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SAF GA 第3期生 - 2017 Spring
吉田 智絵 帰国後インタビュー
吉田 智絵(Chie YOSHIDA)
帰国後インタビュー


所属大学: 駒澤大学 GMS学部
留学先国: アメリカ
留学先大学: カリフォルニア州立大学サンマルコス校
留学タイプ: 語学力強化+学部授業履修プログラム
期間: 2017年3月〜2017年12月(一年間)

◆ 留学を決めたきっかけは何でしたか。
o 留学するまでは旅行以外の海外経験がなかったのですが、ニュージーランドに1年間留学した姉を見てとてもかっこいいなと思いました。そこから「自分もいつか留学に行きたいな」と思ったのがきっかけです。

◆ 吉田さんは大学3年の冬まで留学をされていましたが、就職活動に心配はありませんでしたか。
o 帰国してすぐに就職活動をするような形でしたが、お蔭様で内定をいただき就職活動を終えることができました(インタビュー時は4年秋)。留学前は、就職活動に対する心配はそこまでありませんでした。

◆ 今回の留学先としてカリフォルニア州立大学サンマルコス校を選んだ理由を教えてください。
o 多国籍の方がいるカリフォルニア州で、そのなかでも自然が豊かなところが良いと思い決めました。ある程度田舎だとは聞いていましたが、実際に行ってみると想像以上に田舎でした(笑)。大学からショッピングモールには車だと20分ぐらいあれば行けるのですが、車を使わずに電車と徒歩で自力で行くとなると1時間ぐらいはかかってしまいますね。ただ、ウォルマートなどの大型スーパーには自転車で5分ぐらいあれば行けたので、生活に困ることはありませんでした。
ちなみに、私が住んでいた地域の周りでは道端に先が尖った植物がたくさん生えていて、自転車のタイヤにささるとパンクしてしまうんです!私の自転車も何度もパンクして、そのたびに自転車屋さんで修理してもらっていたので、結局自転車屋さんと仲良くなって英語もよく話すようになりました。トラブルのおかげで英語も上達しました(笑)。

◆ 面白いエピソードですね!留学先大学での生活はどうでしたか。
o 生活面でも勉強の面でも、大変なことはありましたが貴重な体験ができたと思います。
勉強面では、語学学校から学部授業履修に移ったときのギャップに最初は戸惑いました。語学学校は割と和気あいあいとしてクラスメイト同士で仲良くしようという雰囲気があったのですが、学部授業に入ると日本人はクラスに私だけで、他のクラスメイトも基本はクラスを受けにきているだけなので、積極的に周りと関わろうという人もいませんでした。最初はクラスで友達もできず、授業を受けて課題をこなして…という毎日の繰り返しで正直孤独でした。ただ、そのうちに授業外のコミュニティで現地の学生と関わる機会もできたので、結果的に良かったと思います。

◆ そうだったのですね。学部ではどのようなクラスを履修されましたか。
o 元々は日本の大学のゼミで学んでいた経営学のクラスを取りたいと思っていましたが、400番台(4年生レベル)の難しいクラスしかなかったので、200番台(2年生レベル)のビジネス法のクラスを取ることにしました。アメリカの法律を英語で学ぶのはかなり難しかったですが、分からない所は教授に細かく質問するなどして無事に単位を取ることができました!
他に、主に留学生を対象とした異文化コミュニケーションの授業を履修しました。色々な国の留学生が一つのトピックに対し、それぞれの国の文化を交えながらディスカッションをする授業で、とても面白かったです。

◆ わかる範囲で結構ですので、学生さんの国籍の比率を教えてください。
o 語学学校に関してはアジア系、特に中国の学生が一番多く40%ぐらいでした。他にはアラブ系が30%、ヨーロッパ系が20%、南米系が10%ほどだったかと思います。時期によっていきなりフランスの学生が団体で来たり、日本の学生が多くなったりと時期によってかなり差はありました。
もちろんですが、人種によって英語の発音も違うので、フランス語圏の学生の英語は聞き取るのが難しかったり、逆に韓国の学生の英語はとても聞き取りやすかったり…と、色々な英語があるんだなということも知りました。大学の学部履修のクラスでは、私以外留学生はいませんでした。

                            吉田 智絵 帰国後インタビュー

◆ 授業外で何か参加されたアクティビティはありますか。
o 毎週金曜日に開催されるFriday Nightというイベントによく参加しました。留学生を迎えるために協力してくださる地域コミュニティの方々が主催されていて、その方々の家庭にお邪魔して晩御飯を一緒に食べたりしました。
また、同時期にサンマルコス校に留学していたSAFの学生と一緒に、異文化交流団体を立ち上げました。最初は「もっと他の国の学生と関わる機会があったらいいよね」と話している所から始まり、何人かで食事会をしていた程度だったのですが、私が帰国した後に残っていたSAFの学生がしっかりした団体にして運営してくれました!私も立ち上げのときにFacebookページを作るお手伝いなどはしていました。

◆ 新たに団体を立ち上げられたのですね!大学ではどのような施設をよく使っていましたか。
o 図書館は24時間開いているので、夜もよく使っていました。日本だと図書館は飲食禁止になっていたりしますが、サンマルコスの図書館はピザなどの食事が出たり自由な環境でした。後半に学部授業を履修するようになってから、特にテスト前は課題やテスト対策に追われて夜遅くまで勉強することも多かったので、図書館があってとても助かりました。

◆ 食堂(カフェテリア)はありましたか。また料金設定はどうでしたか。
o 学食のようなものではありませんでしたが、コンビニのようなお店と、ハンバーガーやメキシカン料理、パンダエクスプレス(中華料理)などのお店が並ぶフードコートはありました。ただ1食で7-8ドルぐらいはかかってしまい、私はとにかく節約したかったので(笑)、朝にホームステイ先でサンドイッチやおにぎりを作って持っていくこともありました。

◆ 滞在先から大学までの通学はどうでしたか。交通機関等は利用しましたか。
o 大体の留学生は自宅から歩いて通える範囲に住んでいましたが、私は少し家が遠かったのでスプリンターという電車と自転車を使って通学していました。

◆ 滞在先についての良かった点、悪かった点があったら教えてください。
o 私のホストファミリーのフィリピン人の方はとても温かく、家も清潔で出していただく料理も美味しかったので、環境としてはとても恵まれていたと思います。ホストファミリーの中に私と同じサンマルコス校に通っている女の子がいて、一緒に車で大学まで送ってくれることもありました。
気になった点としては、ホストファミリーがフィリピン人の方で、もちろん英語は話せますし私には英語で話しかけてくれるのですが、家族同士だとタガログ語を使って会話していました。私は現地の家庭に入って英語を思い切り習得したいと思ってホームステイを選んだので、正直かなり困ってストレスにも感じていました。そのことで半年ぐらい悩んで大学のアドバイザーの方やいろんな人にも相談して、思い切ってホストファミリーに率直に「私は英語を勉強しに留学に来たので、もう少し英語を使ってほしい」と伝えることにしました。話をしてみるとホストファミリーも「そう思っていると気づかなかった。言ってくれてありがとう」と素直に受け入れてくださり、良い関係になり状況も改善されました。気になったことは貯め込まず、しっかり伝えた方が良いのだなと実感した出来事でした。

◆ 街の雰囲気はどうでしたか。また治安はどうしたか。
o 学校があったエリアは比較的郊外だったので、良くも悪くも人が少なく静かで治安は良かったと思います。また車で30分ぐらいの距離にサンディエゴがあって、休日などによく行っていました。車で高速道路を使うと30分の所が、電車やバスを乗り継ぐと2時間ぐらいかかってしまうのですが、それでも私はサンディエゴが好きで1人で行くこともありました。カフェを散策したり食事をしたり、街中を歩くだけでも楽しかったです。サンディエゴのダウンタウンまで行くと賑やかでしたが、夜は少し治安が悪いように思いました。

◆ 普段、休日はどのように過ごしていましたか。
o サンマルコスは周りにあまり何もない街なので、外に出るのが面倒になってしまうこともあるのですが、私はなるべく多くの新しいものに触れたかったので「外に出ない日を1日も作らない!」と決めて過ごしていました。休日はいつも友達と遊んだり外に出かけたりするようにしていました。
長期の夏休みや祝日の連休、感謝祭の休みにはアメリカ国内旅行に出かけ、ニューヨークに1人で行ったこともありました。ホストファミリーには「危ないからやめておきなさい」と言われたのですが、どうしてもニューヨークに行きたかったのでホストファミリーを説得して行きました。
とは言っても、ニューヨークの1人旅は寂しかったです(笑)。自由の女神やブロードウェイなど観光地はほとんど1人で回ったときは寂しくて友達に電話したりしていました。結局ブルックリンのような街中でカフェに行ったときが一番楽しかったです。またフロリダへの旅行も印象的でした。留学先で仲良くなった留学生と一緒にマイアミのビーチに行ったりディズニーランドに行ったりと楽しみました。
他にもロサンゼルスやサンフランシスコ、ラスベガス、グランドキャニオンなど、「旅行するなら今しかない!」と思い、思い切ってアメリカ国内の旅行はかなり行きました。

◆ たくさん旅行をされたのですね!現地の交通の便はどうでしたか。
o やはり車社会だったので、車がないと生活は不便でした。電車は一時間に一本程度であまり本数が多くなかったので、友人の車によく乗せてもらっていました。他にも、Uberはとても便利なのでよく使っていました。

◆ 渡航時にいくらぐらい持っていきましたか。また普段は月にいくらぐらい使いましたか。
o 現金は10万円ほど持って行き、ほとんどクレジットカードメインで使うようにしていました。しかし友人と食事した時などは割り勘をするために現金が必要だったので、途中で10万円ほど現金を引き出したことがありました。現地はそんなに物価が安いわけではなかったので、月に4-5万ぐらいは使ったかと思います。

                            吉田 智絵 帰国後インタビュー

◆ 留学中にはボストンキャリアフォーラムにも参加されたと伺いました。
o 留学中にはボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)に飛び込みで参加しましたが、世界中の大学に卒業目的で学部や大学院留学をしている方も多く参加していて、正直ハードルの高さは感じました。英語が話せる、異文化適応力を身に着けるというのは当たり前の段階で、プラスアルファの能力や素質が求められていると感じ、良い意味で「まだまだ自分は通用しないな」ということを知りました。その意味では、ボスキャリは良い経験だったと思います。

◆ 帰国されてからの就職活動の状況はいかがですか。
o 留学を通して国際物流系の仕事に興味を持つようになり、帰国後に希望の業種で内定をいただくことができました。内定をいただいた企業では海外研修や海外駐在の拠点が豊富だったので、その点が魅力的でした。

◆ 内定おめでとうございます!面接で留学に関してどんな質問をされましたか。
o 「留学で一番頑張ったこと」「苦労したこと」「留学前後で変わった事は何か」など、具体的なエピソードとともに求められました。もちろん自己アピールをする際に留学経験があることは話しましたが、留学以外のこと、例えば大学生活全体を通しての経験も多く聞かれたように思います。逆に「留学一色」のエントリーシートだったりすると、「他には何もないのかな」と思われてしまいかねないので注意した方が良いと感じました。
それでも、もちろん留学に行ったからこそ今の職種に興味を持てましたし、その意志をエピソードなど交えてアピールできたと思うので、留学は就活に活かせたと思います。

◆ 今回の留学を通して自身が成長したな、変わったなと思う面はありますか。
o 日本にいるときは大学に行ってバイトして、友達と遊んで…という毎日でそんなに積極的に動くこともなかったのですが、留学中は「せっかく留学に来ているのだから、色んな場所に行ったり人と関わったりしよう」と行動的になれたと思います。

◆ ニューヨークに一人旅に行かれたのは、すごい行動力だと思います!留学を終えた今、今後の目標があったら教えてください。
o 将来は海外駐在を目指しています。今は東南アジアの経済が発達しているので、日本の産業が進出していく機会もどんどん増えています。留学中に異文化交流団体を立ち上げた経験も活かして、ゆくゆくは世界と日本をつなぐ架け橋のような存在になりたいと思っています。入社してすぐに海外駐在にはなれませんが、早く実力をつけて同期よりもいち早く海外に出たい!という気持ちです。

◆ 最後に、これから吉田さんの「後輩」となる学生へメッセージをお願いします!
o  私の場合、「語学力を伸ばしたい」という理由だけで留学に行ったわけではありませんでした。英語で海外の人と意思疎通をし、様々な価値観を多国籍の人と共有したいという思いで行きました。振り返ってみると、楽しかった事より苦労した事が多くあった留学生活でしたが、学生時代を一年間海外で過ごした経験は一生大切にすべき大きな軸になったと感じます。
留学中はとにかく新しいものに触れ、多くの人とたくさん話す事が何よりも大切だと思います。悩む事もたくさんあると思いますが、今しかできない経験だと思ってどんどん挑戦していってください。

                            吉田 智絵 帰国後インタビュー

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Last Updated: 7/2/19