留学中はフィラデルフィアの映画を鑑賞しましょう!

tourists pose on the steps outside the Philadelphia Museum of Art

フィラデルフィアはハリウッド並みの扱いを何度も受けてきました。『ロッキー』の映画鑑賞してみるだけで、1976年以降、この街がどれほど変わったかがわかります。『ロッキー』はもっとも有名なフィラデルフィアを舞台にした映画ですが、それだけではありません。

もしあなたがフィラデルフィアの学生なら、フィラデルフィアと文化的な映画ファンのたくさんの知識も同時に得ることができる映画をいくつか紹介します。

ロッキー

ロッキーほど、フィラデルフィアと結びついた映画はありません。落ちぶれたボクサーを描いたこの1976年の映画は、アカデミー作品賞を受賞し、主演のシルヴェスター・スタローンはスターとしてのキャリアの第一歩を踏み出しました。

平凡なボクサーで借金取りの男が、自分に不利な状況をものともせず、人生を賭けた戦いに挑む内なる意欲を見出すという筋書きです。フィラデルフィアの街並みは、ロッキーが労働者階級のケンジントンからフィラデルフィア美術館の階段の上まで上り詰めたことを象徴的に表現しています。今日、ロッキー像とロッキーの階段は、フィラデルフィアの2大観光名所となっています。

12モンキーズ

テリー・ギリアム監督のシュールな時間ループ映画は、1995年に公開されたSF物語ですが、古くなればなるほど、その意味が深まる気がします。クリス・マルケル監督の1962年の短編『ラ・ジュテ』に刺激を受け、フィラデルフィアで撮影された『12モンキーズ』は、致命的なパンデミックから世界を救おうとするタイムトラベラーの話です。

ブルース・ウィリスとブラッド・ピットが、何もかもが思い通りにならない世界で素晴らしい演技を披露しています 何度も『12モンキーズ』を観ることでたくさんのものを得ることができます。ヒッチコック監督の『めまい』のワンシーンが映画館で流れ、それが後の主人公たちの人生を描き出します。この映画の原作となった29分の短編『ラ・ジュテ』もチェックする価値があります。

シックスセンス

「死んだ人が見えるんだ」

ハーレイ・ジョエル・オスメントは、南フィラデルフィアを舞台にしたこのM・ナイト・シャマランの映画で胸が張り裂けそうな演技を見せています。『シックス・センス』は、シングルマザーに育てられた問題児のコールが、ブルース・ウィリスが演じる精神科医のマルコム・クロウ博士に助けを求めるというストーリーです。これは、常に危険がつきまとうキャラクター主導タイプのスリラーです。1999年公開のこの映画は、公開直後、興行的に大ヒットし、アカデミー賞では6部門にノミネートされました。有名な車のシーンは21st通りとクリスチャン通りで撮影され、聖オーガスティン・ローマ・カトリック教会は、映画の冒頭でクロウ博士がコールに自己紹介する場所です。興味がある方は聖地巡礼してみてください!

ブロブ/宇宙からの不明物体

フィラデルフィアの街を徘徊する人食いのゼリー状エイリアンを見たくはありませんか? 見たいですよね!1958年に公開された『ブロブ/宇宙からの不明物体』は、テクニカラーで描かれたB級モンスター映画で、動く赤い塊が映画の中でどんどん成長していきます。あるとき、フェニックスヴィルのコロニアル映画館では、映写ブースからにじみ出たブロブが観客を恐怖に陥れました。

(当時としては)最先端の特殊効果と若き日のスティーブ・マックィーンをフィーチャーしたこの作品には、本当に怖い瞬間がいくつもあります。今日、映画に登場したコロニアル映画館では、映画館から逃げ出す有名なシーンを再現するブロブフェストが毎年開催され、本物のシリコン・ブロブも登場します。

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