SAFは先月、上智大学と覚書(MOA)を正式に締結し、長年築いてきた関係において重要な節目を迎えました。
これにより、上智大学の学生はSAFが提供する世界各国のプログラムにこれまで以上にアクセスしやすくなり、より多様で充実した国際経験を得ることが可能となります。日本を代表する私立大学のひとつである上智大学との長年の信頼関係が、ついに正式なパートナーシップとして結実しました。
「SAFジャパンチームは10年以上にわたって上智大学の国際部門と連携を続けてきました。2010年以降、すでに20名の学生がSAFプログラムを活用しています。昨年11月のMOA締結を経て、これからさらに多くの上智大学の学生をお迎えできることを楽しみにしています」と、SAFシニア・アソシエート・バイスプレジデントのキャロル・カーモディ(Carol Carmody)は語りました。「ですが、上智大学とSAFが正式にMOAを交わしたのは11月後半になってからでした。より多くの上智大学の学生さんを私たちのプログラムにお迎えするのを楽しみにしています」
このパートナーシップにより、学術・文化交流がさらに活性化され、上智大学の学生にとってより豊かなグローバル学習体験への道が開かれます。
SAFからは、代表として、SAF日本事務局ディレクターのブレット・ラミンジャー(Brett Rumminger)と、戦略・新事業イニシアチブ担当バイスプレジデントのアンバー・メルシエ(Amber Mercier)が出席しました。
上智大学は、MOA締結に加えて、国際大学協会(IAU)年次大会を開催しました。これは、急速に変化する現代社会において、大学がどのように価値観に基づいた意思決定や倫理的実践を行い、社会的責任を果たすかを議論する国際的な会議です。
本総会は2023年11月22日から24日まで、東京・千代田区にある上智大学キャンパスで開催され、過去最多となる356名の大学関係者が世界中から参加しました。

このイベントには、SAFのキャロル・カーモディおよびアンバー・メルシエも出席し、オーストラリア、中国、日本、ルーマニアなど複数の国の高等教育機関関係者と交流を深めました。本総会は、SAFの既存パートナーとの関係強化はもちろん、新たな連携の可能性を広げる貴重な機会となりました。これは、2025年に向けたSAFの成長戦略および学生への学習機会拡充にもつながります。
上智大学とのパートナーシップ締結およびIAU年次総会の成功は、上智大学が国際的な学術交流の拠点として果たす重要な役割を改めて示すものです。これらの節目は、SAFと上智大学の双方が「学びの国際化」と「グローバルな協働」の推進に深くコミットしていることを明確に示しています。SAFは今後も、質の高い海外学習プログラムを通じて、学生にとって意義ある国際教育機会を提供し続けてまいります。
上智大学およびSAFネットワーク内のその他の提携大学に関する詳細については、SAF担当者までお問い合わせください。