パンデミックの中での留学は、これまで以上に多くの課題が待ち受けるものになるかもしれません。しかし、それを理由に留学を諦めないでください。相変わらず新型コロナウイルス終息の兆しは見えませんが、ワクチンや公衆衛生に関するルールが普及し始め、少しずつではありますがようやく世界を旅することができるようになってきました。
そこで今回は、海外生活や留学の現状についてSAFの留学生やSAFのアドバイザーに話を聞いてみました!
COVID-19対策プランの違い

パンデミックへの対応や対策は、それぞれの国によって大きく異なります。マスク、ワクチンパスポート、必須となる検査などの要件は場所によって大きく違いますし、大学キャンパス毎でも違うんです。
例えば、SAFのある学生は昨年ロンドンに半年間(1セメスター)留学しましたが、所属するキャンパスの公衆衛生ガイドラインの一環として、留学期間中ずっとCOVID-19の検査を週2回受けなければなりませんでした。
他の大学でも、健康診断やマスク着用の義務、ワクチン接種の証明など、キャンパスへの入場を許可するためのルールが定められています。留学先によっては、これらの方針や制限が日本のものより厳しいと感じることもあるかもしれません。
アジアに関する質問
外国人のクラスメイトが、あなたの出身地についてたくさん質問してくることに備えておきましょう!
最近は特に、自由に旅行に出かけることができないので、以前にも増して外国の文化に興味津々な人が多いとか。
「ホリデーの過ごし方」や「日本の大学での生活」に関する質問はもちろん、突然「住んでいる場所の人口」や「日本の歴史」について聞かれて困った経験がある、という話もよく耳にします。
アメリカに1年間留学していたSAFのある日本人学生は、留学期間中何度も「中国のどこから来たのか」と聞かれたそうです。もしこのようなことがあっても、少しこらえて、質問した人が自分の国の文化をあまり知らないことを悪く思わないでください。むしろいろいろ教えてあげる機会として捉え、お互いの文化についてじっくりと話をしてみてください。
(これまでよりさらに!)徹底的に準備する

海外で1学期間(セメスター:6カ月)または2学期間を過ごすためには、事前の計画がとても大切です。そして、パンデミック下の現在は、今まで以上にその重要性が高まっています。
授業の量や必要な単位、ビザなどに加え、新型コロナウイルスの検査やワクチンなど、現地に入国する前に手配しなければならないことがたくさん。締切があるものがほとんどなので、かなり余裕をもって準備を始めないといけません。
そして残念ですが、出発の直前になって状況が変わってしまうことも十分にありえます。
常に最新情報を得られるよう、アンテナを張って生活しなければなりません。ですから、SAFのアドバイザーは常に渡航前の準備を万全にするため全力でサポートし、必要な情報を的確にご説明できるよう準備しています。
「予想外の展開」に備える

世界的に感染リスクを管理できるようにはなってきていますが、私たちはまだパンデミックの真っ只中にいます。
ですから、渡航後に留学先の国やキャンパスの状況が変化するかもしれないという前提で動く必要があるのです。留学先でロックダウンが始まったり、一時的にオンライン学習に移行したり。もしかしたら授業に出席する前に追加のワクチン接種を受けることが義務付けられるかもしれません。
そんなときにも、SAFがしっかりお手伝いするので安心してください!
私たちは大学のパートナーと常に連絡を取りあい、キャンパス内の出来事についても常に最新の情報をチェックしています。
私たちの主な目標は、留学中の学生をサポートすること、とくに、パンデミックというとても厳しい時期であっても、学生の皆さんが楽しい留学生活を送ることができるようサポートすることです。