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SAF GA 第6期生 - 2018 Fall
岡 海珠々 帰国後インタビュー
岡 海珠々(Misuzu OKA)
帰国後インタビュー


所属大学: 日本大学 危機管理学部
留学先国: イギリス
留学先大学: マンチェスター大学
留学タイプ: 語学力強化プログラム
期間: 2018年10月〜2019年6月(一年間)

◆ 留学を決めたきっかけは何でしたか。
o 日本の小学校でALT(外国語指導助手)の先生として働いているイギリス人の方と幼い頃から家族ぐるみで仲良くしいて、その方を通してイギリスの話をよく聞いていました。また旅行でイギリスへ行く機会があり、その時から漠然ですが、いつかイギリスへ留学して、将来は国際的に働きたいと思うようになりました。一度高校生の時に留学しようと思っていたのですが、通っている高校が厳しくて留学ができなかったので、大学では必ず留学しようと考えていました。そして大学に入り、留学に関して情報を集めている中で大学の紹介でSAFを知り、留学することを決意しました。

◆ 今回マンチェスター大学を留学先に選んだ理由を教えてください。
o 先ほどお話ししたようにイギリスへ留学することは決めていました。イギリスの中でマンチェスターはロンドンほど都会でもなく田舎過ぎるわけでもないので丁度良いと感じたことと、マンチェスターがイギリス国土の中心に位置しているため国内旅行しやすいロケーションだったことが留学先に選んだ決め手です。

◆ ではマンチェスター大学での留学生活はいかがでしたか。
o まず、語学学校には私一人しか日本人はいなかったので、日本語を話す機会が全くありませんでした。英語だけでなく精神的にもとても鍛えられました。クラスは10人で、サウジアラビア人が7人、中国人は2人、そして私です。また、クラスメイトは主婦の方が多く、私が一番年下だったのでみんなによく可愛がられていました。授業中は英語ですが、休憩中はサウジアラビア人同士や中国人同士で固まり、それぞれの言語で話すことが多かったので、私は先生と話していました。特に話しやすい先生が一人いて、その先生は他のクラスメイトからも好かれていました。教科書は使わず、コミュニケーションを大事にしながら授業を進めていくタイプでした。先生とはクリスマスカードを個人的に送り合う程仲良くなりました。

◆ 日本人が一人という珍しいクラス環境でしたね。それでは、実際の授業の雰囲気や内容について詳しく教えてください。
o 日本と違い、授業中はみんな特に恥ずかしがることもなく、思ったことを発言していました。最初は自分の意見をどこで言うべきか分からず迷っていましたが、徐々に慣れていき、私も積極的に発言できるようになりました。学生の発言が多く、授業の内容が次第にずれていくことも結構ありました。
授業は基本的に教科書の内容に沿って進んでいきました。ある時はリスニング問題を解いたり、スピーキングの練習をしたりしていました。午後は様々なクラスを受けました。例えば、読書クラスでは図書館で借りてきた本を1週間で読み、感想をクラス内で共有するといった内容でした。その中でも1番楽しかったのは、カルチャークラスです。カルチャークラスでは大学の博物館や街に行き、自分のリサーチテーマを探して、エッセイを書き、最後にはプレゼンテーションをするクラスです。実際に大学の課題を想定した内容だったと思います。クラスメイト以外にも他クラスの先生の前での発表となり、口が乾くほど緊張しましたが、その授業のおかげで、人前で発表する自信がつきました。

◆ 授業で特に大変だったことはありますか。
o グループワークが特に大変でした。グループで一つのトピックを選び、みんなで分担して最後に発表をする課題でしたが、サウジアラビア人の方達が意見をはっきりと述べるので、自分の意見を主張することに苦労しました。彼らの意見に反対することがあっても、それをどうやって説得するべきか悩みました。また知らない単語もあり、お互いの英語も不十分だったことから、さらに議論が複雑になり大変でした。

◆ それは大変でしたね。授業外で何か参加されたアクティビティはありますか。
o International Societyという地域のコミュニティに参加していました。これは、いろいろな国からマンチェスターに来ている人のための集まりです。コミュニティ参加者は仕事をしていたり、家族で来ていたりと様々です。週末にパーティーがあったり、英語を習う授業が受けられたりします。登録費用はかかりますが、コミュニティで企画している小旅行に参加する場合、マンチェスター大学の学生は割引があり私も小旅行に数回ほど参加しました。
その他に私は水泳サークルに所属していました。小さい頃から水泳をやっていて、元から水泳サークルには必ず入りたいと考えていたので、Student Unionという学生会館の受付に行き、どうやったら入れるか、私でも入れるのかを聞きに行きました。そこで水泳サークルの監督のメールアドレスを手に入れたので、直接メールをして入りたいことを伝えたところ、練習を許可していただきました。このサークルは初心者から入れるレクレーショナルサークルではありましたが、競技水泳を練習している人向けのコースもありました。プールのレーンによって初心者用や、競技者向けが分かれています。競技者用の練習メニューは現マンチェスター大学の水泳部選手が考えてくれ、私もそのメニューをこなしました。日本と練習内容は変わらないのですが、ホワイトボードに書かれている練習内容の英語が分からず大変でした。周りの人に聞きながら練習に参加し、アジア人がいない環境で友人を作ることもできました。ただ、入会費£38で、毎回の練習代として£1かかり、個人的に少し高いと感じたので、前期で辞めてしまいました。

岡 海珠々 帰国後インタビュー

◆ ここまで日本人に出会った話は出てきていませんが、日本文化サークルなどはありましたか。
o Japanese Society(サークル)を探してはいましたが、知っている日本人がいなくて一人で参加するのが少し怖かったです。そんな時、友人の知り合いに別の大学に通っている日本人がいると聞き、紹介してもらいました。この方が、私がマンチェスターで出会った初めての日本人でした。初めて会った時は久々の日本人だったので少し安心したことを覚えています。その日本人と一緒にJapanese Societyに行くことを決意しました。サークルに参加してみて、今まで出会わなかったけれど割と日本人がいて驚きました。サークル自体は日本人以外にイギリス人も多かったですし、アニメが好きな外国人も参加していました。このJapanese Societyでは、Japanese Festivalというイベントを通してカップケーキを300個作り、売り出すボランティアに携わりました。

◆ 大学にはどんな施設がありましたか。よく利用した施設があったら教えてください。
o 私は語学学校に隣接している「LIME CAFE」をよく利用していました。軽食がとれるカフェに勉強スペースがある施設でした。マンチェスター大学はイギリスの中でも学生数が多く、テスト前に図書館に行くと席が空いてない事がほとんどですが、このカフェは他と比べると穴場で静か過ぎることもなく私にとって勉強しやすい環境でした。
図書館はメインライラブリーとキャンパス内に他に2、3つありましたが、利用者が多かったのと、「ネットライブラリー」を利用すれば直接借りに行かなくてもネット上で文献の閲覧ができるため、実際に図書館に行くことはほとんどなかったです。ただ、やはり紙媒体の方が本を読み易くはありましたね。

◆ 食堂(カフェテリア)はありましたか。また料金設定はどうでしたか。
o カフェテリアいくつかありましたが、あまり利用したことはなく、値段はどこもスターバックスと同じような価格設定でした。高いので、いつも家からおにぎりや弁当を持って行ったり、スーパーでのタイムセールを利用して購入したりしていました。大学の裏にアジアンスーパーがあり、そこで日本の食材を調達しました。またおにぎりの梅干しは日本から持って行っていたので、とても重宝しました。
(※留学先国によっては、梅干し等種があるものは持ち込めませんのでご注意ください。)

◆ 食生活は節約されていたのですね。それでは、滞在先について教えてください。
o 部屋は2人で共有し、同じフラットに9名が住んでいました。キッチンなどを9名と共有していたのですが、そのキッチンでフラットメイトと勉強することが多かったです。特に一緒に住んでいた中国人と仲が良くて、勉強や旅行を一緒にしました。彼女はフットワークが軽く、急に旅行に誘っても二つ返事で誘いに応じてくれ、気が良く合う友人だったと思います。しかし残念ながら、彼女は交換留学生で、半年ほどで帰ってしまいました。
寮生活を始めて気になったことは、フラットメイトの中にキッチンを片付けない子がいたことと、部屋の壁が薄く生活音がよく聞こえたことです。最初は気になっていたけど、時間が経つにつれて気にならなくなっている自分がいました。
また私はほとんど利用しませんでしたが、寮にはジムや学生が安く利用できるバーがありました。コインランドリーもあり利用していたのですが、一回の使用料が高かったので、利用するのは週に1回や2週間に1回の時もありました。後は手洗いで洗濯をしていました。日本にいる時には考えられなかったことですが、留学中はこれが当たり前でした。日本ではとても贅沢な生活をしていたのだと、今までの生活を見直すきっかけにもなりました。

◆ マンチェスターの街の雰囲気はどうでしたか。また治安はどうしたか。
o 古い建物と近代的な建物が混在しており、想像していたイギリスの街とはまた違った様子で良かったです。イギリス国内の様々な都市へ旅行しましたが、街によって雰囲気や色合いが違うと感じました。マンチェスターは赤レンガの建物が多く、街全体が赤く染まっているような感じです。
治安は心配していたほど悪くなく、割と過ごしやすかったという印象です。特に大学のキャンパス周辺はセキュリティが強化されているため、とても安全でした。また、治安が悪いと聞いていたマンチェスター南部には近寄らないようにしていました。

◆ それでは、交通の便はどうでしたか。
o バスやトラム、電車があるので特に不便なことはなく快適に過ごすことができました。普段はバスや徒歩で移動していました。日本のようなチャージ式の交通カードはなく、1万円ほどで1年間乗り放題となるバスカードを使用していました。また、バスを利用する時に注意したことは、日本のように停留所でのアナウンスがないので、降車時に乗り越しがないよう気を付けていました。
イギリス国内で遠出をする時は電車を使うことが多かったです。最初に£30払い、その後一年間の運賃は3分の1で乗車可能となる「Rail Card」を作っていたので、安く国内を移動できました。

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◆ 普段、休日はどのように過ごしていましたか。長期休暇には旅行等されましたか。
o 普段の休日は、あまりお金を使いたくなかったのでショッピング等はせず、パブに行ってサッカーを見たり、友人とお酒を飲みながら談笑したりすることがほとんどでした。日本にいる時はサッカーのルールをあまり理解していなかったのですが、イギリスに来てからはパブで隣にいる人にルールを聞きながら見たりしたので、結構詳しくなりました。また、実際にプレミアムリーグのサッカー観戦に行きましたが、大学を通してチケットを入手すると通常の半額くらいで購入ができるため、とてもお得だと思います。
長期休暇の際は、フラットメイトと約3週間のイギリス国内の長旅や、国外にも旅行しました。特に印象に残っている国はアイスランドです。辺り一面の雪景色は感動的で今でも忘れられない思い出として残っています。その他に1週間の一人旅にも挑戦しました。前からやってみたかったのですが、日本ではなかなかできなかったので今回思い切ってやってみました。現地の人との交流があり楽しかった反面、感動を誰かと共有できない寂しさもありました。

◆ 渡航時にいくらぐらい持っていきましたか。
o 現金で3万円持って行きましたが非常用の現金でしたのでほとんど使いませんでした。現地では日本で作ったデビットカードでほとんどの支払いを済ませました。現金も引き下ろせるため、友人と食事に行った際の割り勘にも対応できました。後はクレジットカードも併用して使用していました。

◆ 普段は月いくらぐらい使いましたか。
o 旅行に行く月は、旅行代込みで約9、10万程度使っていたと思います。しかし、テストがある時は月に1万円くらいしか使わないほど極端な生活をしていました。テストがあった時は忙しくて、食べずに寝てしまうこともあり、1日1食という時もありました。食事に関して話すと、マンチェスターは緯度が高いため、3月くらいからは夜11時頃まで明るいときがあり、夕食のタイミングがおかしくなりました。夜遅くに食べることもあり、その時期は少し太ってしまいました。(笑)

◆ 今回の留学を通して自身が成長したな、変わったなと思う面はありますか。

◆ 留学を終えた今、今後の目標があったら教えてください。
o マンチェスター大学へ戻ることを決めていて、今度は語学勉強だけではなく学部を履修しながら、補助的に英語クラスに入るというプログラムで再び留学することにしました。これは私が直接大学とやり取りをし、手配しました。このプログラムで1年間勉強した後、正規過程でイギリスの大学にてさらに2年間学ぶことを考えています。再度留学することについてかなり悩みましたが、両親も応援してくれているので、決意しました。
将来的には様々な国で仕事のできる柔軟な考え方を持ち、さらに「自分らしい自分」に成長できればと思っています。

◆ では最後にこれから岡さんの「後輩」となる学生へメッセージがあったらお願いします!
o 留学に行きたいと思っている人は山ほどいると思います。しかし実際に行動に移している人は少ないかもしれません。留学で出会った人たちはこれからの人生でとてもいい存在になると思いますし、いくら苦しい事があっても後悔することは絶対ないと思うので、自分にあった方法を見つけて留学に挑戦してみることをお勧めします!

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Last Updated: 2/13/20