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SAF GA 第8期生 - 2018 Fall
御田 葵  帰国後インタビュー
御田 葵(Aoi ONDA)
帰国後インタビュー


所属大学: 明治大学 国際日本学部
留学先国: アメリカ
留学先大学: ミネソタ大学
留学タイプ: 学部授業履修プログラム
期間: 2018年8月〜2019年5月(一年間)

◆ 留学を決めたきっかけは何でしたか。
o 昔から映画に興味を持っていて、観るだけではなく、いずれは映画の製作に携わりたいと思っていました。大学生の内にやりたいこととして、映画製作の技術を学びたいと考えていましたが、日本で映画製作を学べるところがほとんどないので、せっかくならば映画産業の栄える本場アメリカへ留学して学びたいと思ったことがきっかけです。

◆ 留学するにあたって、就職活動は懸念材料でしたか。
o 大学を通して留学する方は3年生の1月頃帰国することになっていて、私は帰国が4年生5月だったため日本での就職活動に出遅れてしまうのではという不安はありました。ただ今回、帰国をしてから就職活動のために1年間卒業を延ばす決断をしました。1年延ばしても新卒扱いになることと、焦って就活を行うよりは、しっかり自分のやりたいことを考えてから行いたいと思い、今回決断をしました。

◆ 今回の留学先を選んだ理由を教えてください。
o まず、自分の行くことのできる範囲で1番レベルの高い大学へ行きたいと考えていました。その時にSAFの個別相談を受け、いろんな大学がある中で最も難関かつ映画学を履修できる大学がミネソタ大学であっため、選びました。

◆ では実際にミネソタ大学で留学してみて、留学生活はいかがでしたか。
o やりたいことができたので、とても充実していました。映画学の授業は日本では評論などの講義として受けることが多かったのですが、ミネソタでは講義だけなく実際に製作することができる授業を受けることができました。具体的には、名作映画を見た後に、映画製作の基礎であるカメラの使い方や動かし方を学びました。毎日勉強するという、日本ではあまり経験してこなかったことができたので勉強面でも充実していました。また、留学中に色々な場所へ旅行しアメリカ文化が学べたことと、色々な国から来た友達もたくさんできて、あらゆる面で充実していたと思います。

◆ 映画学以外におもしろかった授業はありましたか。
o 映画学以外に唯一履修した心理学の授業が面白かったです。日本では1年生の基礎授業だとその分野の入門を学ぶ傾向にありますが、ミネソタ大学は基礎講座にも関わらず非常に深くまで学ぶことができました。この授業は講義が3回とディスカッションが1回の週4回の授業があり、とても大変でしたが、週ごとに「脳」や「細胞」についてなど、学ぶテーマが変わり本当に面白かったです。
また授業を受けていて知った話ですが、ミネソタ大学は心理学に強く、非常に力を入れている学問とのことでした。

◆ 授業の雰囲気はいかがでしたか。
o 日本の学生は単位が取れれば良いと考えている人もいますが、アメリカでは「成績でSを取りたい」や「学問を深く学びたい」などモチベーションの高い学生が多かった印象です。もちろん授業中に眠る人もいなく、夜まで勉強しているような周りの環境に、私自身も背中を押され、最大限の力で取り組むことができました。このような環境で学べたことは最高だったと思います。

◆ 授業の試験やレポートはどのような感じでしたか。
o 映画学は映画製作を1学期内に3回行い、それを提出しました。心理学は週に一回テストがあり、レポートが1カ月に1回と最後には期末テストがありました。かなり心理学はきつかったです。

◆ わかる範囲で結構ですので、学生さんの国籍の比率を教えてください。
o ほとんどの授業でアメリカ国籍の人が100%でした。アジア圏の学生も少なく、比較的多いクラスでも15人中3人ほどでした。
日本人に関しては、日本人コミュニティはありますが授業になるとそれぞれが別々の専攻に分かれるので、同じクラスになることはほとんどありませんでした。

◆ それでは授業外で何か参加されたアクティビティはありますか。
o ミネソタ大学では、公開されて少ししか経っていないような映画を無料で観られたため、フリームービーのイベントに何度か参加しました。また、留学初期にはフリーフードを提供している様々な団体のイベントに参加したことで、今仲良くしている友人らに出会うことができました。
これらのイベントはインスタグラムを通して見つけました。大学の公式インスタグラムが5つほどあったので、それを留学前にフォローし、友達と情報共有をしながら参加しました。

御田 葵 帰国後インタビュー

◆ インスタグラムがイベント探しに役に立つのですね。大学では、どんな施設をよく利用しましたか。
o 図書館の数が日本の大学ではありえないほど多く、一つ一つの図書館のサイズもとても大きかったため積極的に利用しました。日本の図書館では本がメインで勉強できるスペースが少ないですが、ミネソタ大学では勉強スペースがいたるところにありました。個人用の机がたくさん並んでいたり、グループ向けの部屋があったりと自分の好きなように使えるところが魅力的です。グループスタディースペースでは、友人と遅くまで勉強したこともよい習慣で思い出になりました。

◆ 食堂(カフェテリア)はありましたか。また料金設定はどうでしたか。
o 食堂は思ったより少なくて、大学全体で2箇所でした。ミシシッピ川を挟んで東にあるイーストバンクキャンパスと西にあるウェストバンクキャンパスに一つずつありました。パンダエキスプレスやカリブーコーヒーなど現地の有名なお店が入っており、何度も利用しました。価格帯は選ぶお店にもよりますが、韓国人留学生が話していたのは、ミネソタの物価が高いということであり、日本と比べてしまえば安くはない値段です。なので、節約のために自炊もしていました。自炊は寮にあるキッチンを同室の4人と共有し、使っていました。
スーパーで買う食材も、日本に比べると全般的に高かったです。特にミネソタでは魚が獲れないので、魚類の値段が高かったです。また、大学の近くにあるスーパーがOrganicなどの高級志向のスーパーで値段が高かったため、電車に乗って安いスーパーまで行くのが大変でした。

◆ 寮から大学までの通学はどのようにしていましたか?ミネソタで利用した交通手段について教えてください。
o 寮から出てすぐの場所に電車の駅と大学バスの駅があったため非常に立地がよい寮であったと言えます。また、私の住んでいた寮(University Village) はオンキャンパスの学生寮であったため、春から夏の間は徒歩や自転車での登校を楽しみました。特に自転車は月15ドルで借りることができ、借りて返せる場所がミネアポリス内に至る所にあるので、とても便利でした。
またキャンパス内も電車が通っており、徒歩より早かったのでキャンパス内の移動も電車を使っていました。オンキャンパスに住んでいる学生は、学生証と連動しているパスでキャンパス内であれば無料で乗ることができました。キャンパス外へ遠出する場合でも2~3ドルほどで運賃は安かったです。
その他にアメリカではUberが普及しており、私もUberを利用することが多々ありました。特に道に迷って利用した時はすぐに着くことができるので楽でした。

◆ 滞在先はいかがでしたか。
o 良かった点としては、滞在している寮の立地がよかったこと、留学生の友人はほぼ皆同じ寮に滞在していたことです。また、他の寮ではパーティーが頻繁に行われ騒がしいとのことでしたが、私の寮は割とまじめで静かでした。最初は2人で1部屋を使うタイプだったのですが、少し落ち着かなかったので、途中から1人1部屋のタイプへ変更しました。その時は、韓国人とアメリカ人の年上のルームメイトになり、とても落ち着いた人達で、たまに一緒にご飯を作ったりして程よく交流ができました。

◆ 街の雰囲気はどうでしたか。また治安はどうしたか。
o 寮のある駅とその隣駅(イーストバンク)は非常に安全でした。留学前に読んだ記事ではミネソタはアメリカで一番安全な州と書いてありましたし、実際に夜遅く図書館で勉強した帰りでも心配せず帰宅できました。夜は電車より、歩きの方が個人的に安全に感じました。
一方でウェストバンクやダウンタウンは少し雰囲気が変わり、ミネソタは貧富の格差が激しいようでホームレスが多くいて、少し危なく感じました。夜には何度か学生をターゲットにした強盗なども起きているという情報が大学を通してメールで届いたりしました。そのため、ウェストバンクのキャンパス外はあまり行かないようにしていました。

◆ 普段、休日はどのように過ごしていましたか。長期休暇には旅行等されましたか。
o せっかく留学しているのだからアメリカの文化も味わいたいと考えていたので、ミネアポリスやセントポールエリアの観光地巡りを週末の度に行っていました。近くにある「ミネハハの滝」という自然観光地や、美術館にも行きました。ミネソタはおいしいカフェが多いので、インスタで探したカフェを巡ったりもしました。また時には、足を伸ばして中心地から車で四時間くらいの他の街にも訪れました。
長期休みを利用してニューヨークやロサンゼルスなど5箇所の都市を旅行し、アメリカの文化を存分に味わうことができたと思います。シカゴはミネソタから近いので、友達と車で片道7時間かけてシカゴに行き、少し遊んで7時間かけて帰ってくるという日帰りのスケジュールは面白かったです。

◆ 渡航時にいくらぐらい持っていきましたか。また、普段は月いくらぐらい使いましたか。
o 現金では350ドルくらい持って行きました。持参した現金がなくなって、焦って近くのATMを探したことがありました。アメリカで使えるデビットカードを日本で作っていたので、すぐに現金を引き出すことができたのですが、そのATMの手数料が高かったことが後々分かり、キャンパス内の手数料が低いところを使用するようにしました。
クレジットカードも持っていたので使用していたのですが、スキミング詐欺に5回ほど遭いました。両親から請求書が高額になっていると連絡があり気づきました。その時はすぐにカードを止めて対応しました。また保険に入っていたので被害はありませんでしたが、怖いのでクレジットカードはできる限り使わないようにしていました。
最初の方でも話したのですが、ミネソタは日本人学生にとって少し物価が高いように感じると思います。毎回のスーパーでの買い出しでも最低30ドルはかかってしまっていました。特に最初の月は、寝具や教材を揃えたりして、合計で10万円くらい使ったと思います。
他に揃えたものとして、私は夏服しか日本から持って行ってなく、着いたらすぐに寒くなったので、コートなどの冬服を現地で買ったりしました。

御田 葵 帰国後インタビュー

◆ 冒頭でも就職活動を1年遅らせると話していましたが、現在就職活動に向けて何か行っていることはありますか。また、留学は就職活動に活かせそうですか。
o インターンをやっていた方がよいと聞いていたので、早め早めに動いています。今はインターン先に応募している段階です。(2019年6月時点)
また、留学中は毎日英語を話していたので、帰国してからも絶対に英語力を衰えさせたくないと思い、海外の友達と毎日英語で話しています。日本の友達にも英語を話す速さが早くなったと褒められました。
留学は就職活動に活かせると考えます。まずは英語力が格段に上がったこと、また授業に真面目に取り組んだという事実、そしてそこで得た特別な経験によりパワーアップした自分自身を売り込んでいけると思います。

◆ 今回の留学を通して自身が成長したな、変わったなと思う面はありますか。
o まず、考え方が変わりました。より自由になったし、視野が広がったと思います。今までは、就職先は映画業界しか考えていなかったけど、いろんな業界を検討するようになったのは、考え方が変わった良い例だと思います。
また一人暮らしを経験したことがなかったので、初めての一人暮らしで自立することができました。
今まで実家で洗濯をしたことがなかったので、洗剤と柔軟剤の違いが最初よく分からなかったり、料理にも3時間くらいかかったりすることもありました。しかし最後は、全て克服し一回りも二回りも成長して帰国することができました。
その他に授業に真面目に取り組み、前期にオールAの成績を取ったことは自分への自信につながりました。予習復習も必ず行い、分からない単語はメモをして後で調べたりしていました。授業についていくよりは、追い越すくらいを目標に努力していました。もっと勉強をしたいと考えるようになったことも留学をして変わった部分です。

◆ 留学を終えた今、今後の目標があったら教えてください。
o 帰ってきたばかりだからかもしれないのですが、今は将来海外に住みたいと考えています。特にアメリカに支社がある企業など、何か関わりのある企業を中心に見ていて、海外に出る仕事に就くことを目標にしています。

◆ では最後にこれから御田さんの「後輩」となる学生へメッセージがあったらお願いします!
o 留学はみなさんにとって一生の財産となるような経験にもなり得ます。もし本当に留学がしたいのならば諦めずにぜひ頑張って欲しいです。私は留学を目指したことで、いろんな事がプラスの方向へ進んでいったと感じました。
一括りに留学といっても様々な方法がありますが、必ず最後に「留学してよかった」と思えると思うので、夢を持ち続けてまっしぐらに頑張ってください!

御田 葵 帰国後インタビュー

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Last Updated: 9/25/19