米国非営利教育財団 SAFスタディ・アブロード・ファウンデーション
Contact Us | Student Login | SAF認定留学TOP | 留学相談・お問合せ

イギリス
For Students
SAF参加学生の体験談
SAF Newsletters

 

SAF GA 第3期生 - 2017 Spring
鶴岡 奎也 帰国後インタビュー
鶴岡 奎也(Keiya TSURUOKA)
帰国後インタビュー


所属大学: 神田外語大学 外国語学部
留学先国: アメリカ
留学先大学: オレゴン大学
留学タイプ: 学部授業履修プログラム
期間: 2017年4月〜2017年12月(一年間)

帰国後インタビュー 01 ◆ 鶴岡さん、お久しぶりです。スーツがビシッと決まっていますね!
o 就活が3月1日に解禁されたので、今は連日合同説明会や企業説明会に参加しています。今日も合同説明会に参加してから来ました。もうすでに30社ぐらいはエントリーしたと思います。

◆ お忙しい所ありがとうございます。それでは早速お話に移りたいと思います。今回の留学を決めたきっかけは何でしたか?
o 留学は僕が中学生のときからの夢でした。好きな音楽を聞くときは日本語の曲よりも英語の曲のほうが聞くことが多くて、一番好きな歌手もイギリス出身の「One Direction」というグループバンドでした。とても単純なんですが、ある日音楽番組で通訳の方がOne Directionと近くで話しているのを見て「自分も通訳になったら近くで話せるんじゃないか」と思って、通訳になるために英語力をつけたいと思い始めました。それをどう現実にしようか考えた時に、「まず英語が話せないと意味がない!」と思い、留学したい気持ちが湧き上がってきました。

◆ そうだったのですね。オレゴン大学を留学先に選んだ理由を教えてください。
o 大学4年生の就職活動の時期と留学の期間を被らせたくないと大学入学当初から考えていたのですが、計画不足のせいで留学準備をし始めたのが大学2年生の9月からでした。また「留学するなら1年間行きたい」というこだわりもあったので、遅くても3年生になる春には留学をしないと就活には間に合いませんでした。
特別に行きたい大学があったわけではなく、自分の英語試験のスコアやGPAから留学先を探していました。滞在先やプログラム、また春出発で学部授業履修ができる大学、と考えていくと、オレゴン大学が残りました。実際にオレゴン大学の公式サイトを見て、留学生の情報が書いてあるページを見たときに魅力的に感じたので、留学を決めました。

◆ オレゴン大学での生活はいかがでしたか。
o オレゴン大学では文字通り「充実」した日々を送れました。授業を始め、学業以外にも楽しめるイベントがたくさんありました。かと言って、ただ過ごしてるだけでは充実した日々は過ごせません。授業態度、ディスカッションや質疑応答の時間はもちろん、一つ一つのイベントは全て自分の積極性があって初めて参加できるものであるので、まずは自分の意識が留学生活の土台となると思います。

◆ まさにおっしゃる通りですね。履修した授業について教えていただけますか。
o 僕はもともと興味があったJournalismの授業を中心に取っていました。最初は1年生レベルの基礎から挑戦して、徐々に3年生レベルの授業も取りましたが、Journalismの授業はどれも現代のメディアがもたらす社会への影響など、比較的今の学生が溶け込みやすいトピックを扱っているので、現代社会の問題などわかりやすく楽しく学ぶことができました。
逆に苦手だった授業はBusinessです。1年生レベルしか履修しなかったのですが、元々日本でもビジネスの分野に触れたことがなかったため、基礎知識や専門用語などを覚えるのに苦労しました。加えて用語がわからないと問題が理解できないことがほとんどだったので、まずは用語を暗記・理解するという作業にかなりの時間を費やしました。それでも少しずつでも理解するとスッキリしますし、ビジネスの知識はこれから先無駄にはならないのでとてもためになりました。

◆ 授業の雰囲気はいかがでしたか。
o 大きい教室や小さい教室の関係なく、常に生徒たちの質問が飛び交っている光景が普通でした。質問して返ってきた答えに対してまた疑問があれば、違う生徒であってもまた質問をする。すごく勉強に対する意識が高いことが印象的でした。与えられている授業時間は全員一緒なので、分からないことはどんどん聞いた方が得だと思います。

◆ 学生さんの国籍の比率を教えてください。
o 大体ですが、80%がアメリカまたはカナダ系、10%がヒスパニックまたはラテン系、10%がアジア人やその他(主に中国、台湾)といった割合でした。語学学校であればアジア人や日本人の割合が多くなると思いますが、大学全体ではアジア人はあくまで少数派でした。

◆ 授業外で参加されたアクティビティは何かありますか。
o International Student Associationという留学生団体があり、そこが主催しているCoffee Hourというイベントにはほぼ毎週参加しました。毎週金曜日の16時から18時まで、基本的に留学生が集まってフリーフード、フリードリンクなどを楽しみながら交流を深めるイベントです。ここに来る学生はみんなオープンなので、自分のコミュニケーション力次第ですぐに友達ができます。

◆ 大学ではどの施設をよく利用していましたか。
o Erb Memorial Union(通称EMU)は留学生活の中で一番長く時間を過ごしました。勉強をするにも、休憩するにも、友達とゆっくりするときも、いつもこの施設にいました。授業が終わったらとりあえずEMUに行けば友達に会える、そんな校舎です。建物の雰囲気もすごく開放感があって、すぐそばに芝生もあるので天気がいい日はみんな外で寝転がって過ごしていました。

◆ カフェテリアはいかがでしたか。
o カフェテリアはほとんどが寮の建物と一緒になっていて、1階がカフェテリア、2階から上が学生寮になっていました。ほとんどのカフェテリアで「ミールポイント」が使え、ミールポイントがない学生は現金やその他の方法でも支払えます。値段はメニューによってバラバラなのですが、1食5ポイント(6〜8ドルくらい)で十分食べられます。EMUにもカフェテリアはありますが、スターバックスやその他チェーン店などが入っているので、カフェテリア用のミールポイントは使えません。オレゴン州は消費税がかからないということもあり、チェーン店などでの食事も他の地域に比べて少し安かったように思います。
寮の建物の中にカフェテリアがあるので、部屋着のままカフェテリアで食事する学生も多かったです。朝起きて、寝癖をつけてパジャマのままサンダル姿で朝食、という学生もよく見ました(笑)。

◆ 消費税がないのは大きなメリットですね。滞在先の寮から大学までの通学はいかがでしたか。
o オレゴン大学には多くの寮があり、寮によって大学からの距離はかなり変わります。一番遠い寮だと校舎から歩いて15分ぐらいかかりますが、その寮の近くにはバス停があるので、バスを利用すれば大学まで5分程度で着きます。ただキャンパスがすごく広いので、通う校舎次第ではバス停を降りてからも数分歩く場合もあります。
語学学校は大学の校舎から少し離れているので、語学力強化プログラムの学生は少し通学時間が変わるかもしれません。

◆ 滞在先について良かった点、悪かった点があれば教えてください。
o 僕が住んでいた寮はキャンパス全体の中心あたりにありました。カフェテリアはない寮でしたが、キャンパスに近い分、授業開始10分前に起きても間に合う距離でした。一度朝寝坊をして本当に授業10分前に起きたときでも間に合ったので、助かりました(笑)。
気になった点は、色々な学生がいるので朝早くに大音量の音楽が流れて起きてしまったり、逆になかなか寝れなかったりすることがたまにあることです。最低限のルールはありますが、それぞれの寮を管理するRA(注:Residential Assistant、住み込みの学生寮管理スタッフ)によっては緩いところもあるので、滞在する寮次第だと思います。

帰国後インタビュー 02

◆ オレゴン大学があるユージーンの街の様子を教えてください。
o オレゴン大学があるユージーンは学生にとても優しい街で、夜暗くなってから街中を歩いていても怖いと感じたことありませんでした。「セーフライド」という大学が出している無料のタクシーもあるので、夜遅くに寮に帰るときは利用することができます。もちろん夜間の注意は必要ですが、比較的安全だと思います。
街は有名な店がたくさんあるというより、ローカルな店がたくさんあるという感じです。街全体にバスが通っていますが、バスを降りるタイミングやバスの行先は、覚えたり慣れたりするまで少し時間がかかるかもしれません。ただ、Google Mapなどを有効に活用して使いこなせれば、基本的にどこでもいくことができます。天気が良いときはとても気持ちがいいので、普段の大学での生活では見ないような街のちょっとした景色が見れるので楽しいです。
普段の買い物をするためであれば、バスに10-15分ぐらいあればお店が集まるエリアには行くことができますが、ショッピングモールまで出ようと思うとバスを乗り継いで40分ほどはかかります。

◆ 過ごしやすそうな環境ですね。休日はどのように過ごしていましたか。
o 現地に到着した初めの頃は、街中の様子を知るために一人でキャンパス内外を散歩したりしました。映画館に行くこともありましたが、アメリカの映画は日本より安く、座席も快適です。英語のリスニングの勉強にもなるので、活用すると良いと思います。
友達ができてからは、キャンパス近くのカフェでタピオカドリンクを飲んだり、EMUで勉強をしたり、授業でわからないところ教えてもらったりしていました。時間が経つにつれ課題の量も増えてくるので、休日とはいえ自然と勉強の時間が増えていきました。

◆ 交通の便はいかがでしたか。
o 困ることは基本的にはないと思います。ただし、週末(金・土・日)は極端にバスの本数が減るので注意が必要です。出かけたものの、帰るときにバスがないと歩いて帰るのは大変なので、最終便をしっかりチェックしておくことが大事です。
また空港まではバスが通っていないので、長期休暇の時など旅行で空港に向かうときは、タクシーか「Omni shuttle」という乗り合いの送迎タクシーがおすすめです。友達と一緒のときなど、数人で空港に行くときはタクシーがお得だと思います。

◆ 渡航時にはいくらぐらい持っていきましたか。
o 出発前に日本で現金3万円をドルに両替して持って行きました。他にはキャッシュパスポートを用意しました。現金は約300ドル分持って行きましたが、思った以上に現金を使う機会があまりなかったので、4、5ヶ月は現金をおろさずに済みました。現金を使ったのは、友達とご飯を食べてお会計で割り勘をするとき、指定された金額以上でないとクレジットカードが使えないときがほとんどでした。キャッシュパスポートには、最初は多めに見て1ヶ月1,000ドル計算で、とりあえず半年分で6,000ドルをあらかじめ入金して行きました。ただ、実際ミールポイントなどもあったので、特別外食などをしなければ1ヶ月1,000ドルも使うことはありません。

◆ 普段は月にいくらぐらい使いましたか。
o 最初の頃は日用品、服、教科書など買わなければならなかったので多少かかりましたが、平均すると月600〜800ドルぐらいだと思います。友達が増えてくると外食も自然と増えてきたり、一緒に旅行に行ったりもするので、自分の使い方次第ではあります。学部の授業で使う教科書は結構お金がかかりますが、レンタルや中古販売もあるのでなるべく節約することをおすすめします。

◆ 帰国してからの就職活動の状況について伺えますか。
o 3月1日から本格的に企業へのエントリーが始まりましたが、実際は2月からインターンシップに参加したり、合同説明会や単独説明会に参加したりしながら、自分に合う企業を探していました。最初は自分がどのような業界や業種に合っているのか全くわからなかったのですが、実際に企業の方からのお話を聞くと魅力的に感じる所やそうでない所がはっきりしてきたので、今はある程度自分の行きたい企業が絞られつつあります。今はエントリーシートの提出や選考前のより詳細な内容の説明会への参加など、ほぼ毎日就活のために移動したり、パソコンに向き合ったりしている毎日です。

◆ 今が忙しい時期ですね。今回の留学は就職活動に活かせそうですか。
o はい。今は昔より留学する人が増えたり、英語ができる人も増えているので「就活で語学力を武器にするのは難しい」と言われていますが、実際は多くの会社がグローバルに発展するために、語学力に富んだ人材を多く求めています。留学経験者が増えたとは言っても、自分の志望する企業に何十人も留学経験者がいるわけではないと思います。そうした状況で「留学をした」というバックグラウンドは、自分と周りを区別するための大きな経験になると思います。エントリーシートによっては留学経験を記入する欄もあるので、そこに記入があるか空白かでは大きな差が生まれると思います。

◆ 今回の留学を通して、自身が成長したな、変わったなと思うことはありますか。
o まず、留学する前よりも自立したと思います。大学に入ってからもずっと実家に住んでいたので、今回初めて親元を長期間離れて、両親の偉大さや「当たり前」の大切さに気づかされました。「当たり前」のことは、実際にその「当たり前」が無くなってみないと気づかないと思うので、日常生活の中の些細なことでも多く気づけたのは成長だと感じています。
また、英語を使う恥ずかしさがなくなりました。僕は外国語学部だったので英語は得意としていたのですが、実際に英語を日常的に使うとなると、羞恥心や経験不足から自信の無さが表れてしまっていました。留学を通して、約1年間英語しか使えない環境で生活し、何より様々な国籍の学生と英語を使って友達になれたことで自信がつきましたし、世界中と繋がることができたと思っています。「自分は世界に飛び立っても通用するんだ」という自信をつけることができるのは、留学でしかできないのではないかと思います。自分の留学経験が存分に発揮できる仕事に就くことが今の目標です。

◆ 力強いお言葉、とても頼もしいですね。最後に、これから鶴岡さんの「後輩」となる学生へメッセージをお願いします!
o 今留学を考えている人、これから留学を控えている人にお伝えしたいのは、たくさん不安はあると思いますが、僕が知っている留学経験者の中でも留学して後悔した人はいないということです。そしてどの留学経験者の話を聞いても、みんなそれぞれの留学の「色」があり、その人にしかできない留学があります。みなさんも留学を考える中で様々な意見やアドバイスをもらっているかもしれませんが、誰かと全く同じ留学生活を送れることはまずないと思います。みなさんには「自分色の留学」、自分にしかできない留学をして、その経験をまたその先に留学を考えている人たちに共有していってほしいと思います。

帰国後インタビュー 03

>>鶴岡 奎也 index
   
Last Updated: 7/2/19