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SAF GA 第5期生 - 2018 Spring
齊藤 香 帰国後インタビュー
齊藤 香(Kaori SAITO)
帰国後インタビュー


所属大学: 東洋大学 文学部
留学先国: ニュージーランド
留学先大学: オタゴ大学
留学タイプ: 語学力強化+
学部授業履修プログラム
期間: 2018年2月〜2018年11月(一年間)

◆ 留学を決めたきっかけは何でしたか。
o 中学3年生の時に、アメリカのサンフランシスコに約2週間のホームステイプログラムに参加した事が私にとっては初めての海外経験でした。この経験がきっかけとなり英語に興味を持ち、多くの人と英語を通じてもっと繋がりたいと思い始めました。同時に、大学では英語を学びたいと思い、出来ることなら大学在学中に留学に行きたいと漠然と思い始めました。そこで、大学受験の際には語学に力を入れている大学を受験したのですが、結果、志望校には受かりませんでした。
浪人することも考えましたが、1年間自分の興味のある分野以外のことを勉強するよりも、勉強した分だけ伸びる余地がある語学力を伸ばしたいと考え、浪人はせずに、海外留学制度に力を入れていて、3月受験が可能な東洋大学へと進学することを決めました。大学生活は過去の自らの努力に恥じるようなものにはしたくないと考え、こうした考えのもと、留学へ行くということがより自らの中で明確な目標となり、大学生活を送る上での原動力となりました。

◆ 齊藤さんは3年生の時に留学されましたが、帰国後の就職活動は懸念材料でしたか。
o クラスメイトには2年後期に留学に行って3年前期に帰国する人も居たので、そういう人を見ていると「もっと早く用意しておけば良かった」と思うこともありました。やはり留学へ行く時期を選ぶ際、せっかく留学へ行けたとしても就職活動に出遅れ、留学での経験が十分に評価されたり、発揮することが出来なかったりするのではないか、就職活動に支障が出るのではないかという不安があったからです。
しかし、留学前に大学の就職活動支援室等に相談に出向き、色々とアドバイスを頂く中で、「留学中にどのようなことを対策として行えば良いか」など心構えを教わった上で留学へと望むことが出来たので、留学中はそこまで就職活動に関して心配することなく過ごすことが出来ました。

◆ 今回の留学先を選んだ理由を教えてください。
o 当初は大学の交換留学で留学へ行こうと考えていたのですが、色々と調べた結果、認定留学の方が私にとっては環境やプログラム内容等において魅力に感じる面が多く、また日本の所属大学から認定留学へ行く学生全員に対して1年間分の授業料を支給されるという奨学金制度が新たに東洋大学で設けられたこともあり、結果として認定留学で留学へ行くことに決めました。
オタゴ大学を選んだ理由としては、中高生時代に学校のプログラムでアメリカとオーストラリアには行ったことがあったので、この2カ国以外の国へ行ってみたいと思ったからです。またニュージーランドは銃社会では無いため比較的治安が良いこと、水道水も日本と同様に飲めること、また日本人学生の割合も比較的少なく、オタゴ大学では自らの興味の分野を学ぶことの出来る授業が開講されていることに魅力を感じた為です。

◆ 留学先大学での生活はどうでしたか。
o 毎日日本では経験できない多くの気付きや学びに溢れた日々だったと感じています。周囲の学生の勉強に対しての姿勢はとても熱心だと感じました。学校の図書館へ行けばみんなPCやノートを片手に課題の制作等をしていました。図書館で寝ている学生もほぼおらず、夜遅くまで図書館で勉強している学生の姿も数多く見られました。
加えて、長期休みの短期でバイトをしている学生はいても、授業がある期間バイトをしている学生はほぼいないように見受けられ、いかに大学での授業が忙しいのかということを痛感しました。また休日は各々息抜きをきちんとし、平日は勉強という様にメリハリがはっきりしているなとも感じました。こうした日本との学習に対する姿勢の違いに大いに刺激を受けました。

◆ おもしろかった授業や、苦手だった授業があったら教えてください。
o ポップアートとファッションの関連性、日本文化、ビジネスライティングの3つの学部授業を履修したのですが、どの授業もとても興味深いものでした。興味が持てなかったり、苦手に感じることはありませんでしたが、授業では日常会話とは異なり専門的な用語も頻出することがありました。また、知識不足のために意見を求められた際に上手く自分の言いたいことを完全に伝えられず歯がゆい思いもしましたが、その場で調べたり、自身の経験から発言し乗り越えました。

◆ 色々と工夫されたのですね。授業の雰囲気はどうでしたか。
o 私が履修していた授業のうち、ビジネスライティングの講義は100人程の規模だったのですが、同授業のチュートリアルや他の授業はいずれも小規模で大体20人前後でした。そうした環境に加えて、クラスにアジア圏の学生がいないこともあり、先生から名前と顔を覚えてもらいやすく、授業中に意見を尋ねられることも多々ありました。
トピックが難しく上手く意見を述べられなかった時もありましたが、そうした際は先生がフォローしてくださり、クラスメイトも分からないことがあれば優しく教えてくれたりしました。授業全体の雰囲気としてみんな優しくサポートしてくれていたように感じました。

◆ わかる範囲で結構ですので、学生さんの国籍の比率を教えてください。
o 各授業において比率は多少変わりますが、同じ留学生という立場であっても英語圏出身の学生が多かったので、私が受けていた授業は周りがほぼネイティブの学生達でした。ポップアートとファッションの関連性の授業では日本人は私だけでアジア圏の学生もおらず、周りは全員ネイティブの学生だったと思います。日本文化の授業では私含め日本人は2人、あとの学生はイギリスやニュージーランド等出身の学生でした。ビジネスライティングのクラスでは日本人学生は私だけでしたが、中国などのアジア圏の学生も全体の1割程度はいたように感じます。加えて、ヨーロッパ圏の学生も受講していました。一方で同授業のチュートリアルではアジア圏の学生はおらず、周りはニュージーランドやアメリカ出身の学生がほとんどであったように思います。

◆ 授業外で何か参加されたアクティビティはありますか。
o 大学主催のアクティビティにはいくつか参加することが出来ました。2月にはオリエンテーションパーティーに参加し、オタゴ大の学生の授業では垣間見ることの出来ない活気や熱気を体感することが出来、とても楽しむことが出来ました。
また、6月の前期終了時には語学学校主催の交流パーティーに参加し、普段はなかなか関わることの出来ないファウンデーションの学生達とも交流することが出来たのでとても良い機会でした。その他にも、定期的に開催されているChat Timeというオタゴ大学で学ぶ日本人と日本語に興味がある学生とが交流する場にも、友達に誘われ参加しました。
他にも、年間を通じてオタゴ大学のダンス部に所属していました。部員は大学生以外に社会人や高校生もおり、言葉だけで無く、非言語の面でも繋がり合える喜びを実感することが出来ました。

◆ 大学にはどんな施設がありましたか。よく利用した施設があったら教えてください。
o 語学学校の隣にジムが隣接しており、在校生は無料で利用できるので時々利用していました。また、語学学校の裏にはスタジアムがありました。その他、図書館は多数の資料、PC、コピー機等があり、空調設備も整っていたので、基本的に勉強をする際はいつも図書館を利用していました。加えて、Mail Officeは通常の学外の郵便局を利用するよりも学割がきき、安く利用出来たので、荷物を送る際にかなり重宝しました。

◆ 食堂(カフェテリア)はありましたか。また料金設定はどうでしたか。
o 校内には至る所にカフェや軽食の販売所がありました。ニュージーランド全体に言えることだと感じましたが、食に関しては日本に比べて値段は少々高めでした。自分好みにカスタマイズしたサンドウィッチを買えるお店(Franklyというお店です)や握りや巻き寿司を販売しているお店がありました。また学内や学校周辺には餃子やケバブ等を販売している移動車がよくいるので、そちらも時々利用していました。

◆ 写真でも沢山拝見しました!滞在先から大学までの通学はどうでしたか。また交通機関等は利用しましたか。
o 公共のバスを利用していました。バス停が家の近くにあり、約15分間隔で平日は運行していたことに加えて、私の利用していたルートは家から乗り換えをせずに、語学学校や大学前の停留所まで行くことが出来たのでとても便利でした。ただ定期券はなかったので、バスの中や学校の本屋さんで購入できるチャージ式の専用のバスカードにお金をチャージし、運賃の支払いをしていました。ルートに寄るのですが、私の場合、学校までの運賃は約130円位で所要時間は約20分程でした。

齊藤 香 帰国後インタビュー

◆ 滞在先についての良かった点、悪かった点があったら教えてください。
o 滞在先の形式はホームステイでした。70歳代のホストマザー1人と私の他に、平均4人くらいの学生が定期的に入れ替わり、滞在している家庭でした。一番多い時は私を含め6名の学生が滞在していました。良かった点としてはホストマザーが元教師であったこともあり、課題の提出前には文法のチェックなどを手伝ってくれたことです。また同じ立場の学生だけで無く、インターンシップ生や高校生等様々な立場・国籍の学生と交流することが出来たこともとても良い経験となりました。なので、現地の人と、他国の学生達両者と生活を共に出来、様々な体験をできたことはとても貴重でした。
ただニュージーランドは電気代が高く、日本と同じ感覚で暖房を使うことは出来なかったので冬場はとても寒く感じました。ですが、部屋の中が暖かいことが当たり前では無いこと、また工夫をすれば十分ではなくとも寒さを乗り切れることを学ぶことが出来たので、結果として良い体験でした。

◆ とてもいい経験をされましたね!オタゴ大学があるダニーデンの街の雰囲気はどうでしたか。また治安はどうしたか。
o 街は小規模なので行き着けのお店が出来たりし、お店の方と顔見知りになったり、バスの運転手の方と親しくなった際にサービスをしてくれたりすることもあり、とても人間味の温かい街であると感じました。また治安は比較的いい方であったと思います。顔見知りができたということもありますし、日中は街中であれば1人で歩いていても危険を感じることはほとんどありませんでした。しかし、やはり日本と同様に「1人で夜出歩いても安全」とは言えないと感じた為、夜出歩く際は友人と一緒にバスを利用していました。

◆ 普段、休日はどのように過ごしていましたか。
o 基本的に金曜日の夜は友人と夕飯に出かけていました。土日は、課題があるときは日中息抜きで友人とランチへ行った後、午後からは気持ちを切り替えて学校の図書館で勉強をしていました。課題が特に無いときは、音楽やファッション関係のイベントへ友人と行ったり、映画を見に行ったりしていました。元々出かけるのが好きな性分なので、留学中も1日家で過ごすということが出来るだけ無いよう心がけ、外出し、少しでも多くの事や人と触れる様にしていました。

◆ 交通の便はどうでしたか。
o 街の公共交通機関はバスのみで電車や地下鉄等はありませんでした。また急な坂が多い街で自転車も使うのは厳しい環境だったので、通学や街の中心部へ行く際はバスを利用していました。バスは路線にもよるのですが、私が利用していた路線は比較的運行本数も多く、大学、語学学校などに乗り換えをすることなく行けるものだったのでとても便利でした。

◆ そうなのですね。渡航時にいくらぐらい持っていきましたか。その金額は十分でしたか。
o 渡航時は手持ちの現金で約7万円、そしてデビットカードとクレジットカードを持っていきました。思っていたよりも日本より物価が少し高めで、生活費以外にも教材費やビザの更新費用等、思いがけない出費もあったので、途中で少し足りなくなり家族から送金してもらいました。基本的にはクレジットカードがあれば問題なかったように思います。

◆ 普段は月いくらぐらい使いましたか。
o 交通費、食費、日用品、交際費の為にひと月平均して5~6万円ほど使っていました。ニュージーランドは食に関して物価が高いので、なるべく飲み物は水筒を持ち歩き、飲み物を買わないようにして工夫はしていました。中でもとりわけフルーツの物価は高かった様に感じます。家庭料理ではそうしたこともあり、生野菜やフルーツが食卓に並ぶことはあまりありませんでした。私は野菜が好きなこともあったため、スーパーを数件周り、値段を見比べたりして自分でなるべく安いものを選び、スーパーで買ったりしていました。
また全てでは無いですが、家庭によっては毎週金曜日の夜はリラックスのために夕食を作らないという家庭がありました。私の滞在先の家庭もそうだったので、外へ友人と行く機会もよくあり食費が大半を占めていました。

◆ 帰国後の就職活動の進行状況はどうですか。
o 現在はまだ「どういった職種に就きたいか」など明確に定まってはいない状態なので、学校の就活相談室で相談したり、インターンの情報を調べたりしていて、まだまだ手探り状態です。
留学期間中は、留学へ行っている学生のために学校の就活相談室が大学のウェブサイトに留学期間中に行われた就活に関する講座の動画や資料を載せてくれていたので、それを通じて就職活動に関する情報をチェックしていました。

◆ 今回の留学は、就職活動に活かせそうですか。
o はい。やはり語学面のみならず留学で得た広い視野や物事に対する柔軟性等は就職活動において自らの強みであると感じています。なので、こうした留学で得たことを無駄にすることの無いよう、今後も語学力の強化、またその他のことに関しても日常の多くの経験の中でさらに培って行けるように心がけ、行動していきたいと思っています。今は英語を使う可能性のあるアルバイトを探しています!

◆ 今回の留学を通して自身が成長したな、変わったなと思う面はありますか。
o 語学面だけで無く、今回の留学を通じて得たものはとても大きいと感じています。老若男女に関わらず様々な国籍、文化的背景を持つ人々と関わりを持つ中で、新たな視点や観点を得ることが出来、物事に対する捉え方が大きく変化し、視野が広がったと感じています。また、私は実家暮らしなので家事をすることはあまり無かったのですが、留学で自らの身の回りの事は自分でせざるをえない状況におかれ、慣れない環境で勉強と両立しながら上手くやりこなせるかという不安は少しばかりありました。しかし、留学中ホームステイ先に失礼の無いようこまめに部屋を掃除したり、限られた時間の中できちんと朝食を作り、食器の片付けまで終わらせてから学校へ行ったり、洗濯等身の回りの事を上手くタイムマネージメントすることを通じて、勉強と両立しながら苦に感じずに、楽しんでやりこなしている自らの姿に気が付くことが出来ました。加えてホストマザーや友人からも褒められる経験を通じて、やれば出来るという自分の姿に改めて気が付き、自信を持つことが出来ました。

◆ 留学を終えた今、今後の目標があったら教えてください。
o 留学を終え、現在は就職をするか、機会が得られれば海外で引き続き学びを深めるか迷っています。ただ、いずれにせよ留学で得た多くの事を活かし、沢山の人々と関わり楽しみながら、多くの人の役に立ち、喜びを与えられる世界で活躍できるグローバル人材になって行けたらと考えています。

◆ これから皆さんの「後輩」となる学生へメッセージがあったらお願いします!
o 自らの人生を面白く出来るどうかは自分次第、もしも留学へ行きたいという自らの意思と、留学へ行ける機会が与えられているのならば尻込みせず、思い切ってその与えられている貴重なチャンスを無駄にすること無く、つかみ取って欲しいと思います。きっと留学が与えてくれる様々な経験は人生において大きな糧となるはずです!

齊藤 香 帰国後インタビュー

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Last Updated: 7/2/19