ロンドンでの生活を始めて4か月が経ちました。 未だ街を歩くと新たな発見や出会いがあります。ロンドンのFree Pop Culture誌、TimeOut。毎週火曜日に最新号が配布され、ロンドン中のアミューズメント、’Things to Do’が紹介されます。ロンドンがいかに多文化都市であるかを象徴しているように思います。
ロンドン中心部を構成するのは1、West End=劇場街,2、大型ブランド店舗&レストランの並ぶ目抜き通り(Oxford CircusやPiccadilly Circus周辺),3、ビジネス街,4、点在する美術館・博物館,5、ロンドン塔やロンドンブリッジ、シェイクスピアグローブ座の並ぶテムズ川沿いエリアなどです。観光客のみならずロンドンに暮らす人々も、ナイトライフ及び週末を楽しんでいるのが特徴です。中心部以外も、Exploreすればするほど興味を感じるエリアばかりです。Camden Townは東京でいう’シモキタ(下北沢)’でしょうか。サブカルチャー/若者の街として、古着屋やライブハウスがごちゃごちゃと並び、深夜までにぎわっています。60年代の英国ポップ・ロックの黄金期のルーツもこういった’Youth-/Sub-cultural Market’の発達と結びついていたようです。Shoreditchのインド・バングラディッシュ系のカレー屋さん通りや、Brixtonのアジアフードマーケットの様子は、ロンドンに暮らす人々のバックグラウンドがいかに国際的であるかを物語っています。
このように、街そのものが持つアート・観光・文化産業の強さと、多文化性が結びつき、’国際・複合文化都市’ロンドンをつくりあげているんだな、と感心するばかりです。 時々、ロンドンのことを、人々の豊かで前向きなものの見方・考え方のシェアがなされている街だ、と感じることがあります。この街柄ゆえなのかもしれません。英語や専攻の勉強をしているという感覚を超え、コミュニケーションや観点の充実を図る喜びを感じています。 留学するのには最高の街です。
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