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SAF GA 第5期生 - 2018 Spring
帰国後インタビュー
福山 大輝(Taiki FUKUYAMA)
帰国後インタビュー


所属大学: 学習院大学 国際社会科学部
留学先国: アメリカ
留学先大学: サンノゼ州立大学
留学タイプ: 語学力強化+
学部授業履修プログラム
期間: 2018年3月〜2018年12月(一年間)

◆ 留学を決めたきっかけは何でしたか。
o 一番のきっかけは家庭環境でした。父親が航空関係の仕事に就いており、0歳から2歳までをアメリカのワシントンDCで過ごしました。記憶はないのですが、「あなたは小さいころアメリカに住んでいたんだよ」と言われ続けており、物心がついた頃には自分が住んでいたアメリカに強い興味がありました。また、親族の大半が留学を経験し英語が堪能で、親族ぐるみで縁のあるアメリカ人が定期的に来日し、英語で話す機会があったので、小さい頃から自分はアメリカに行くんだと思っていました。

◆ 今回の留学先を選んだ理由を教えてください。
o 私は映画が大好きなので、英語を学ぶのと同時に映画の授業がある留学先を検討していました。高校時代に映画と社会の相関関係についての論文を書き、より詳しく学んでみたいと思うようになりました。当初は映画学で有名なサンフランシスコ州立大学に行きたかったのですが、外部生は履修ができないとの事だったので、ハリウッドにより近いサンノゼ州立大学を選びました。また、カリフォルニア州の温暖な気候を期待してサンノゼ州立大学への留学を決意しました。

◆ では次は授業について、おもしろかった授業や、苦手だった授業があったら教えてください。
o 「近代映画史」「環境経済学」「広告学」「社会学入門」を履修していました。
中でも一番面白かったのは近代映画史論です。講義は3時間と長く、授業の前半で各年代の映画の特徴や社会との相関関係を解説した後に、後半で時代の代表作を鑑賞しました。「ジョーズ」や「タクシードライバー」から「ダンケルク」まで、多様な映画を扱っていました。有名な映画ができた背景など興味深い内容だったので、とても面白かったです。
苦手だった教科は「Environmental Economics and Policy(環境経済学)」 という講義でした。環境問題に対して経済学的アプローチで学んでいくのですが、高校以来数学に触れていなかったため苦労しました。日本の大学で少し経済学を学んでいたのでなんとか単位を取得することができました。サンノゼ州立大学はビジネス系の授業が強く、また留学生も履修することはできるのですが、実際に受けていた友人は大変だと言っていました。

◆ 授業の雰囲気はどうでしたか。
o 履修した授業はどれも大人数で実施するもので、大教室での講義形式授業が多かったです。たくさんの人がいるにも関わらず、ほとんどの人が私語を謹んでいました。だからと言って厳格で雰囲気が悪いクラスというわけではなくて、教授とクラスが一つの題材についてジョークを交えたりしながら議論していたので、雰囲気はとても良かったです。大人数での授業にも関わらず、簡単な質問なども飛び交う様子はさすがだなと感じました。

◆ わかる範囲で結構ですので、学生さんの国籍の比率を教えてください。
o カリフォルニアということもあるのか、アジア人が多かった印象があります。サンノゼ州立大学はシリコンバレーの中心に位置し、コンピューターサイエンスに力を入れている大学なので、それに強い中国人とインド人が多かったです。大学の北には日本人街、東には全米最大のベトナム人街があり、街にも大学にもアジアの人が多かったです。ただし、私の年では学内の日本人は少ないように思いました。自分の周りには8名程度しかいませんでした。

◆ 授業外で何か参加されたアクティビティはありますか。
o 私はJSSという日本人とアメリカ人が交流する団体(サークル)に所属していました。全体で80名程度いるのですが、さらに小さいグループに分かれてお互いに言語を教えあったりアウトドアイベントに参加したりしました。日本人とそれ以外の比率は1:4くらいでした。
また、大学寮が主催するMovie Nightにも参加しました。ほとんど毎週開かれていて参加も無料だったので、予定が合う日は参加していました。毎回50名程度が参加し、コスプレをしてくる学生などもいて面白かったです。
International Gateways(大学国際センター)主催のショートトリップでは、サンフランシスコやヨセミテ国立公園など、無料で訪れることができました。全学生が対象ですが、ほとんどの参加者が留学生でした。

◆ 大学にはどんな施設がありましたか。よく利用した施設があったら教えてください。
o 主に3つの施設を利用していました。一つ目はInternational Gatewaysという、私たち留学生の情報を管理している施設です。日本でいうところの国際センターにあたります。困ったことやわからないことがあったらまずここに聞きに行きました。学内で身に覚えのない請求などが届いたときなど、個々に相談しに行けばしっかり解決してくれました。
二つ目はMLK library(図書館)です。講義でレポートを書いた際に添削してもらうため、Writing Centerで提供される無料添削サービスを図書館内でよく利用しました。勉強になりますし、何よりも書いたレポートがグレードアップして帰ってくるのでおすすめです。
三つ目はStudent Unionです。自習はほとんどこのStudent Unionで行っており、特に復習に時間を割いていました。授業毎にあるオンラインクイズが成績にも直結するので、復習は欠かせません。授業のあとは自習をし、食事を作りに帰るといった生活でした。ただ、勉強量は語学強化プログラムのころの方が多かったかもしれません。とにかく宿題が多いので、必死で自習しました。学部に進むためにはITP530が必要だったのですが、自習の甲斐もあって無事超えることができました。

◆ 食堂(カフェテリア)はありましたか。また料金設定はどうでしたか。
o Student Unionのフードコートを利用していました。6店舗ほど飲食店がありました。味は・・・「食べられる」といったところでしょうか(笑)。私は食事というよりは勉強中のお供といった感じで軽食を買っていました。(フライやサンドイッチ等)また、ドリンクが1ドルほどで飲み放題だったのでよく利用していました。5~10ドルで大体のものが買えますが、特別安いというわけでもなく、旅行のために貯金もしていたので、節制に努めました。
現地では初めての自炊に挑戦し、カレーやお好み焼きなどを作っていました。食材は手に入れやすく、また学内では月に一回食材の無料配布も行っており、よく利用していました。日本の食材は大学近くの日本人街で調達していました。ほとんどの食材、調味料などは置いてあったと思います。

◆ 滞在先での生活はどうでしたか。
o 一年間を通じて同じオンキャンパスの寮に住んでいました。ただし部屋の移動が二回発生します。学期中はCVBと呼ばれる部屋に住むのですが、夏休み期間のみCVAという部屋に移動させられます。休みが明けるとまたCVBの別の部屋に戻りました。
CVBは6人1部屋で、部屋には共有スペース(キッチン、ダイニング、冷蔵庫、TV)があり、寝室は事前に一人部屋をリクエストしていたので専用の部屋が確保されていました。基本的にはツインになるかと思います。現地生、留学生ごちゃ混ぜの寮でした。CVAは2人1部屋でキッチンも2人だけでシェア、寝室も広く快適でした。

◆ 滞在先から大学までの通学はどうでしたか。交通機関等は利用しましたか。
o 移動にはスケートボードを使っていたほか、ライム、バードといった電動シェアスクーター(電気で動くキックボード)も利用しました。また、学生証の登録をした際にクリッパーカードという交通機関用のカードがもらえ、市内のバスなどは無料で利用することができました。そのほか、普段の移動にはUberも多用しました。
中長距離の移動にはCal Trainという列車を利用しました。サンフランシスコへは$12-/1時間ほどでいくことができ、アーティストのライブなどでよく訪れていました。

◆ 滞在先についての良かった点、悪かった点があったら教えてください。
o 寮の良かった点は、キャンパス内にあるので通学が楽な点、またルームメイトなど色々な人と出会えたことです。エレベーターなどでも友達ができることもあったので、交友を広めるという意味ではとても良かったです。
悪い点はルームメイトによっては、生活リズムが合わないこと。また、事務の勝手が悪い点でした。
ルームメイトは夜中の2時に起きて、音楽を大音量で流しながら3時頃遊びにいくことがありました。さすがに困ったので、直接話をして妥協点を見つけました。悪気があるわけではなく、根は良い人なのですが気付いていないだけだったのかなと思います。
また、事務室では退寮日のトラブルがありました。事前に聞いていた退寮日と、異なる日付での退寮を言い渡され、まずは寮にあるRAオフィスに確認をしたところ、事務室の管轄になるためそちらで聞くよう言われました。事務室に行くと今度はResident Officeに行くように言われ、そこではRAオフィスに行くよう言われました。仕方がないのでInternational Gatewaysに相談に行ったところ、しっかり解決してくれました。滞在先関係ではよくたらいまわしにされるケースを聞いたので、困ったらInternational Gatewaysに頼ると良いと思います。

福山 大輝 帰国後インタビュー

◆ では留学先大学のある街について教えてください。街の雰囲気や治安はどうしたか。
o シリコンバレーの中心地だけあって、ベンチャー企業やテック系の企業がブースを出していたりしました。近くにはAdobe本社があり、Googleも30分圏内にあるので、Tシャツにジーンズの方を見るとそういった企業の方かな、とわかりました。Googleはよく大学生を対象としたアンケ―トを実施しており、新しい技術を試して感想を伝えるなど、興味深いものでした。
ダウンタウンはオフィス街といった雰囲気です。きれいなオフィス街で、日本でいう丸の内のような印象でした。ダウンタウンまでは徒歩でも10分くらいでしたし、入りやすかったです。バーでは友達が作りやすく、バーテンダーと友達になってサービスを受けることもできました。食事は、土地柄かメキシカンが美味しかったです。
治安は、他の町と比べると非常に良かったと思います。寮から2分のところにセブンイレブンがあり、夜中出かけることもありましたが、ほとんど何も起こりませんでした。ただし、サンノゼ郊外の北の方は治安が悪いという話も聞いたことがあるので、そういったエリアには近づかない方が良いと思います。

◆ 普段、休日はどのように過ごしていましたか。長期休暇には旅行等されましたか。
o 休日は近くの自然公園によく行っていました。アラムロックパークという30分ほどで登れる山に行き、山頂からサンノゼの街を眺めていました。長期休暇は必ず旅行に行っていました。長期休暇に入るとキャンパスがゴーストタウンのように人気がなくなるので、違う町に行きました。夏休みが1か月ほどあったので、フロリダやロサンゼルスに行きました。ニューヨーク、ボストンといった東海岸は、建物の雰囲気などが全く異なり、また人も優しくお気に入りの旅行先でした。旅行は事前にしっかり計画すれば安く済みます。

◆ 交通の便はどうでしたか。
o 私はほとんどバスを利用しなかったので詳しくはわからないのですが、時間通りにこない印象があります。日本がしっかりしすぎているのだと思いますが、時間通りにこなかったり、路線や時間帯によって、車内は少し治安が悪かったりします。あるバスは”The Hotel”と言われていて、ホームレスの方々が暑さや寒さから逃げるために長い時間居座っていたりしました。こうしたことから、あまり移動には使いませんでした。

◆ それでは次に費用について教えてください。福山さんは渡航時にいくらぐらい持っていきましたか。また、その金額は十分でしたか。
o 留学に行く前には、キャッシュで500ドル、カードで1,000ドル持って行きました。カードは自分の口座とつなげていました。現地では主にカードを使用していたので、現金はほとんど使用しませんでした。個人的にはキャッシュは小銭が出て使いづらいのでカードが好きでした。初期費用は合計$1,500でした。はじめは余裕を持って使っていたので、全て使いきりましたが、うまくやりくりすれば$700くらいでも足りると思います。

◆ 普段は月いくらぐらい使いましたか。
o 私の場合、仕送りは毎月6万円でした。当時の為替レートが大体112円前後だったので、毎月$550ほどでした。内、200ドルほどは旅行の貯金に回していたので、食費などを切り詰めて$350くらいで生活していました。予算が$350-だとやりくりは大変で、あまりものなどをうまく使いながら3食自炊で乗り切っていました。

◆ 福山さんは現在3年生だと思いますが(2019年2月時点)、就職活動の進捗はいかがですか。
o 留学中に就活の下見を兼ねて、ボストンキャリアフォーラムに参加しました。説明会に多数参加し、質問タイムなどを利用して話をしていました。留学中は、留学のみに集中し、帰国してから就活についてしっかり考え始めました。まだやりたいことが見つかっていないので、就職活動は一年遅らせることにしました。

◆ 今回の留学を通して自身が成長したな、変わったなと思う面はありますか。
o 今回の留学を通して、一番の変化は性格面だったと思います。留学前は、人見知りで初対面の人と話すのが苦手だったのですが、留学でいろんな人と話してから初対面の人にも自分を出していけるようになりました。初めの目標は「自分から絶対話しかける」だったのですが、その前に現地の人から話しかけてもらえることが多く、自然と緊張することも無くなりました。
また、予定や部屋、自分に関する情報の自己管理ができるようにもなりました。留学前にもできていたのですが、体調管理やスケジュール管理はもちろん、自分は何がしたいのか、などといった自己分析など、留学を経てからさらに磨きがかかったように思えます。
逆に悔しかったこととして、交友が広くなったぶん現地の学生と深いところまで仲良くなりきれなかったことが挙げられます。同じ境遇にある、色々な国からの留学生などとは親しくなれたのですが、現地の学生との交友関係をもう少し深めたかったと思います。

◆ 留学を終えた今、今後の目標があったら教えてください。
o 今後の目標は大きく分けて2つあります。
一つは、留学で得た英語力を落とすことなくさらに伸ばすことです。現地にいたころと比べると、話す機会が減ってしまったため、聞く訓練をしつつ、話せる環境を探しています。その他、できるだけ字幕なしの映画を観たり、音楽の歌詞を理解しながら聞いたり、ラジオを聴いたりしています。
また、国際交流をする団体に入れたらとも考えています。現地の学生には「大学生活を4年で終えるのは勿体ない」「なぜ在学中に就活をするのか」と言われ、卒業・就活の時期も含めてどのような選択肢を取るかを検討しています。
二つ目は、グローバルな企業に入ることです。以前からの夢である、海外で働きたいという夢を叶えるために大きな会社の海外支局で働けるように就職活動をします。

◆ では最後に、これから福山さんの「後輩」となる学生へメッセージがあったらお願いします!
o 私は留学で自分の新しい側面を見つけることができました、留学前は不安がたくさんあって失敗のことばかり考えてしまいましたが、留学を決断し行動した時点で成功だと思い、プラス思考で生活してきました。これから留学に行く学生さんも、是非留学決断からさらに飛躍できるよう頑張ってください!
自分を見つめなおせるいい機会なので、新しい自分を見つけてください。そして何より、毎日を楽しんでください!応援しています!!GOOD LUCK!!!

福山 大輝 帰国後インタビュー

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Last Updated: 7/22/19