海外からの帰国者の中には、逆カルチャーショックを受ける人もいれば、帰国の安堵を感じつつも、説明のつかない不調を感じる人もいます。
留学先の国で生活する中で、その国の影響を受けて自分の価値観が広がり、習慣も変化したことでしょう。そのため、帰国後に元の生活に戻ることが難しく感じる場合があるかもしれません。そ
こで、帰国後の不調を乗り切るためのヒントをいくつかご紹介します。
1. 帰国前に気持ちの区切りをつける
帰国前に、留学中に得た友情や経験を祝いましょう。
帰国前パーティーを開いたり、留学先国の親しい友人とお別れのディナー会をしたり、留学先都市のお気に入りの場所をもう1度訪れてみたりしてください。
2. 再会の計画を立てる
留学先大学でできた親しい友人と今後もつながれるよう、しっかり計画を立ててください。
ZoomやFaceTimeなどのビデオ通話を使っても、自分の地元で会う約束をしてもよいでしょう。
3. 帰国を祝う
あなたが海外にいる間、家族や友人はあなたに会いたいと思っていました。帰国後はそんな人たちとともに過ごし、母国での生活の素晴らしさを再認識してください。
帰国後観光客になったつもりで改めて地元を体験してみるのもよいでしょう。魅力の再発見につながるかもしれません。
4. 食べたかったものを食べる
キャンパス近くのレストランの味が「本場」といえども、地元のレストランの美味しさにはかないません。
友人を誘って食事に出かけましょう。家で料理をして、留学先で友達に教わったレシピを再現してみてもいいかもしれません。
5. 元留学生と話をする
あなた以外にも海外留学を経験した人が身近にいるかもしれません。
あなたの交友関係の中に見つけられる可能性もあります。
そういった人たちと話をする機会をもち、お互いの海外留学体験を共有しましょう。
6. 新たな世界観を受け入れる
著名なヘールト・ホフステード博士の研究に基づき、ホフステード・センターの異文化理解の専門家が、数百か国について各国の特性をまとめました。
母国と留学先国、それぞれの特性を比較することで、逆カルチャーショックにうまく対処することができるかもしれません。
帰国後の生活をぜひ楽しんでください。