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SAF参加学生の体験談

kentaro_yamashita_01.jpg氏名: 山下 健太朗 (Kentaro Yamashita)
所属大学: 神田外語大学 英米語学科
留学先大学: ロンドン芸術大学 (イギリス)
留学タイプ: 1年間 (語学力強化(English plus)プログラム/休学留学扱い)
留学開始時期: 2013年3月
留学時の学年: 2年生

今回の留学はどのように決めましたか?
そもそも私の頭に英語の重要性、憧れが現れ始めたのは中学校での修学旅行で経験したことが一つの理由にあげられるのではないでしょうか。中学2年時に訪れた初海外でもあるオーストラリアでは今までの14年間という短い人生の中で見てきたものとは全く異なるものを垣間見ることができました。そしてそこで同年代の1人の女子学生と話をする機会がありました。しかし私はその女子学生と会話どころか、英単語すら全く出てこなかったのです。担任の先生に「この子、シャイなんだ」と、助け舟をだしていただきその場はなんとかなりましたが、私はその時に非常に無力感を覚え、改めて考えるとその経験が今の私に英語というツールの重要性を感じさせ、留学を決めるきっかけになったのではと思います。kentaro_yamashita_02.jpgまた留学先をロンドンにしたきっかけは非常に単純かもしれませんが、私の中でロンドンという都市が格好良く見えたのです。またロンドン芸術大学(UAL)に決めた理由の一つには私自身、服飾関係に興味があり、English Plusが最もその時の自分にプラスになるのではないかと考えたからです。

授業内容や授業スタイルなどについて詳しく教えてください。
基本的に大きく2パターンに授業スタイルが分かれます。私の場合、午後12時30分からAcademic Englishを受けました。1時間IELTS対策の授業を受け、休憩を挟みその後約3時間、少々Academicな内容を含む授業を行います。そして、English Plus履修期間に入るとコマが午前と午後とに分けられます。午前中にGeneral EnglishまたはEnglish Plus(English Plusの科目ごとに午前か午後かが変わります)を朝の9時から受け、お昼休憩を挟み午後は別の授業を受けます。校舎移動しなくてはいけないこともありますので、お昼休憩の際にTube(ロンドンの地下鉄)などを利用し午後の授業に備えます。General Englishでは、担任教師によって多少の差異はありますが、もっと一般的な英語や、Conversationに重きを置いています。ロンドンの街に出るフィールドワークなどもありました。通常授業終了時間はAcademic & General English、English Plusどれも同じで17時頃になります。

現地での生活の様子を教えてください。
ロンドンでは基本的にShare Houseです。僕自身留学期間中に4回ほど引越しをしましたが、ほとんどShare Houseでした。物件探しではインターネットサイトを使い、その部屋のオーナーさんにアポイントメントを取り内覧して部屋を決めたり、学校で知り合った友人の伝手で物件を見つけたりと、正直なところ引越しはかなり骨が折れます。パッキングは何度も行いました。しかし契約満了日が近づくにつれ、住むところがなくなる、という焦りと不安が迫ってきます。そういった焦りの中ででもなんとか部屋を見つけ生活をしてきた中で、得たものは大きいです。またロンドンの交通事情ですが、個人的には東京よりも便利ではないかと思っています。Tube自体は日本と同じで終電があり、友達と遊んだ帰りには間に合わないこともありました。しかしそういった時にはNight Busを活用します。私の家の目の前にバス停があったのですが、そこに止まるNight Bus No.さえ間違わなければ、夜中どんな時間でも帰宅することが可能です。定期券の範囲内なので、ロンドンでNight Busは必須です。

kentaro_yamashita_03.jpg 留学生活の中で大変だったこと、思い出に残っていることは何ですか?
私が勉強面で最も思い出に残っていることは、夏休み期間に履修した、English Plusの“Styling the Image”という授業です。夏休み期間中ということで、普段大学で講義等を行っているファッション業界でもキャリアのある方に担当していただけるのがEnglish Plusの魅力の一つです。この授業では約1ヶ月間を通してスタイリングについて勉強します。また、このコースの集大成として最終日にプロのメイクアップアーティスト、フォトグラファー、モデルと、Shootingを行うのですが、それはそれはメンタル的にも体力的にもハードなものでした。というのも、Shootingに利用する衣装は自ら通常のお店で購入し、Shooting後に返金するという形で行います。それを計6種類、自らの決定したShootingのテーマで揃えなければいけないのですが、ロンドンの街を歩き、お店に入り、テーマに沿うものを探し、購入。また次の店に入り、気に入るものが無ければまた歩きますし、迷えば前のお店まで戻りということをひたすら私は繰り返していました。妥協してしまえばあっという間に終えることができたかもしれませんが、それを許したくないぐらいの充実したコース内容と講師の先生でしたので、必死に取り組みました。その成果もあり、無事にShootingを終えることができ、今思うと、一番履修して良かった授業だと感じています。もちろん完成した作品はもらうことができます。

kentaro_yamashita_04.jpg授業以外に取り組んでいたことを教えてください。
ロンドンでは様々なイベントが毎週のように行われています。フリーペーパーやインターネット、SNSを利用して情報を集め色々足を運びました。日本では開催が難しそうなイベントも中にはあるので、ロンドンでの催し物は必見です。中でもロンドンの“Naked Festival”というイベントには驚かされました。車などは利用せず、自転車を使ってエコな環境づくりをしよう、というのがこのイベントのテーマなのですが、日本ではあり得ないイベントなのではないでしょうか。というのも、みんなが裸になってロンドンの街中を走るからです。また、ロンドンではミュージアムやギャラリーの入場料が無料の所が多いです。大英博物館などの有名所はもちろん訪れましたが、私個人としましてはあまり名の知られていない、比較的小さい所に行く方が好きでした。

kentaro_yamashita_05.jpg 休暇はどのように過ごしましたか?
2週間の長期休暇を利用してヨーロッパ内の7ヶ国11都市を周遊しました。ヨーロッパ内ではEurail Global Passというチケットを購入すると一定の期間内、または国数で各国内、また国間の鉄道が乗り放題になります。イタリア、ミラノではロンドン芸術大学で仲良くなった友達の家に宿泊させてもらいました。本場の家庭料理をディナーとして振る舞ってもらい、とても充実した旅行になりました。また別の機会では一人でパリにバックパックで旅行し、休暇中はできる限りロンドンに留まらず国内外問わず周っていた印象があります。

kentaro_yamashita_06.jpgこれから留学する学生に伝えたい留学先大学(プログラム)、留学先国(都市)の魅力は何ですか?
ロンドンという大都市、そしてロンドン芸術大学という、世界でもトップクラスの芸術大学の魅力は、たくさんの人やものに出会う機会が非常に多いということだと思います。毎日生活しているだけで自分自身への刺激になることがびっくりするほど多いです。考え方一つで、ものや人の見方は変化するものだと思い、自分自身も留学期間を過ごしてきました。なんでもかんでも「つまらない」と決めつけるのではなく、自分の気付かない所に、別の魅力や楽しさがあるはずです。そういった機会にロンドンは恵まれていたと感じます。もちろんロンドン芸術大学の設備や講師の方達も魅力の一つです。学校内のStudent Support Deskよりも授業担当の先生方の方が親身かつ授業に対しても熱心でした。また毎週金曜日になるとSocial Programmeということで学校の横のパブに行きます。他のクラスの生徒や先生方とエールを飲みながら会話をするというのは非常に楽しいものでした。

kentaro_yamashita_07.jpg 留学で得られたものはどのようなものがありますか?
まずは英語力と、話そうとする心構えを学ぶことができました。私の大学は様々な国籍の先生が在籍していて、設備も整っていますし、恵まれた環境にいるとは思います。しかしそれを差し引いても実際に身一つで日本を離れることは非常に価値のあることでした。英語力に関しては実際10ヶ月間ロンドンで生活できていましたので、だいたいの事に関しては意思疎通はとれますし、何より気持ちの面で英語を話す際のつっかかりを無くすことができました。そして次に、ロンドンではたくさんの人と出会い、友達になりました。もちろん日本人以外の友達も多いですが、私は逆に日本人の友達に様々な刺激をもらいました。ロンドンで出会いShare Houseを共にした人も中にはいましたが、良い意味で私の考えもしなかったような考え方を持っており、毎日が刺激的でした。いろんな意味で自由というか、自分に正直にやりたい事を行い、とことん追求していく面はとても勉強になりました。また何となくですが、年齢や性別は違えど同じ日本人というアイデンティティの中で私自身、共通した所を感じました。今でも連絡を取ると、いいエネルギーをもらえ、自分も頑張ろうという気になれます。日本で再会した友達も何人もいますし、ありきたりな言葉でしかありませんが、ロンドンで出会った人たちには本当に感謝しています。

kentaro_yamashita_08.jpg留学経験を今後どのように生かしていきたいですか?
何より人やものの見方、関わり方に対して非常に大きな影響を受けました。多種多様な人たちが集まるロンドンでは、面白いことに、ロンドンの道を歩いていて英語以外の言語しか聞こえてこないということも実際ありました。その中でも、英語という一つのツールを活用し生活をしてきたことで様々な物事を自分の目で見て感じ、見聞が広がりました。また、多少英語能力で至らない所があっても、案外コミュニケーションはとれてしまうものです。そういった面からもメンタル的に強さをつけることができたと感じます。例えこの先英語能力が衰えていったとしても、この留学で経験したことや得たものは決して忘れることはないと思います。これから先、広い視野と考え方を持って様々な事柄にフレキシブルに対応できるように活かしていきたいです。

 
   
Last Updated: 8/6/14