【留学体験記】2024年夏季 分野別短期研修 安藤 承子さん【バルセロナ】

安藤 承子さんのプロフィール写真
安藤 承子

2024年9月1日(日)~9月15日(日)の期間中に開催された、夏季の海外で学ぶ分野別短期研修。

その「バルセロナで学ぶサステナブルな都市づくり (Sustainable Urban Development in Barcelona, Spain) 」プログラムに参加された安藤 承子さんからレポートが届きました!

 

 

今回プログラム参加を決めた理由は何ですか?

大学でフランス・パリの都市史を専攻していることもあり、ヨーロッパ全体の都市社会に関心を持っていました。

そのため、「バルセロナのサステイナブルな都市づくり」を学べるというテーマはもちろん関心を引きましたし、歴史学とは違う視点で、かつ英語で興味のある分野について学ぶことに魅力を覚えました。

もちろん、単刀直入にスペインに行きたい!!という思いが全てを後押ししてくれた部分もあります。

 

スペインの海辺で夕暮れを楽しむ
 

 

現地到着後のオリエンテーションの内容や雰囲気を教えてください

バルセロナ空港に到着すると、IESスタッフのみなさんがとても温かく迎えてくださったことをよく覚えています。その日はそのまま寮に移動し、オリエンテーションは翌日、バルセロナ中心部に位置するIESセンターで行われました。

オリエンテーションでは2週間のプログラムに関する説明やバルセロナの文化や生活に関する簡単なレクチャーがあり、その後は一人ずつ英語で自己紹介をしました。

ほぼ初対面の仲なのでお互いまだ緊張が残っている様子でしたが、アクティビティを通して徐々に打ち解けられたように思います。

 

IESバルセロナセンターでスタッフと

 

 

現地でプログラム中のサポートは十分にありましたか?

多方面においてサポートに不安を覚えることはありませんでした。

現地スタッフのみなさんは常に私たちの健康を気遣ってくださいますし、通訳の方も同行しているので言語面で心配のある方も安心だと思います。

総じて、かなり手厚いサポートを受けられたと思います。

 

バルセロナで出会った友人たちとセンターのスタッフ

 

 

プログラム中、一番楽しかった・印象に残ったアクティビティ・イベントは何ですか?また、それはなぜですか?

タパスクッキングが印象に残っています。

普段は現地のお料理を堪能することが中心でしたが、実際に現地の方に教えてもらいながら楽しく料理体験ができました。

特にタパスは作り方が複雑ではないので、帰国後に家族に振る舞ったところとても好評でした :)

 
スペイン、バルセロナでのタパスクッキングクラス

 

 

プログラム中、一番楽しかった・印象に残ったフィールドスタディー(会社見学など)は何ですか?

タラゴナへの1day tripが印象的です。

タラゴナはバルセロナからバスで約1時間ほどの場所にある都市で、バルセロナとはまた異なる歴史的な都市の様子が素敵でした。実はあいにくの雨、というより豪雨にあたってしまった日でしたが、ローマ帝国の名残を感じながら美味しいお料理をいただき、一日をかけて都市を満喫できたので、全部含めて良い思い出です。(笑)

 

スペイン、タラゴナの円形闘技場

 

 

プログラム中、印象に残ったゲストレクチャー(ゲストスピーカーを招いての講義)は何でしたか?それはなぜですか?

Migrationに関するゲストレクチャーがありました。

移住者をどのように都市に包括するか、講師の方の取り組み例を伺いながら理解を深める事ができました。

レストランが都市と移住者を繋げるような役割を果たし、都市にとって持続可能性をもたらしてくれる装置になり得る事例が印象的です。

 
バルセロナで食べたパエリア

 

 

英語でディスカッションまた会話する機会は多くありましたか?

プログラム中は常に通訳の方が同行するので、自分で積極的に英語を使う機会をもつことが重要でした。

クラスでの発言や質問等は全て英語で行い、IESスタッフのみなさんとも常時英語でコミュニケーションを図ることで英語を使うようにしていました。

 

 

最終発表(プレゼンテーション)の内容を簡単に教えてください

6クループに分かれ、それぞれのテーマにそくして15分ほどの発表を行いました。

私のグループは「オーバーツーリズムと持続可能な都市」というテーマのもと、東京とバルセロナを比較しながら観光都市の問題点や対策を検討しました。

 

 

自由行動の日(土日)はどのように過ごしましたか?

バルセロナを観光したり、他の都市に遊びに行ったりしました。

事前に行きたいお店や観光地をリサーチしていたので、時間が許す限りその場所を巡っていました。

友人とお土産屋さんを巡ったり、美味しいスペイン料理を食べに行ったことも良い思い出です。

 

バルセロナで食べたジェラート
 

 

滞在先での生活はいかがでしたか?(設備や、自炊をどのようにしていたかなど)

朝は自炊をし、昼夜は友人達とスペイン料理を堪能すべく外食をしていました。

到着日にスーパーで2週間分の材料を買っておいたので、朝の自炊もほとんど負担ではありませんでした。

たまに、他の部屋の友人が自炊パーティーを開いてくれたので、みんなで集まって一緒にご飯を食べることもありました!

 
バルセロナの宿泊先からの眺め
 

 

現地に持って行ってよかったと思うものはありますか?また、持っていけばよかったと思うものがあれば教えてください

水筒を持って行ったことが便利でした。

毎日ペットボトルのお水を購入すると大変ですし、5~8Lをまとめて購入してしまう方がコスト的にも抑えられると思います!

 
 
 
2週間という短い期間でしたが、今回の留学先国で気づきや発見はありましたか?(文化の違いなど)
また、その国の魅力を教えてください

国際都市に伝統文化が根付いている所がバルセロナの魅力だと感じました。

バルセロナには世界中から観光客が訪れるため、現地の方も異文化に対して寛容であるように思いましたし、飛び交う言語も様々です。

一方で帰属文化に対する誇りも強く感じ、その点カタルーニャとの隣接地に滞在できたことは良い経験でした。

 
バルセロナのごはん
 
 
 
現地でお気に入りのお店や場所はありましたか?

シッチェスSitgesという都市がお気に入りです。

バルセロナからは特急で40分ほどの場所にあるのですが、とにかく海が綺麗で、町並みも地中海の雰囲気が漂っています。

私は海が大好きなので、その日は友人と6時間ほどビーチに滞在し、とってもリフレッシュして過ごすことができました!

 
スペイン、シッチェスのビーチ
 
 
現地のスタッフから、リーダ/サブリーダーとして何か任されたこと、依頼されたことはありましたか?
またはご自身でリーダー/サブリーダーとして何か行動されたことはありましたか?それはどのようなことでしたか?

プログラム中に何かイレギュラーな事態が発生したら、些細な事でもすぐにスタッフの方と連絡を取り合うよう申しつけられました。実際に、電車に乗り遅れてしまった参加者や、体調が悪くなった参加者が見受けられたので、その都度対応しました。

また、渡航前に参加者同士でLINEグループを作成していたので、ノートで自己紹介をし合ったり、持ち物などの質問に順次お答えしたり等、渡航への不安を少しでも軽減できるように働きかけました。

 

 

 

今回のプログラム参加経験は、ご自身に何か影響を与えましたか?

自分の英語をよりネイティブに近づけたいと同時に、スペイン語の勉強も始めてみたいです。

これまでも言語の勉強をすることは好きで続けていましたが、使える表現や言語の種類をさらに増やして多くの友人を作りたいです!

 

 

最後に、分野別短期研修への参加を考えている方にメッセージ(お勧めポイントなど)をお願いします!

SAF留学の良いところは現地でも手厚いサポートを受けられる点だと思うので、これまで渡航したことがない方も既に経験がある方も、安心して留学に臨むことができると思います。

きっと素敵な出会いに恵まれると思いますので、是非一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

スペインの海辺

 
 

レポートとたくさんのお写真をありがとうございます!

2週間という限られた期間だからこそ、事前のリサーチと積極的に飛び込んでいくことが大切!

他の参加者の方もこの点に関して同じことを仰っているので、分野別への参加を考えている方はぜひ参考にして頂きたいです。

これからも応援しています!

留学関連情報
安藤 承子さんのプロフィール写真

安藤 承子

みなさんこんにちは!安藤承子と申します:)
お茶の水女子大学の4年生で、大学ではフランス史を専攻しています。
 
国際交流が大好きで、いろんな世界を見ることがとても楽しく、
今回の留学で遂に11カ国目に到達しました!!
 
海外に飛び出す楽しさや魅力をお伝えできれば幸いです!☺
ターム:
2024 Summer
留学先の地域・都市:
出身大学:
お茶の水女子大学
出身国:
日本
学部学科:
文教育学部 人文科学科 4年