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SAF留学プログラム参加学生の体験談

makoto_sakugawa_08.jpg氏名: 佐久川 眞 (Makoto Sakugawa)
所属大学: 中央大学 商学部 商業・貿易学科
留学先大学: アイルランド国立大学 ダブリン校 (アイルランド)
留学タイプ: 1年間 (語学力強化プログラム)
留学開始時期: 2013年4月
留学時の学年: 2年生

今回の留学はどのように決めましたか?
小さい頃から外国には興味があって、それがなぜかは自分でもよく分からないところがありました。旅行で行きたいということなのか、海外で働きたいのか住みたいのか、そこのところもはっきりはしていませんでした。高校から留学に行きたいという気持ちはありました。そして大学に入り、留学は目的の一つだったので2年生になってからは行くことを決めていました。ヨーロッパの方に行きたいことははっきりしていました。留学冊子などの情報を調べているうちに多少はアメリカやオーストラリアに興味が湧きましたが、ヨーロッパの雰囲気と街並みに魅かれていたし、欧州の文化にも触れたい、そして私はサッカーが好きなのでサッカーが盛んなヨーロッパを留学先に考えていました。イギリスでも良かったのですが、アイルランドは比較的日本人が少ないとSAFさんから情報を聞き、英語を勉強する環境としては最適だと思いました。コストの面でもイギリスのポンドは比較的アイルランドのユーロより高いし、それに、ロンドンよりゆっくりとしたダブリンの生活の方が自分に合っているなと感じました。さらに、ヨーロッパへの留学のメリットとして、近辺の国々を電車で回れるということもありました。

授業内容や授業スタイルなどについて詳しく教えてください。
私の通っていたUCD(University College Dublin(アイルランド国立大学ダブリン校))は、1年をおおまかに4つのセメスターに分けていました。私は4月から12月まで通っていたので、春の10週間、夏の10週間、秋の12週間の3セメスターで授業を受けました。残りは冬のセメスターがあります。授業にはAcademic EnglishとGeneral Englishの2つのコースがありました。しかし、夏以外はAcademicのコースしかありません。私は、春と秋はAcademicコースで夏はGeneralコースとなりました。
AcademicコースとGeneralコースは、主に生活用の英語の学習をする授業とSpeaking・Reading・Writing・Listeningを鍛えるスキルクラスの2種類があるという点は一緒なのですが、Academicコースの授業では教育的なトピックも取り上げました。例えば、環境問題や飢餓など。2週間に1回はエッセイの提出とプレゼンテーションがあり、現地の大学を目指す人のための授業でした。1クラス生徒が10人くらいで、授業は平日月~金、1コマ2時間の授業が1日2つの、週合計20時間でした。IELTSやケンブリッジ対策の授業も開かれていて、追加料金になりますが受けたい人はその授業を取ることもできます。GeneralコースはAcademicコースと違って小説や映画の題材を使って授業を進め、授業もラフな感じで楽しいです。エッセイの提出はありますが、プレゼンテーションはありません。どちらのコースも宿題は毎日出ました。夏期のプログラムは毎週学校の後にイベントやツアーのようなものが組み込まれていました。カラオケ、ボーリング、パブクロウル、試合観戦など、学校の先生や友達と仲良くなれる機会にもなっています。観光名所や博物館、美術館に無料で行くことができて、ダブリンの有名どころにはほぼ行けます。さらに週末には旅行も計画されていて、それも通常より安めで参加できます。夏は毎日楽しめるようになっていますし、各国から人が集まります。
 
makoto_sakugawa_02.jpg現地での生活の様子を教えてください。
私は8ヶ月間ホームステイをしていました。子供が3人に犬が1匹の5人家族の家にお邪魔しました。ホストファザーは警察官、ホストマザーはパートで働いていました。子供たちはみんなスポーツをやっていたし、ミュージックスクールにも通っていてみんな楽器が弾けました。色々と熱心な子供たちでした。2階に私の部屋が用意されていて、家によっては机がない部屋があると聞いていましたが、ちゃんとあったので安心しました。洗濯は週に1回でまとめて出しました。アイルランドの天候は良くなく、曇りや雨の日が多いので洗濯物が返ってくるのが遅い時がありました。シャワーは日本と違って、入る20分くらい前にスイッチを入れタンクにある水を温め、そして入る時にスイッチを切り、その分のお湯を使うというかたちでした。食事はホストマザーとファザーが共働きなので、日替わりで作っていました。食事の時間は決められていたわけではなく、子供たちも習い事などでずっと家にいるわけではなかったので、平日は家族そろって食べることは頻繁にはありませんでした。家での料理はほぼ毎日じゃがいもが出てきました。フライドポテト、マッシュポテト、炒めたポテト、蒸したポテトなど。私はなぜか飽きなかったのでずっとおいしく食べることができました。朝ごはんはトースト2枚とシリアルとティーかコーヒーでした。昼は学校で食べるのですが、学校の学食はとても高いので近くのスーパーやコンビニのような売店で済ませていました。そういう店にはよくチキンバケットが売られていて、それは安くてとてもおいしかったのでずっとハマっていました。makoto_sakugawa_06.jpg学校とは徒歩45分、バスで10~15分くらいの距離でした。最寄りのバス停は徒歩10分くらいでとても近いです。最初の3ヶ月くらいはバス代を節約しようと思ったのと、景色を見たかったので歩きで通っていました。その後は中古の自転車を買って通っていました。買い物はダブリンの中心地とダンドラムにある巨大ショッピングセンターによく行っていました。ダブリンの中心地にはショッピングストリートがいくつかあり、その通りには色々ななアーティストがいて、歌っている人や楽器を弾いている人、ダンスをする人、曲芸を披露する人など、歩くだけでも楽しむことができます。私はよくPENNYSで服を買っていました。PENNYSは日本でいうユニクロのような店ですが、ユニクロよりも安く店自体もなかなか大きいです。アイリッシュにも人気で、私は買い物に行くたびに毎回寄って行きました。生活用品や食料品は近くのTESCOや1.49ユーロショップのDealzなどによく買いに行きました。他にも日本食も置いてあるアジアンマーケットや2ユーロショップにもたまに行ったりしていました。

留学生活の中で大変だったこと、思い出に残っていることは何ですか?
毎日の宿題は地味に大変でした。特にエッセイは2週に1回のペースで出さなくてはならなかったので、全然慣れていない私にはきつかった部分でした。同じく英語でのプレゼンテーションは今までやってきたことがなかったので、何回も失敗したし大変でした。でも先生たちは親身になって私たちの英語力を高めようとしてくれるので、自分の改善点を指摘しアドバイスをしてくれたこともあり、しっかりやり切ることができ、自信につながりました。相手の言っていることが全然分からなかったり、伝えたいことが全然伝わらなかったり、自分の英語の未熟さに悔しくなることもあれば、自分の間違いに恥ずかしくなった時もありました。しかし、ある程度開き直って、「もういいや。どんどん失敗しよう」と思えたことで自分の中でスッキリしましたし、その方がいいことに気付きました。
あとは、携帯のiPhone4sを盗られてしまったこと、そして勝手に使われ高額の請求を受けたことが留学中の一番のショックでした。

makoto_sakugawa_03.jpg授業以外に取り組んでいたことを教えてください。
留学先でサッカーをしたいと思っていたので、到着してからすぐにできるところを探し始めました。学校の部活は来た当初、時期的に受け入れを行っていないと言われたので、入れなかったのですが、最終的に学校のサッカーコミュニティとダブリンで活動している社会人チームに参加することができました。コミュニティの方は週に2~3回あり、参加不参加は自由でした。これには現地の学生からドイツ人やイタリア人、フランス人、インド人、サウジアラビア人の学生も参加していました。社会人チームは平日に練習が2日、土曜日に試合というかたちでメンバーはほとんどブラジル人でした。
9月には学校の新学期とともにフレッシャーズウィークとしていろいろなコミュニティの勧誘があり、私たち語学留学生でも入れるグループはたくさんありました。私はInternationalとSpanish、Japaneseの3つのコミュニティに入ったのですが、Japaneseコミュニティだけしか活動していませんでした。そこには日本が好きな現地学生が集まります。ご飯を食べに行ったり、色々します。ボーリングやカラオケ、アイススケートもしました。あとは映画鑑賞会のようなものもありました。集まる学生はみんな優しく接してくれて、とてもいい人たちでした。

makoto_sakugawa_04.jpg休暇(週末/長期休暇)はどのように過ごしましたか?
休日はなるべく外に出かけるようにしていました。ダブリンの街に友達と出かけてレストランで食事をしたり、映画館に行ったり、パブに行ったりしました。始めの頃は、ダブリン市内を隅々まで回っていい店を探し歩いたり、電車を使って日帰りで近場のところに軽い旅行にも出かけました。それから1泊2日で西や北の都市にバスで観光に出ました。後半になって、週末やセメスターの間の休みを使って国外の旅行にも出かけました。長期の休暇だとたくさんの国を回ることが容易にできます。そのほかにも、毎月何かしらのイベントやフェスティバルがあるので、それに合わせて出かけたりすることもありました。日本ではほとんど機会がない外国人アーティストのライブやロックフェスを楽しむことができます。時々、知り合った友達の誕生日パーティーやホームパーティー、バーベキューなどにも参加しました。夏からは私が所属していた社会人チームのリーグ戦やカップ戦が始まったので、毎週土曜日は試合がありました。それに、ホストファミリーの子供たちがアイルランドで人気のある国技、ハーリングとゲーリックフットボールをしていたのでその応援に家族みんなで行きました。

これから留学する学生に伝えたい留学先大学(プログラム)、留学先国(都市)の魅力は何ですか?
ダブリンは平和な街で時間がゆっくりしている印象を受けます。アイリッシュの人々は私が思っていたよりも礼儀正しく、少し雑な部分もありますがフレンドリーです。街には他の外国人も多く、中でもブラジル人の多さには驚きました。とにかく至る所にパブがあり、昼から飲んでいる人を多く見かけます。パブではアイリッシュミュージックの生演奏を楽しめ、ラグビーやサッカー、アイリッシュスポーツの試合があると必ずスクリーンやテレビに流されていて、現地の人や友達と楽しむことができます。大学生くらいの若者から老人まで集まっていてとても賑やかです。週末になると外に溢れるほどの人がパブに集まります。makoto_sakugawa_05.jpg晴れることが少ないですが、晴れの日には大勢が広場や公園に出かけ、ビーチのように何時間も寝転がったり、おしゃべりしたり、飲んだりして1日を楽しみます。海のイメージがないアイルランドですが、夏にはビーチにたくさん人がいます。でも海は泳ぐには寒すぎます。街を外れれば、美しい自然が広がっています。ゴールウェイ近くのモハーの断崖やベルファストより北に行ったところのジャイアンツコーズウェイなどは感動ものです。私の通っていたUCDはとても大きくきれいな大学です。施設は充実していて、学習スペース、学食、売店、スポーツセンター、スタバもあります。スポーツセンターにはジムやプールもあり有料で使用できます、また、バスケットコートやサッカーコートも借りることができ、実際に私も友達とよく使用していました。UCDには、先ほど言ったように、いろいろなコミュニティがあるので、自分が興味のあるものを探して参加するのもいいと思います。

makoto_sakugawa_01.jpg留学で得られたものはどのようなものがありますか?
一番は自分の中の世界が広がったことかもしれません。留学先の文化に触れて、たくさんの人に出会い、生活して、日本との色々な違いを感じましたが、それを困難だとは思わずに吸収して受け入れ、自分を寛大に、また好奇心を持たせてくれた留学でした。私は自分の興味のないものからあるものまで、参加することによって違う生き方を人から学ぶこともできました。そういうのもすごく面白く感じました。私の周りにいた友達は、はじめは自分の国でいい職に就くために、CVに「外国に来て英語を勉強し、働いていた」ということを書くために留学に来た、という人がいました。しかし、ここで遊んでしまってそれどころではなくなり、ここで生活するために働いて何年間も留まり続けている、という話をしていました。これには少し驚きましたが、これはこれで面白いです。英語は多くの人をつなげてくれる素晴らしい手段であることも改めて感じましたし、また当たり前のように大学や仕事のために使っている人たちを多く見てきて、私たちは遅れているなということも感じました。日本の良さに気付くことも多々あり、それは日本以外の国に生活することで初めて実感できることです。
色々な外国の友達を作ることができる機会も留学中はたくさんあります。外国人スタイルのしゃべり方や笑うタイミングも味わえたし、絡むのが難しそうな人から気が合う人まで仲良くなれて、とてもいい思い出です。旅行に行ったらその友達の家に泊まれて宿泊代が浮くので助かります。

留学経験を今後どのように 生かしていきたいですか? 
留学前には曖昧だった将来が、「留学を通して変わったり、これだというもの出会ったりするかもしれない」と、期待ではなく、自然とそうなるだろうと思っていましたが、留学が終わりに近付くにつれて「これも面白そうだ」、「ああいう生き方も楽しそうだ」と、結局曖昧になっています。しかし、前よりもポジティブに好奇心旺盛に、もっと視野を広げて将来を考えようになっています。ただ、英語や、留学経験を活かした仕事をしたいとは思っているので、とりあえず目の前の目標のTOEICでいい点数をとれるように英語の学習を続けます。

その他に伝えたいことがありましたら教えてください。
留学が充実するかどうかは自分次第です。私の場合は語学留学だったため、これから語学留学へ行く人には、なるべく1日でも無駄にしないように常に何か行動するようにしてほしいです。少しでも閉じこもるようなことは避けてほしいと思います。一人で旅行や観光や買い物をするのももちろんいいですが、話し相手を見つけて一緒に行動する方がより効果的だと思います。相手にうまく伝わらないことに悔しくなる時や、些細なことも困難に感じる時もありますが、それを乗り越えていくことで成長できると思うし、困難に感じず楽しむようにすればより良い留学生活が送れると思います。私は留学に行ったことで成長できたと思っているし、留学がきっかけになって挑戦したいものもでき、これからの活力にもなっています。留学に迷っている人には、ぜひ行ってほしいと思います。

留学をサポートしてくれた家族とSAFのみなさんに感謝しています。ありがとうございました。

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Last Updated: 10/26/14