海外留学中にダブリンの魅力を発見する

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ダブリンは小さな都市でありながら、そこには非常に多くの文化が詰まっています。アイルランド国立大学ダブリン校で学ぶ皆さんにとって、この魅力的な街は、行く場所、すること、出会うべき人にあふれています。滞在中にダブリンの文化の神髄を知り、歴史、緑の空間、音楽と文学に彩られた、多文化で魅惑的なこの街をぜひ堪能してください。

文学の巨匠たち

ダブリンの人々は、小説を書いても、地元のパブの片隅で冒険談を語っても、DNAに刻まれたストーリーテリングの巧みさを発揮します。この街からは著名な作家が数多く生まれています。オスカー・ワイルド、ウィリアム・バトラー・イェイツ、サミュエル・ベケット、ジェームズ・ジョイス、ジョージ・バーナード・ショー、ブラム・ストーカー(ドラキュラの原作者)がその例です。

ダブリンのあらゆる通りに、豊かな文学的遺産の存在を感じることができます。文学ウォーキングツアーに参加して、文学の英雄たちに敬意を表した記念碑、塑像、ストリートアートや、生家などを見て回ってはいかがでしょうか。外が少し肌寒く感じるときは、ジェームズ・ジョイスの『ユリシーズ』の初版本が展示されているアイルランド文学博物館を訪れてみてもよいでしょう。

パブとギネスビール

アイルランドではパブは単にお酒を飲むだけの場所ではありません。家族の特別な日に皆で集い、新旧の友人と出会い、楽しいひとときを過ごす場所でもあります。ダブリンで学ぶなら、本場のアイリッシュパブ訪問をぜひ「やることリスト」に加えましょう。ダブリンには数え切れないほどのパブがあり、その多くが、自分の店が一番おいしいギネスを出すと言います。グラフトン・ストリート近くにあるKehoesは、ギネスを注ぐ技術で知られるパブの一つです。

アイリッシュパブの文化のもう一つの魅力は音楽です。The Cobblestoneは「音楽に問題のある飲酒パブ」と称しており、伝統的なアイルランド音楽を楽しみながらパブでの夜を過ごすのに最適な場所です。

フェニックス・パーク

週末は、ヨーロッパ最大級の都市公園であるフェニックス・パークで、ダブリンの人々と一緒に散策を楽しみましょう。ダブリン動物園、アイルランド大統領の公邸「Áras an Uachtaráin」、パパルクロス(教皇十字)があるこの公園では、夕暮れ時になると野生の鹿が草を食む姿を見ることもできます。ロックコンサートやスポーツイベントが開催され、1979年にはローマ教皇の来訪もありました。都心からも近いので、夏に訪れる際には、勉強会や読書をし、クラスメイトとリラックスするお気に入りの場所として、フェニックス・パークで地元の人たちと同じように過ごしてみてはいかがでしょうか。

アイルランド音楽

ダブリンでは、どこにいても音楽を聴くことができます。パブから流れ、グラフトン・ストリートのトルバドゥールが奏でるケルト音楽、スタジアムを埋め尽くすロックバンド、ナイトクラブでプレイするDJ。ダブリンでは、1970年代にアイルランドの伝統的な歌曲が再興しましたが、この若い街にはライブハウスも多く、あらゆるジャンルの音楽が演奏されています。U2、ザ・ポーグス、シネイド・オコナーなどのアーティストがこの街をホームと呼び、テンプルバーにあるウォール・オブ・フェイム(Wall of Fame)では、彼らをはじめとするダブリンの伝説的ミュージシャンたちの姿を見ることができます。

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