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SAF GA 第4期生 - 2017 Fall
飯泉 俊哉 帰国後インタビュー
飯泉 俊哉 (Toshiya IIZUMI)
帰国後インタビュー


所属大学: 日本大学 国際関係学部
留学先国: カナダ
留学先大学: トロント大学
留学タイプ: 語学力強化プログラム
期間: 2017年9月〜2018年6月(一年間)

◆ 留学をしようと思ったきっかけは何でしたか。
o 元々英語は嫌いだったのですが、大学生になってから英語を流暢に話すことに憧れるようになり英語を話す本場の国で英語を学びたいと思い留学することを決めました。ニュージーランドに留学をしていた学部の友人が、帰国後に英語をペラペラに話せるようになっていて、それがとてもかっこいいなと思ったのもきっかけの一つです。また、僕は将来やりたいことが明確に決まっておらず、英語の教員である父からは「やりたいことが決まるまでは英語教員を目指したらどうか」と言われていたため、今英語の教職の授業を取っています。そのためにも英語力を伸ばしたかったということや、留学の経験が力になると思い留学を決心しました。

◆ 今回の留学先としてトロント大学を選んだ理由を教えてください。
o アメリカでは銃乱射事件などが少し不安でしたが、それに比べてカナダは比較的安全で、英語の発音もクリアできれいと言うことを事前に調べて知ったので、カナダに行きたいと思いました。最初はバンクーバーなど、他の都市にも興味があったのですが、今住んでいるところが少し田舎なので、都会で生活したいと思いトロントに決めました。実際にトロントは都会でしたが、想像していたほど大都会というよりは、都会と田舎の中間のようなちょうど良い感じの街でした。東京よりずっと人混みは少なく、住みやすかったです。また、トロントは国際都市なので、カナダ人とすれ違うよりもサウジアラビア人やインド人、ブラジル人など様々な国の人とすれ違うことの方が多かったと思います。大学の図書館などではカナダ人もたくさんいました。

◆ 留学前と少しギャップがあったのですね。それではトロント大学での生活はどうでしたか。
o 最初は英語が全くできなくて周りとのコミュニケーションを取るのにかなり苦労をしましたが、先生方がみんな優しく、授業時間外でも快く質問などに答えてくれるので、学習面では本当に質の良い学校だと思いました。また、様々な国から英語を学びに学生が来るので、海外の友だちもたくさん作ることができました。

◆ おもしろかった授業や、苦手だった授業があったら教えてください。
o スピーキングのコースとライティングのコースを取りましたが、スピーキングは何をやっても楽しい授業でした。毎回先生がいくつか題材を出し、クラスの全員に順番に質問していくので、必ずみんな発言しなければなりません。題材は様々でしたが、初級者クラスのときは「昨日したこと」や「今日放課後何をする」といったテーマで発言していく形式で、中級クラスにあがるとTEDなどの動画を見て内容を理解したことを話したり、四人一組でディスカッションをしたりと授業内容のレベルが上がりました。
その一方で、僕は文法が苦手なのでライティングのコースではかなり苦労しました。文法でわからないところは、同じくトロント大学に留学していた日本人で文法の得意な友人がいたので、放課後に図書館で教えてもらいながら乗り越えました。学校の先生も質問には快く答えてくれるので、授業が終わった後に先生に直接聞きに行ったりもしました。先生は本当に親切な方ばかりでとても良かったです。スピーキングの授業ではほとんど宿題は出ませんでしたが、ライティングは毎日のようにありました。先生が作ってきた文法の本を解き、次の日の授業で発表するといったものでした。

◆ 授業の雰囲気はどうでしたか。
o 日本人の学生は一通り回りの意見を聞いてから自分の意見をする人が多いのですが、中国人やチリ人のクラスメートはどんどん発言する人が多く、文化の差のようなものを感じることができました。留学した初めの頃は何について議論されているのか理解するのが大変で、「なんとなく」で発言しながら頑張ってついていきました(笑)。

◆ 国籍によってクラスに対する姿勢も違っていたのですね。クラスには他にどの国からの留学生がいましたか。
o 春休みや夏休みなど長期休暇期間は日本人がたくさん来るので、クラスの8割ほどを日本人が占めていました。それ以外の期間だと一クラス15人の中で日本人は5人くらいになり、その他は中国、韓国、サウジアラビア、メキシコから来ている学生が多かったです。僕はチリ人の学生と特に仲が良く、毎日一緒にジムに通っていました。

◆ 一回目のレポートで送ってくださった写真に写っていましたね!では授業外で何か参加されたアクティビティはありますか。
o サッカー、ハロウィン期間中のランタン作り、アイスホッケー観戦、ナイトクルーズパーティーに参加しました。トロント大学付属の語学学校では毎月アクティビティ・パンフレットというものがあり、曜日別に様々なアクティビティと費用が載っているので、その中で好きなアクティビティのチケットを購入することができます。費用はアクティビティによって様々ですが、例えばトロント大学のバスケットボールの試合だと7ドルくらい、ナイアガラフォールズへの旅行は50ドルぐらいです。ハロウィンのランタン作り等は無料で参加することができます。語学学校のアクティビティは頻繁に参加しましたね。
ナイアガラフォールズへのツアーを提供しているISXという旅行会社のオフィスへ行くと、他にもいろいろなツアーに申し込むことができます。ISXを利用してスキーにも行きました。バスを使って1時間20分くらいで行くことができました。
またトロント大学が実施しているランゲージ・エクスチェンジにも参加しました。そこでカナダ人の友人を作ることができるのですが、大学が実施しているものだと日本人3人に対しカナダ人1人、となってしまうことが多いので、あまり沢山話すことができません。そのため大学のアクティビティではなくMeet Upというアプリを利用して、カナダ人と日本人が交流できる場を探しました。Meet Upだと日本人とカナダ人の割合が1対1なので、沢山話すことができます。僕はそこで出会ったカナダ人に英語を教えてもらっていたので、スピーキングのクラスでもライティングのクラスでも、留学の初めの頃よりレベルをあげることができました。

飯泉 俊哉 帰国後インタビュー

◆ 楽しそうなアクティビティが沢山あったのですね!では大学にはどんな施設がありましたか。よく利用した施設があったら教えてください。
o トロント大学はいろいろなところにキャンパスがあり、図書室なども至る所にあったので、学校帰りに大学施設のジムに行って運動したり、図書室で勉強をしたりしていました。
語学学校の学生は4か月200ドルほどでジムの利用ができました。(※2017年度時点。語学学校の授業料にはジム利用料が含まれていないため、追加費用となります)
図書館は無料で利用できるのですが、トロントの街にはトロント大学の図書館が本当にたくさんあります。僕がよく利用していたのは3箇所くらいで、通常は大きめの図書館、ジムに行った帰りはジムの横の図書館、など使い分けていました。平日は授業が終わってからホームステイ先に帰り夜ご飯を食べ、その後ジムや図書館へ行っていました。図書館は夜遅くまで開いているのでとても便利です。

◆ お昼ご飯など、普段の食事はどうされていましたか。留学中によく食べていたものがあれば教えてください。
o 僕が授業を受けていたOISEキャンパス内には5階と12階にレンジや机があったので、自分で持ってきた昼食などをそこで温めて食べていました。ホームステイ先では朝晩の食事が出るので、昼はスーパーで買ってきた冷凍食品等をタッパーに入れて持って行っていました。晩御飯の残りがあるときは一緒に詰めさせてもらっていました。
他には大学内のスターバックスが快適だったので、授業の合間によく行っていましたね。ただ、物価はやっぱり高かったです。あとはカナダにはティム・ホートンというドーナツ・コーヒーショップがあるのですが、ドーナツが1ドルくらい、コーヒーも1.25ドルぐらいと、他に比べてとても安いんです!ティム・ホートンはほぼ毎日行っていましたね。ティム・ホートンのホットチョコレートが大好きだったので、帰国前にホットチョコレートパウダーを4缶くらい買ってきました(笑)。

◆ それは大事に飲まないとですね! ホームステイ先から大学まではどのように通っていましたか。交通機関等は利用しましたか。
o 家から駅まで徒歩40秒、最寄り駅から学校のある駅まで電車で13分ととても通いやすい場所でした。メトロパス(定期券)を購入していたので、1か月120ドルほどでバスにも路面電車にも乗ることができました。家から最寄り駅が近かったので通学でバスは利用しませんでしたが、遠出する時はバスも利用しました。トロントの電車は比較的わかりやすいのですが、トロント大学があまりにも広いので最初はどの駅で降りたらいいか分からず、迷ってしまうことも多かったです。

◆ 大学まで近かったのはラッキーでしたね!他に滞在先についての良かった点、または悪かった点があったら教えてください。
o 門限があったので夜遊ぶときは都合が悪かったのですが、それ以外は特に悪かった点はありません。夕飯が18時なのですが、18時までに帰って来られない時は21時までは夕飯をとっておいてくれます。そのためホームステイ先で夕飯を食べるためには、18時までに帰れないとホストファミリーに連絡しても、21時までには帰らなければいけません。ナイトクルーズパーティーなどのアクティビティに行く時は、前もって「夕飯はいらないよ」と伝えておく必要があります。ホームステイ先で夕飯を食べない場合は特に門限は厳しくありませんでした。
最初のホストファミリーは60歳近いカナダ人のシングルマザー、2番目の家庭はフィリピン人の夫婦でした。(※飯泉さんはホストファミリーの事情でホームステイ先を1度変更しています。)2番目の家庭ではチキン料理がよく出たので、ジムで鍛えていた僕にとってはありがたかったです(笑)。
ホームステイ先には僕を含めて3人留学生がいて、何度か入れ替わりました。スペイン人や他のラテン系の学生がいたこともありましたが、それ以外はほとんどブラジル人でした。スペイン人の留学生とは特に仲が良く、トロントから帰国する際にはスペインを経由して友人に会って帰ってきました。一緒にホームステイをしていた学生はトロント大学ではなく別の語学学校に通っている方ばかりでした。

◆ トロントの街の雰囲気はどうでしたか。また治安はどうしたか。
o 街はホームレスが日本よりも多くて治安も悪いのかなと最初は思いましたが、深夜でも一人で歩ける位に安全でした。治安に関しては日本とほとんど変わらないくらい安全だったと思います。危険区域と言われる場所に関しても注意は受けていましたが、あまり危険は感じませんでした。ただ、やはり夜は暗いですし一人で出歩かない方がいいかなと思います。

◆ トロントの冬はすごく寒くなると思うのですが、現地の気候はいかがでしたか。
o トロントは寒い時でマイナス27度、体感温度はマイナス30度くらいと非常に寒いのですが、室内はどこも暖房がきいているので、あまり着こみすぎてしまうと屋内にいる時にとても暑くなってしまいます。僕は出かける時には基本的にヒートテックと半袖のTシャツ、その上にダウンを着て、室内では半袖で過ごしていました。
帰国前は夏だったので31~2度くらいと非常に暑くなります。日本とあまり変わりませんが、日本は湿度が高いのでトロントに比べて蒸し暑いなと思いました。

◆ 夏はやはり日本より過ごしやすいのですね。トロント市内の交通の便はいかがでしたか。
o トロントにはTTC(Tronto Transit Commision)という地下鉄だけでなくバス、路面バスなども運営している公共機関があり、チケットは地下鉄・バス・路面バスで共有で使うことができるので便利でした。僕はバスにはあまり乗らなかったので使うことはありませんでしたが、ホームステイ先からの通学でバスを利用する人はトロント市内のバスの携帯アプリがあるので、ダウンロードしておくととても便利だと思います。

飯泉 俊哉 帰国後インタビュー

◆ それでは休日の過ごし方について教えてください。現地レポートにも書いていただきましたが、いろいろな場所へ行かれたようですね!
o 語学学校の課題などの勉強は平日に行い、休日は出かけるようにしていました。週末はMeet Upで出会ったカナダ人の友人に観光地を教えてもらい、トロントの観光スポットを訪れたり、友人と遊びに行ったり、ジムで運動をしたりして過ごしていました。僕はスイーツが大好きなので、お洒落なカフェやアイスクリーム屋さんなども現地の友人に教えてもらって回ったりしていました。
長期休暇の際には、少し遠出の旅行をし、特にアメリカへよく行きました。年末のカウントダウンでは一緒の語学学校に留学していた友人とニューヨークのタイムズスクエアへ行きました。カウントダウンは特に人混みが酷くトイレに行くのも大変なので、10回以上リタイアしようかと思いました(笑)。 ニューヨークの他にはラスベガス、マイアミ、ロサンゼルス等も行きました。カナダ国内でもオタワや、イエローナイフにオーロラを見に行きました。ただ、オーロラは一応見ることはできたのですが、あまり綺麗に見えず少し残念でした。
留学最終月は何か大きなアクティビティをしてから帰国しようと思い、スカイダイビングをしました。トロント中心地からは少し離れた場所でしたので、電車とバスを乗り継いで行きました。
また、プログラム後にはホームステイで知り合ったスペイン人の友人のところに遊びにバルセロナへ行きました。比較的安い航空券をとることができ、ドバイで8時間の乗り換え時間があったので、ドバイ市内も観光することができました。僕が一番好きなサッカーチームがバルセロナのチームだったので、現地のスタジアムツアーなどに参加してきました。ただ、ちょうどワールドカップと時期が被っていたため、選手はみんなロシアに行ってしまっていましたが…(笑)。 他にも友人の出身地のカタルーニャ州をいろいろと案内してもらいました。。

◆ 渡航時にいくらぐらい持っていきましたか。その金額は十分でしたか。
o 現金で20万円、100万円入っている口座のデビットカード、クレジットカードの三種類の形式でもっていきました。僕の場合滞在期間は約一年間で、その間にたくさん旅行に行ったので、足りませんでした。そんなときは父が「カナダ国内もアメリカも日本から行くよりは近いので、折角の機会だから旅行もたくさんしておいで」と言って援助してくれました。
旅行へ行った月は20万円ほど使いましたが、その分普段のお昼はスーパーで購入して用意するなど節約をして月2、3万円ほどに抑えていました。できるだけ旅行で使えるお金に回したかったので、普段はあまり使わないようにしていました。

◆ 普段節約して、その分旅行代に回していたのですね。それでは留学後の現在、今考えている卒業後の進路について教えてください。
o 留学へ行く前は英語力を伸ばして、卒業後は英語教員を目指そうと思っていましたが、帰国した今はもっと英語を勉強したいという思いが強くなりました。
そのため、今は卒業後に就職するよりはもう一度海外留学をしたいと考えています。留学中に何度も旅行したアメリカがとても良かったので、次の留学はアメリカへ行きたいです。さらに英語力をつけて帰ってきたいと思います。その後英語教員を目指すか、海外に関わる仕事に就くかはまだわかりませんが、選択肢を広げられたらと思います。

◆ 今回の留学で更なる目標を見つけられたのですね。頑張ってください!今回の留学を通して自身が成長したな、変わったなと思う面はありますか。
o 留学初日はHelloなどと言った簡単な挨拶程度の英語しか話せませんでしたが、この留学を通して自分の言いたいことを相手に伝えたり、相手の言っていることを理解したりできるくらいに英語力が伸びました。英語で文章を書くことも苦手でしたが、帰る頃にはノート1冊分ほどの長文を書けるまでライティング力も伸ばすことができました。また、留学前は英検準2級のリスニングがあまり分からない程度でしたが、今では2級のリスニングが遅く聞こえ、理解率もほぼ100%まで伸びました。まだまだ単語力などがないので勉強の継続は必要だと思います。
英語の教職を受けるにあたり、一定の英語力がなければ教育実習へ行くことができないので、教員を目指すための英語力をつけることができたという意味でも今回留学へ行って良かったと思います!

◆ 留学を終えた今、今後の目標があったら教えてください。
o 今後の目標としては留学の経験を生かしてTOEICなどの語学試験で高得点を取りたいです。10月には英検も受けるつもりです。また、今までは参加してこなかったのですが英語で意思疎通ができるくらいになったので、国際交流などのイベントに積極的に参加したいです。留学から帰ってきてからも語学力を磨くために、英会話教室の体験授業へ行ったり、毎週日曜日に開催されている英会話カフェに参加したりしています。大学の学期が始まったら、留学生と交流できるサークルがあるので参加してみたいなと思っています。

◆ それでは最後に飯泉さんの「後輩」となる学生へメッセージがあったらお願いします!
o 文化の違いや、食べ物、勉強などの点で度々悩むことなどがあると思いますが、それと引き替えに留学へ行けば海外の友だちがたくさんできたり、日本では経験できないことなども経験できたりと楽しいことがたくさんあるので、留学生活を楽しんでください!

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Last Updated: 11/1/19