲気の良い時間でした。
現地でプログラム中のサポートは十分にありましたか?
とても充実していました。
私たちが生活、学習をしやすいようにホテルでの暮らしを気にかけて下さったり、勉強できる施設の紹介までして頂きました。
また、体調が悪くなった際の薬局や病院、電話番号を印刷した紙とデータを配布して頂きました。
学習面でのサポートのみならず、現地で生活していく上で不安だった健康面にも気を遣って下さったお陰で何不自由なくプログラムを終了することができました。
プログラム中、一番楽しかった/印象に残ったアクティビティ・イベントは何ですか?また、それはなぜですか?
フラメンコ鑑賞が1番印象に残りました。
フラメンコは優雅なイメージでしたが、実際は表情や歌声、足の踏み鳴らす音から苦しさや嬉しさ、悲しさなど喜怒哀楽を表現していました。
現地で見たからこそ、土着の歴史を感じながらパフォーマンスを楽しみ感銘を受けることができたのだと思います。
以上の理由からフラメンコ鑑賞が1番印象に残っています。
プログラム中、一番楽しかった/印象に残ったフィールドスタディー(会社見学など)は何ですか?
コルドバでのメスキータ見学です。
見学に行く前に教室で座学を受ける事である程度の知識を持った状態で見学することでより理解が深まり、言葉では言い表せない感動に襲われました。
またメスキータ内でも説明を受け、その場はどんな宗教の人々がどんな思いで作ったのか想像しながら肌で感じることができ非常に興味深かったです。
プログラム中、印象に残ったゲストレクチャー(ゲストスピーカーを招いての講義)は何でしたか?それはなぜですか?
オリーブオイルテイスティングがとても印象に残っています。
オリーブオイルはどのように生まれたのか、どのようなものが食用で、どのようなものが美容に使われているのか、など日本にいては学べない部分がとても多かったからです。
また、オリーブオイルのテイスティングはまず普通に香りを楽しみ、熱を加えて香りを際立たせ、その後口に含んだら息を吸い香りを楽しむという工程を踏んだ楽しみ方があることは全く知らなかったので素晴らしい体験となりました。
英語でディスカッションまた会話する機会は多くありましたか?
ディスカッションはそこまでありませんでしたが会話の機会は多くありました。
特に先生と会話する機会が多かったです。
授業の内容に対する質問や疑問はもちろん、昨日何をしたのか、今日何をするのかというお話や、先生方のお勧めのお店を聞いたり何を買ったのかなど他愛のない日常会話まで英語ですることができ、英語を話す事への抵抗がなくなりました。
最終発表(プレゼンテーション)の内容を簡単に教えてください。
私のグループはフラメンコについて発表しました。
フラメンコの起源や掛け声、種類、日本との関わりについて実際に学んだ事を踏まえながらプレゼンを行いました。
発表を聞いている方々にも楽しんで頂きたかったので、掛け声をみんなで一緒に言ったり、フラメンコの比較動画、フラメンコギターを使ったフラメンコ音楽と日本音楽の比較動画を入れてより理解と興味が深まるよう工夫を行いました。
自由行動の日(土日)はどのように過ごしましたか?
現地の科学博物館へ行き、多くの資料に触れました。
広すぎて回り切ることはできませんでしたが、スペイン語と英語に触れながら生態系は惑星について学習することができ、とても良い経験となりました。
また、日曜日にはプレゼンテーションの準備のためホテルの地下に集まり、友達と制作に取り掛かりました。
夜はみんなでサンニコラス展望台へ行き、夜景を楽しみました。
滞在先での生活はいかがでしたか?
ホテルに食器や電子レンジ、オーブンなどが備わっていたので不自由を感じるタイミングはありませんでした。
しかし自炊ができるようなキッチンは無かったのでスーパーで買った物を温めたり、日本から持ってきたお米や味噌汁を食べる事が多かったです。
部屋には冷蔵庫やテレビが付いており、物の保管やニュースを見ることもでき快適に過ごすことができました。
現地に持って行ってよかったと思うものはありますか?また、持っていけばよかったと思うものがあれば教えてください。
洗濯バサミとハンガーは持って行って良かったです。
コインランドリーはありますが、部屋に干すにはハンガーと洗濯バサミが必要不可欠だったので持って行くと便利かなと思います。
また、スリッパは持っていった方がいいと思います。
長時間フライトで足が疲れるというのもそうですが、ホテルにはスリッパが用意されていないので、スリッパがあるととても便利です。
2週間という短い期間でしたが、今回の留学先国で気づきや発見はありましたか?また、その国の魅力を教えてください。
スペインは日が沈むのが遅く、住民の時の流れがゆっくりな国だと感じました。
日本のようにスーツを着ているサラリーマンは少なく、ラフな格好で街中で会ったら挨拶をして少し会話を交わす姿が多く見られました。またお店に入ったら必ず店員に挨拶をしていました。
日本にはない文化ですが、挨拶をすることでその場の空気が和み穏やかな良い雰囲気になることからとても魅力的だと感じました。
現地でお気に入りのお店や場所はありましたか?
特にお気に入りだったのはホテルの近くにあったスーパーマーケットです。
地下があり、カートごと下がれるエスカレーターは中々見ないものだったので新鮮でした。
また品揃えも良く、サイズは大きいのに値段が安いという良い所しかありませんでした。
食材も多かったですが、既に出来ているお惣菜もあったので、疲れた日などは温めるだけで食べられるお惣菜の存在にとても助けられていました。
今回のプログラム参加経験は、ご自身に何か影響を与えましたか?
将来、海外で働きたいという気持ちが強くなりました。プログラム参加前は、国内に留まって就職しようという気持ちがあったのですが、このプログラムを通して、世界中の人の文化や歴史に触れ、コミュニケーションを取りながら働きたいと感じました。
元々入国審査官になりたいと思っていましたが、プログラムを終えた今大使館やヨーロッパ近未来への憧れがとても強くなっており、その方向性で動き始めています。
最後に、分野別短期研修への参加を考えている方にメッセージ(お勧めポイントなど)をお願いします!
短期であっても、日本を出ることに不安を感じる方はいると思います。
しかし、勇気を出して研修に参加をしてみると、新たな楽しみや発見が皆さんを待っています!
私は分野別短期研修を通して、スペイン人の優しさやユーモアに惹かれ、将来はスペイン人と働きたいと思うほどに考えが大きく変わりました。
また料理も美味しく、日本食が恋しくなることもあまりありませんでした。
この分野別短期研修は学習だけでなく、新たな自分を見つけるきっかけにもなると思います。ぜひ参加してみて下さい!