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SAF GA 第8期生 - 2019 Fall
帰国後インタビュー
石橋 夕渚(Yuna ISHIBASHI)
帰国後インタビュー


所属大学: 千葉大学 国際教養学部
留学先国: オーストラリア
留学先大学: クイーンズランド大学
留学タイプ: 語学力強化プログラム
期間: 2019年8月〜2019年3月(一学期間)

◆ 留学を決めたきっかけは何でしたか。
o 中学生のころから半年以上の留学が夢でした。教科の中では一番英語が好きで、「話せるようになりたい」と常に思っていました。しかし、国内にいるとリーディングやライティングに重点を置きがちで、スピーキングのスキルは全くと言っていいほど成長がありませんでした。大学二年生の冬、SAFさんに大学で留学相談をしていただいたことをきっかけに、留学を即決しました。

◆ 今回の留学先としてオーストラリアのクイーンズランド大学を選んだ理由を教えてください。
o オーストラリアは多民族国家で有名で、近年移民が増加する日本にとって、学ぶことが多いのではないかと考えました。また、治安や気候面も考慮した結果、オーストラリアが自分にとってベストな選択だと思えたからです。日本人留学生が多いとは聞いていましたが、交友関係は自分次第だと思っていましたし、実際にたくさんのネイティブの友達を作ることができました。

◆ 留学先大学での生活はどうでしたか。
o 朝は毎日、日本の大学よりも早い時間に起きていたため、1日を有効活用することができました。大学で開催される様々なイベントにクラスメイトと参加するのが楽しかったです。キャンパス内にはカフェの他にバーもあり、授業後にクラフトビールを飲んだのも思い出です。紙のカップやストロー、木製スプーンなど使われていて、自然と環境意識が高まりました。学生でウォーターボトルを持っていない人はいないくらいで、休み時間になると給水機の周りに長蛇の列ができていました。

◆ おもしろかった授業や、苦手だった授業があったら教えてください。
o 先生によって授業形態は異なりますが、アクティビティ型の授業は楽しかったです。特に、ビジネスイングリッシュの授業は扱うテーマが実践的で面白かったです。週1日、プレゼンテーションの授業があったのですが、最初は原稿を作ること、覚えること共にとても苦戦していました。最終的には、スライドを見ながら話を進められるようになり、自分でも達成感がありました。

◆ 授業の雰囲気はどうでしたか。
o 最初は英語のジョークも聞き取れなかった私ですが、UQの先生は面白い先生が多く、英語が聞き取れるようになってくると笑いが絶えない毎日でした。クラスメイトとも授業外にシティでランチをしたり、フェリーに乗って出かけたりして、仲良くなったことで、授業中のグループワークも円滑に進みました。

◆ わかる範囲で結構ですので、学生さんの国籍の比率を教えてください。
o 日本の夏季・冬季休暇などの時期と所属するクラスによって大きく左右されるのですが、ICTE(クイーンズランド大学語学学校)全体として日本人が4割、中国人・韓国人4割、その他南米・サウジアラビアといった感じでした。General Englishコースでは日本人が9割近い時もありました。

帰国後インタビュー

◆ 授業外で何か参加されたアクティビティはありますか。
o コーラス、ヨガやバスケットボールなどのアクティビティに参加しました。特にコーラスは発音の練習にもなりましたし、高校を卒業してから大人数で歌うという経験がなかったので新鮮でした。シティで開催されるコンサートに向け、休日に集まって練習したこともありました。

◆ 留学先での交友関係を主にどのように広げましたか。
o ICTE生以外の交流は、正直自分からアクションを起こすしかないです。私はUQに行った初日に、キャンパスを歩いていて見つけた、ビーチバレーをしていたグループに話しかけました。今考えるとかなりの勇者だな…と感じますが、彼らとの出会いによって、休日に遊びに出かけたり、いろいろなパーティーに誘ってもらったりしました。あとは、ジムに通っていたので、そこでいつも顔を合わせる人と仲良くなることも多かったです。

◆ クラスメイト、先生、ルームメイト/ホストファミリーなどの人間関係において文化が違うということで苦労したことはありましたか。またそれをどのように解決したか教えてください。
o さまざまな国からの留学生と一緒に授業を受けることになるので、最初は特有のアクセントを聞き取ることに苦労しました。授業外で一緒に過ごす時間を増やしたり、聞き取れるまで聞き返したり、聞こうとする態度や姿勢を持っていれば、何の問題もありませんでした。オーストラリア英語も想像以上にアクセントが強い人がたまにいるので、そんな時も上記のことを意識していれば次第に慣れます。
また、いい意味で自分の価値観を壊す・壊されることは必ず自分を成長させます。「文化が違うから」と壁を作らずに、歩み寄ったり、踏み入ったりする勇気を出してみるのもいいと思います。私自身は毎週教会に通っている時期もありました。

◆ 大学の施設について、どんな施設がありましたか。よく利用した施設があったら教えてください。
o カフェ、コーヒーショップ、バー、コンビニ、図書館、ジムなど、様々な施設がありましたが、よく利用したのはコーヒーショップです。朝、コーヒーを片手に授業に行くことが私の中の理想像だったので、自己満足ですがコーヒーはよく買っていました。

◆ 食堂(カフェテリア)はありましたか。また料金設定はどうでしたか。
o 食堂というよりかは、サブウェイやケバブ、日本食、メキシカンなどのチェーン店と軽食を売るところが併設した場所がありました。価格は5~15ドル以内だったと思います。昼食はサンドイッチやカップラーメンを持参して食費を浮かせている人が多かったです。休み時間には、3ドルのポテトを友達とでシェアしてよく食べていました。

◆ 街の雰囲気はどうでしたか。また治安はどうしたか。
o シティに出ると、ギターなどの楽器の音、歌声が聴こえる街でした。図書館や公共の施設は大変便利で、落ち着く場所でした。もちろん、夜になると若者の数が増えてにぎわいますが、特に治安面で不安に思ったことはありませんでした。強いて言うならば、駅から家までの道のりに街灯が少なく、暗かったため夜の一人歩きは避けていました。

◆ 普段、休日はどのように過ごしていましたか。長期休暇には旅行等されましたか。
o 普段の休日は、映画を観たり、友達の家にお邪魔したり、ランチに行くことが多かったです。車を運転できる友達がビーチや滝に連れて行ってくれることもありました。公共交通機関では行きづらい場所にも行くことができ、美しい景色をたくさん見ることができました。長期休暇には、シドニーに一人旅をしたことが一番印象に残っています。ゲストハウスで仲良くなったバックパッカーの二人組とボンダイビーチに行ったことは忘れられません。すべてが自己責任なので、いつも以上に気を張っていましたが、家に帰ってきたときには何とも言えない達成感がありました。

◆ 交通の便はどうでしたか。
o 私が滞在したホームステイ先は24時過ぎまで終電があり、特に困ることはありませんでした。時々、路線が工事や点検で運休することがあるのですが、その時は臨時のバスが運行されるので、心配ありません。それにしても、年中無休で走り続ける日本の鉄道はすごいなと改めて感じました。また、Translink(ブリスベンの乗換案内)のアプリはバグが発生することが多く、慣れるまではバスをよく乗り間違えていました。Googleマップの方が正確に出ることもありましたが、困ったら現地の人に聞くのが一番です。

◆ 渡航時にいくらぐらい持っていきましたか。その金額は十分でしたか。
o カードを作って行ったので、現金はほぼ持ち歩いていなかったです。100万円ほど通帳に入っている状態で渡航しましたが、使い果たすことはなかったです。お金を理由にやりたいことを我慢したくなかったので、留学前に必死でバイトをしました。オーストラリアの銀行アプリ(私はCommBankを使用していました。) は友人間で簡単に送金ができたため、割り勘をするときに大変役立ちました。おすすめです。

◆ 普段は月いくらぐらい使いましたか。
o 旅行などがなければ、月40,000~50,000円くらいだったと思います。留学して1カ月半後に日本食レストランでアルバイトを始めましたが、学業との両立が難しかったため辞めてしまいました。それからは自分で日本語を学びたい人を募集してお小遣い程度ですが稼ぐこともできました。
※留学先国によって取得する学生ビザの種類やアルバイトを含む留学生の就労条件が異なることと、日本の在籍大学でも規定がある場合がありますので注意が必要です。

◆ 現在、就職活動の進行状況はどうですか
o 元々、外資系エアラインを視野に就職活動していたのですが、感染症拡大の影響で航空業界が大打撃を受けたため、現在は幅広い職種を見ています。英語のスキルは伸ばしていきたいと思い、定期的にTOEICを受験し、実力を確認しています。

◆ 今回の留学は、就職活動にどのように活かせそうですか。
o 日本語を教えるなかで、JLPT受験を控えた人に教える機会があったのですが、「ユナのおかげで合格できた、ありがとう。」と言ってもらえた経験から、人と関わる仕事・やりがいのある仕事をしたいと強く思うようになりました。また、単に「教える」だけではなく、自分自身も学び続けることで常にアップデートしていきたいと思うようになり、帰国後の勉強のモチベーションも保てています。

◆ 今回の留学を通して自身が成長したな、変わったなと思う面はありますか。
o 「留学すると価値観が変わる。」留学前に何回と聞いたこの言葉は、本当でした。実際、自分自身の変化に気づいたのは帰国後しばらくしてからでした。2020年5月末からBLM(Black Lives Matter)の運動が起こったとき、SNSを使って今世界で起きていることの情報をシェアしたり、自分の意見を述べたり、友達と意見交換をしている自分がいました。留学前は、他人から見た自分を気にしすぎていて、「利口ぶってると思われるんじゃないか」「真面目な話題はつまらない」と、政治や世界情勢について発言しようとは少しも思いませんでしたし、知ろうともしていませんでした。しかし、帰国後はそれよりも「今自分に何ができるか・何をすべきか」を第一に考えられるようになりました。他人の目よりも、今目の前で起きていることに目を背けずに向き合い、考えることの方が今の私にとっては重要なことです。このように変化したのは、ホストファミリーと毎晩ニュースを見ながらトピックについて話していたことと、そこで自分の無知・無関心さに気づけたことが大きいと思います。
また、「Waste of time」の考え方が個人的に胸にストンと落ちるものがありました。日常会話や洋画でもよく耳にする「It’s a waste of time~.」。時間の無駄、とも訳せるこの言葉は、「自分の時間・さらには自分自身を大切にする」ことを意味しているのではないかと思っています。人生の限られた時間をどう使うか、誰と使うか、何をするか。それらを少しだけ意識すると、結果的に自分に余裕ができ、自立した人間になれている気がするのです。他人に機嫌取りを委ねるのではなく、自分がいつもハッピーでいられる毎日をこれからも送っていきたいと思います。

◆ 留学を終えた今、今後の目標があったら教えてください。
o TOEICで900点を超えることが直近の目標です。また、留学中にできた世界各国の友達に会いに行きたいです。身の心も一段と成長した姿で再会できるように、自分を磨いていきたいです。

◆ では最後にこれから石橋さんの「後輩」となる学生へメッセージがあったらお願いします!
o 人生は一度きりです!やりたいこと、自分らしく、全力で楽しんでみてください!失敗なんてありません。全部が全部、「自分」を成長させてくれるはずです。たくさんのことに気づき、自分と向きあえたSAF留学に感謝しています。

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Last Updated: 1/5/21