東京女子大学 国際英語学科

Q：留学先をどのように決めたらよいか分かりません。
A：留学先を選ぶポイントとしてはいくつかあるかと思いますが、例えば、プログラムの内容（学部／語学）、留学先の環境（気候／街の規模／人口の推移等）、滞在先（学生寮／ホームステイ）、その他、自身が留学中にしてみたいことができる場所かどうか等が考えられます。
全てが自分の望み通りの条件に合うわけではありません。その中でも優先順位を決め、数か月間生活しながら学ぶということを念頭に置きながら留学先を決めるのが良いでしょう。お配りした留学パスポートを活用して、自分自身がどのような条件を求めるかを絞り込んでいきましょう。もちろん、スタディーアブロード支援室や各種資料、インターネットをに積極的に使って留学先の情報を入手して下さい。

Q：SAF留学大学情報集を見ると、上の「留学先大学・出願要件」に書いてある留学先大学・プログラム・留学期間以外にも選択肢があるようですが、SAF留学大学情報集からも留学先大学・プログラム・留学期間を選択することはできますか。
A：できません。国際英語特別留学を希望する場合には、「留学先大学・出願要件」に書いてある留学先大学・プログラム・留学期間の中から選択してください。

Q：1年間の語学力強化＋学部授業履修に出願する場合、注意する点はありますか。
A：大学によっては、2学期目に学部授業履修に進むためには1学期目の大学が定める時期までに学部授業履修プログラムに必要な語学力を満たす必要があります。出願先の語学＋学部授業履修プログラムの出願要件だけではなく「学部授業履修プログラムの出願要件」 を必ずご確認ください。（2学期目に学部授業履修に進むための要件 を大学所定の期日までに満たすことができない場合は、1学期目終了時点で帰国することになります。）

Q：コンカレント・プログラムと、学部授業履修（語学科目付き）はどう違いますか。
A：内容としては同様のプログラムです。所属が異なります。
学部授業（語学科目付き）：学部所属　／　コンカレント・プログラム：語学学校所属
尚、学部授業：語学授業の割合は大学・プログラムによってまちまちです。

Q：コンカレント・プログラムは、語学と学部を同時に履修するので、授業数が多いのでしょうか。
A：単に授業数が多いということではありません。大学によって授業スケジュールは様々ですが、コンカレントは学部授業を1~2科目程履修する分、語学の授業時間が通常の語学力強化プログラムよりも少なくなることもあります。

Q：出願条件は、GPAと語学スコアのどちらも満たす必要がありますか。
A：はい。学部授業履修プログラム、語学力強化+学部授業履修プログラム、一部のコンカレント・プログラムの場合は語学力とGPAは必須です。語学力スコアは各留学先大学によって出願に認めている語学力試験は異なりますが、有効期限内の（IELTS、TOEFL iBT、TOEFL ITP、Duolingo）のいずれか一つの基準を満たしていれば有効な語学スコアとして認められます。※イギリスの場合はIELTSのスコアがビザ申請で必要となる場合があります。
語学力強化プログラムのみに出願をする場合には、特に出願条件はありません。

Q：IELTSのスコアはいつまでに取得すればよいですか。
A：国際英語特別留学（SAF）を希望する方は、留学先希望調査までに、ご自身が希望する留学先大学・プログラムで求められている出願要件（IELTSスコア）を取得する必要があります。IELTSは1回の受験で希望するスコアを取得することが難しいため、計画を立て、自身で積極的にIELTSの受験申込をし受験をしていきましょう。

Q：IELTSの基準をちょうど満たしているレベルでは、学部の授業についていくのは難しいですか。
A：留学先大学では、ライティングセンターやラーニングアドバイザー等の学習支援もありますので、そういったところを積極的に利用していきましょう。学部の授業は予習・復習にかける時間が多いですが、しっかりと進めればついていくことはできるはずです。その他、学部授業を履修する上で事前にどのような準備をしておいた方がよいのか等、是非スタディ・アブロード支援室へ相談に来てください。

Q：GPAはいつまでが対象ですか。
A：基本的には1年生前期のGPAが対象です。ただ、留学先大学によっては、後期分も含めて計算する場合があります。したがって、前期・後期で良い成績が修められるように頑張りましょう。

Q：GPAが基準より少しだけ低い場合、出願できる可能性はありますか。
A：学部授業履修プログラムを含むプログラム（SAA、SAE+SAA、SAE/SAA）に出願を希望する際、出願要件であるGPAの基準が2.5以上で、基準より0.1以内で下回っている場合は、出願が可能な場合もあります（例：出願基準GPAが2.5の場合で、自身のGPAが2.40～2.49の場合）。GPAが2.0を下回る場合には、事前に出願可否の確認が必要となります。出願要件に関しての詳細は、スタディ・アブロード支援室へ相談へ来てください。
 

Q：学生寮とホームステイでは、どちらの方が英語力が向上しますか。
A：どちらの方がより英語力が向上するということはありません。どちらの滞在形式でも英語力を向上させることは可能です。英語力を向上させるには、皆さんから積極的にルームメイトやホストファミリーとコミュニケーションを取ることが重要です。

Q：ホームステイは、家庭によって違いが大きいと聞いたので心配です。
A：ホームステイ先は、家族構成やキャンパスからの距離、人種などそれぞれ異なり、またこうした理由でのリクエストは出せません。その国・その街で暮らす方々のご家庭にお世話になるという点において、海外の多様性や異文化コミュニケーションを学ぶ大変良い機会です。共通して大切なことは、自身の求めることや、コミュニケーションは自ら積極的にとることです。

Q：寮の部屋のタイプ（1人部屋など）は希望を出せますか。
A：部屋タイプの希望は出せません。1人部屋は大学によって希望を出せる場合もありますが、希望をだしても通らないこともあります。またスタンダードタイプから1人部屋へ変更する場合はSAFプログラム費とは別に追加費用がかかることがほとんどです。

Q：指定以外の滞在先は選べますか。滞在先はいつ頃わかりますか。
A：指定滞在先以外の滞在先を選択することはできません。また、滞在先は現地大学が決定するものであり、ホームステイ先やルームメイトを国籍・人種・価値観・家族構成を理由に選ぶことはできません。尚、滞在先の決定は留学先により違いますが、出発直前（一週間前程度）です。

Q：プログラム費には何が含まれていますか。
A：SAFプログラム費には、主に学費と滞在費が含まれています。また、大学により一部の食費が含まれている場合もあります。SAFプログラム費に含まれているものの詳細は、こちらをご覧ください。

Q：プログラム費以外にどのくらいの費用がかかりますか。
A：SAFプログラム費以外では、共通で必要となるもの（例：渡航費、日本の海外留学保険（加入必須））で約50万円、留学先大学／地域／生活スタイルにより個人差が生じるもの（例：生活費、交通費、通信費、テキスト代、個人的な出費）で約5～6万円×滞在月数分がかかります。
よって、1学期間の留学を検討する場合には、SAFプログラム費+約70～80万円、1年間の留学を検討する場合には、SAFプログラム費+約100～120万円の費用が必要となります。
費用に関しては、ご家族としっかりと相談をしてください。

Q：プログラムの参加条件が変更になることはありますか。
A：参加要件や滞在先情報が突然変更になるケースもあります。出願までにプログラム内容や出願要件（語学スコア・GPA）が予告なく変更になる可能性もあります。SAFからの案内は必ず確認してください。

Q：パスポートの有効期限はいつまであればよいですか。
A：渡航先となる国によって異なりますが、帰国予定日＋6か月以上の有効期限があることが望ましいです。各国で必要となる残存期間（＝パスポート有効期限）については、必ずご自身で渡航情報等お調べください。

Q：携帯電話などの準備はいつ頃した方がいいですか。
A：現地で携帯電話を購入するか、日本国内・もしくは現地で海外対応SIMカードのみを購入するか、ご契約中の携帯電話を海外でも利用するのかによって準備時期は異なります。
今まで留学した学生で多かったのは、日本で利用している携帯電話の契約プランを出発前に海外利用可能な契約プランに変更、またはSIMフリーの携帯電話を利用し海外対応SIMカードに入れ替えるなどです。
まずは、ご自身の携帯電話の契約プランを確認してください。詳しくは、出発前オリエンテーションでも案内します。

Q：現在通院しています（過去に通院していたことがある）が、留学は可能ですか。
A：留学先の選択に関わる可能性があります。まずはスタディ・アブロード支援室にご相談ください。心身の状態については必ずご相談いただいたうえで、一緒に留学準備を進めていきましょう。